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回想
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昔のことをふっと想いだす瞬間。
花の香り、風の香り、季節の流れの中で。
後悔もある。
懐かしい思い出。
だからこそ、今日を一生懸命に生きよう。
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その20 「洋酒のビン」

父はお酒を飲まない人だったが、お歳暮やお土産で貰った洋酒が、 ワニとともに六畳の和室に飾ってあった。   外国航路の船員だった叔父のお土産だったのだろう、 船の救命浮き輪の形を模した、白い陶器のビンがあった。   直径25センチくらいのドーナツ型で、 かいちゃんには読めない文字が、丸い表面に彫ってあった。 陶器で作ったロープが3か所に掛かっているようにリアルに作ってあり、 天辺にコルクと陶器でできた栓がしてあった。   淡路島に行く船には何度も乗ったこと...

あべゆかり の 回想法ノート | 2017.02.05 Sun 17:55

その19 「イワシのあたま」

節分の日の夕飯のおかずは、たいてい「鰯(イワシ)の焼いたの」だった。 鬼が鰯の匂いを嫌って、家に近づかないからである。   本当は鰯の頭を柊(ヒイラギ)の枝に指して玄関の外に飾るのだ、 でも、ノラ猫が寄って来ると嫌だから玄関には飾らない。 と、焼いたイワシの身を取ってくれながら母が言う。   鬼がやって来るより、ノラ猫が来るほうが困るのか? と考えた”かいちゃん” は、 「鬼はたいして怖いものではない」 という結論に達した。

あべゆかり の 回想法ノート | 2017.02.04 Sat 20:26

その18 豆まき

節分の日は父が会社から急いで帰ってきた。 夕飯のあとで豆まきをするためである。   豆は昼間のうちに母が炒っておいて一升枡(ます)に入れてある。 まず玄関を開けて、外に向かって「鬼はそとー!」 と豆を投げる。 次に家の中に向かって「福はうちー!」 と投げ込む。   かいちゃんはきゃあきゃあ言いながら畳の上の豆を拾う。 姉たちはずっと年上なのできゃあきゃあは言わないが、 拾った分だけ食べられるので熱心に拾っている。   次は勝手口から「福はうちー!」 と来る...

あべゆかり の 回想法ノート | 2017.02.03 Fri 20:18

その17 「雪だるま」

かいちゃんが幼稚園のバラぐみ(年少)の冬、 大阪には珍しく雪が積もった。   大喜びで雪だるまを作ったが、雪の量が少なく、 ベチャ雪だったこともあって、土混じりの茶色い雪だるまになった。 高さもほんの30センチほどである。 母が黒いボタンを二つ、目のところに付けてくれたが、 絵本で見た雪だるまと違う・・・と、かいちゃんは少し悲しかった。   それでもやはり嬉しくて、幼稚園のシスターに見せに行くと、 シスターは喜んで、雪だるまを幼稚園の玄関に飾ってくれた。  ...

あべゆかり の 回想法ノート | 2017.02.01 Wed 22:38

その16 「たき火」

たき火と言っていいかどうか分からないが、庭でよくゴミを焼いた。   一斗缶の下部に3センチ角の穴が開けてあって、 そこから酸素が入るのが重要なのだと、8才上の姉が訳知り顔で言った。   最初は燃えやすい紙を放り込んでいくのだが、 ノートなどはバラして入れないと、なかなか燃えなかった。 火の勢いが強くなると、半分、灰になった紙が舞い上がり、 チリチリと赤い火の粉が舞った。 ミカンの皮は焼き芋のようないい匂いがした。   火ばさみを使うのは姉の特権で、 ...

あべゆかり の 回想法ノート | 2017.01.31 Tue 18:35

その15 「ワニ」

六畳の和室の南側は庭に面した掃き出し窓、東は押入れ、西は壁。 北側は三畳の和室に続く襖(ふすま)と、台所との間の壁。 その壁の天井近く、「ワニの剥製(はくせい)」 が飾ってあった。   ワニは体長1メートルくらいで、顎(あご)は大きくなく、 尻尾は長くて、全身こげ茶色のトゲトゲした皮で覆われていた。   外国航路の船員だった、母の妹の夫君のお土産だったのだろうか。 友だちの家でも見たことがあるので、流行っていたのかもしれない。   大掃除で床に下ろした時など...

あべゆかり の 回想法ノート | 2017.01.30 Mon 21:27

その14 「大寒」

大寒を過ぎた1月も終わりの真夜中、かいちゃんは自宅の四畳半で生まれた。   父は夜勤で不在だったので、近所の人が産婆さんを呼びに行ってくれ、 隣の奥さんは1才の息子を背おって側に付き添い、 ナカヤマさんが父に電話をかけに行ってくれた。   電話はバス通りの炭屋さんにしかなく、寝静まっているのを叩き起こして、 炭一俵を買うからと言って使わせてもらった。   午前3時頃、可愛い女の子(かいちゃんのこと)が無事に生まれ、 会社から帰ってこれた父は、とにかく寒いの...

あべゆかり の 回想法ノート | 2017.01.29 Sun 13:48

その13 「湯たんぽ」

湯たんぽを使った記憶があまりない。 熱湯を使うから危険だし、湯を入れると重いので、 かいちゃんの知らないところで活躍していたのだろう。   「お布団があったまったよー」 と言われて、もぐりこむと、 背中と足先のところがホカホカ温かかったから、 寝る人の布団を順番に温めていたのだろう。   かいちゃんの布団の次は、下の姉、上の姉、父の布団で、 最後は母の布団に入っていたのかもしれない。   朝、洗面器の冷たい水の中に湯たんぽからドボドボとお湯を入れてもらい...

あべゆかり の 回想法ノート | 2017.01.27 Fri 22:25

その12 「かいちゃん」

まわりの大人は「ゆかりちゃん」 と呼んでいたと思うのだが、 「ゆ」の音が聞き取れなかったのか、発音できなかったのか、 幼稚園に入るまで自分のことを「かいちゃん」 と呼んでいた。   回らない舌で「かいちゃん」 と言うのが、いかにも可愛かったのであろう。 まわりの大人も「かいちゃん」 と呼ぶようになったため、 まちがっていることに気付くのが遅れた。   幼稚園に入るために「ひらがな」 を覚え、 担任の”よしざきせんせい”に 「ゆかりちゃん」 と呼ばれるようになっ...

あべゆかり の 回想法ノート | 2017.01.26 Thu 22:18

その11 「ふとんの中」

冬の朝、目がさめるとすぐに、 枕元に置いてある下着や服をふとんの中にひっぱり込む。 冷え切った服をおなかのあたりに抱えてじっとしていると、 そのうちにホコホコとあったまってくる。   シャツに頭をつっこんで、首のところに待機させておき、 パジャマの前ボタンをはずして脱ぐと同時に、袖に手を通す。 向きを考えておかないと、なかなか手が通らず、シャツが冷めてしまう。   パジャマのズボンをウゴウゴと脱ぎ、タイツを履く。 これもヘタをすると後ろ前(うしろまえ)が反対に...

あべゆかり の 回想法ノート | 2017.01.23 Mon 21:51

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