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自分の理解できない本を読もうとすると眠くなる。若い頃、読みかけては睡魔に襲われた本がハイデッガーの『存在と時間』、書いてあることがまったく理解できないのである。 理解できない本には二種類あって、一つは、執筆動機はわかるが内容が理解できない本。航空機を設計するための技術書は、私の学力では理解できないけれども著者の意図はわかる。もう一つは、この本は何のために書かれたのかと不思議に思う本である。『存在と時間』は後者の典型であった。 それから三十年が過ぎたある日、哲学の教授と...
受験生のための探究学習講座 | 2018.01.08 Mon 08:47
古代中国の貴族の教養は琴棋(きんき)書画(しょが)であった。日本もこれに倣(なら)い、日光東照宮の陽明門に「君主の四芸」の彫刻がある。琴棋書画は学校教育に受け継がれて、音楽・書道・美術になったが、棋(囲碁)は消えて代わりに体育が入った。西洋の学校教育に囲碁はなく体育があったかららしい。欧州の支配階級は身体を鍛えたが、中国では知性による国家統治が理想とされ、上流階級は囲碁という知的スポーツを楽しんだのである。 音楽・美術・書道・体育という趣味系の教科に対し、国語・数学・理科・社会・英語は...
受験生のための探究学習講座 | 2018.01.08 Mon 08:31
一昔前、卒業式の式歌は「仰げば尊し」と決まっていたが、近年は「贈る言葉」や「旅立ちの日に」が増えているようだ。 学年主任をしていたとき、「仰げば尊し」を式歌にしようと思い立ち、歌詞や歌い方を調べてみたことがある。この曲は三コーラスで、一番は卒業生の師への感謝、二番は師の卒業生への説諭、三番で学校生活を振り返り「今こそ分かれ目いざさらば」で終わる。一番は卒業生、二番は教師、三番は両者で歌う構成になっているのである。生徒に尋ねてみると、ある中学校一校だけがそのように歌っていた。 &nb...
受験生のための探究学習講座 | 2018.01.08 Mon 08:16
久しぶりに面白い本を読んだ。書名は「大学教育の変貌を考える」 塾や予備校は学校よりも有効に機能する。保護者や生徒はそれを本能的に知っているから学校より塾や予備校を頼りにする。その理由を理論的につきつめたのが、本書の第四章「褒める教育と叱る教育のパラドックス」である。 学園ドラマでは「金八先生」も「GTO」も教室外で先生が活躍する。教師の本務は授業であるにもかかわらず、彼らは授業をしない。教師の多数派は、教師の本務は授業を受けたい生徒に授業で学力をつけることだと思ってい...
受験生のための探究学習講座 | 2018.01.08 Mon 08:02
JUGEMテーマ:幼児教育 JUGEMテーマ:中学受験 JUGEMテーマ:受験生 JUGEMテーマ:高校受験 JUGEMテーマ:大学受験 「盗人にも三分の理」 「悪事をはたらくにも相応の理屈はある」という意味のことわざになります。泥棒が盗みをするのにも、それなりの理由があるというのです。言いかえれば、どんなことにでも理屈をつけようと思えばつけられるということになります。 ちなみに「三分」というのはどの程度の割合になるのかお分かりでしょうか?割合を表す言葉として「...
文の会ブログ | 2018.01.07 Sun 23:08
文学部の学生だった頃、教室には行かず図書館で好きな本を読んでいた。それでも「就職が決まったのなら卒業させてあげた方が世の中のためでしょう」と卒業を認めてくれた。良い時代だった。「母校に足を踏み入れることはありません」と誓い、高校では政治経済を主に担当、今年三月で宮仕えから解放される。 国公立の大学や高校に勤める友人も一斉に退職する。これを機会に母校の教授になった級友の退官記念講演を皆で聴こうという提案があり、打ち合わせのために卒業後初めて大学に出かけた。学園紛争でボロボロになって...
受験生のための探究学習講座 | 2018.01.03 Wed 20:35
元禄時代、平和と繁栄が続き、武士の社会では財政や統治に秀でた文官が重みを増した。武士の本務であったはずの武官は閑職になりつつあった。武官筆頭の城代家老、大石内蔵助も暇であったらしく昼行灯と呼ばれていた。 しかし、江戸城での刃傷事件と浅野内匠頭への一方的な処分により赤穂藩は戦時モードに突入する。戦国時代までの日本社会は自力救済を肯定していた。権力者は「けんか両成敗」などの法規や儒学によって統制を強めようとしていたが、人々の心の奥には自力救済の記憶が潜んでいた。 けんか両...
受験生のための探究学習講座 | 2018.01.03 Wed 20:23
「うさぎ追いしかの山」のふるさとと「夕やけ小やけ」のあかとんぼは、大正時代に作られた。二つの曲は続けて歌われることが多いが、本来はまったく別の趣旨を持っていた。都会から故郷を思い出すことは共通している。しかし、ふるさとが「いつの日にか帰らん」未来の目標であるのに対して、あかとんぼは「まぼろし」のような過去の記憶である。 大正時代、出生率が高いまま子供の死亡率が低下した結果、農村は余剰人口を抱えた。農家の次男三男は村を出ざるを得なかった。多くは商工業が成長していた東京や大阪へ向かい...
受験生のための探究学習講座 | 2018.01.03 Wed 20:17
4割の大学での定員割れ・・・ 少子化が進む日本での 「大学の2018年問題」 は深刻なようですね。 特に今年の2018年での 予測では大学進学者が 減少なようですので 生き残りをかけ 大学間の統廃合や学生の確保も 熾烈になっていくでしょう・・・ ⇒ キッズダンス ⇒ 常識はずれの大資産家 ⇒ ユニットバスの排水溝でのつまり JUGEMテーマ:大学受験
人生谷だらけ | 2018.01.03 Wed 19:21
大学入試問題集(有料)購入ガイド大学等一覧 2019年度受験用|大学入試問題集等一覧(1)|センター試験・北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・神奈川 2019年度受験用|大学入試問題集等一覧(2)|東京都 2019年度受験用|大学入試問題集等一覧(3)|愛知・静岡・新潟・富山・石川・福井・山梨・長野・岐阜・三重・滋賀・京都・兵庫・奈良・和歌山 2019年度受験用|大学入試問題集等一覧(4)|大阪・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・...
さーっと見発見伝(本館) | 2018.01.02 Tue 11:39
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