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1977年のソウル名盤 Eddie Holman / A Night to Remember 雨が好きだ。一日中傘マークが綺麗に並んでいる、そんなウェザーリポートもおつなものだ。 雨を部屋の中のカーテンのあいだから眺めるのが好きだ。だが時に外を歩き雨に打たれるのも、またおつなものだ。 山下達郎にもカバーされていたエディ・ホールマンはファルセット系ソウル・シンガーの代表的な存在だが、『A Night to Remember』は彼が何度かの低迷後1977年、サルソウルで最高のスタッフを結集し制作した、フィリ...
リョウイヌカミのミュージック・トリップ・アドバイザー | 2014.10.05 Sun 21:09
兄弟、喧嘩はやめれ 史上最高のソウル・アルバムをひとつ挙げるなら今日はこの作品だ。 1978年のアル・ジョンソンの伝説のデビュー・アルバム『Peaceful』はまさにまんまジャケとタイトル通りの、究極に美しく、スイートでそしてグルーヴィイな作品だ。マーヴィン・ゲイ、ダニー・ハサウェイといった方々に通じるニューソウル感の、胸に迫るせつなさとセクシーさ、そこにディスコ的なダンサンブルな要素もあり、しかも歌唱、曲、アレンジ、サウンド、すべて最高。エレガントなストリングスにファットなド...
リョウイヌカミのミュージック・トリップ・アドバイザー | 2014.10.04 Sat 13:17
10月1日 今日も波をおいかける いつもながら思うのはキムチのような発酵食品は「どこからが腐っていることになるのか」、ということだ。芳醇な旨味の香りが腐敗臭に変わる時?そのボーダーは「夏の終わりは誰が決める?」というテーマに似ている。 芳醇な香りの70年代ものといえば、近年ブームの復刻CDシリーズは各社とも大ネタに加え、見た事もなかったような迷盤珍盤があって面白い。 先月も世界初CD化音源がざくざくとリリースされている。2014年デジタルリマスタリングで...
リョウイヌカミのミュージック・トリップ・アドバイザー | 2014.10.01 Wed 15:49
警視K 1970年代の日本のドラマ、映画のヒリヒリした映像が好きだ。ストーリーにしても単語にしても現代では不適切表現が多いのがたまらない。刑事ドラマひとつとっても映像作りは実験的だし設定はいちいち冒険的であったりと何かと素敵だ。もち生演奏のサントラ音楽の素晴らしさは言うまでもない。 そして当時のドラマの中でも「伝説」と言われる伝説のドラマ『警視K』がDVD化。あの有吉とマツコにさんざん突っ込まれる番組でも取り上げられるなど、再評価の嵐の中のDVD化だ。 こ...
リョウイヌカミのミュージック・トリップ・アドバイザー | 2014.09.30 Tue 12:21
タフに生きろ 松田優作の探偵物語を見る。連続して27話を見る。そしてまたはじめから見る。言わずもがなの大ネタだが失われた70年代の六本木や横浜に触れるにはこれがいい。街の日差しや埠頭の風やらが生傷にしみてたまらない か、い、か、ん、だ。そのコスチューム、コンセプトだけが誰もが知る都市伝説と化した幻の作品のようだがDVDになっているので時を越えて工藤ちゃんのその姿を確認するのも容易だ。 70年代のドラマも数あるが70年代らしいえぐかっこよさと現在も全く色あせない...
リョウイヌカミのミュージック・トリップ・アドバイザー | 2014.09.25 Thu 14:25
もう一度Again ナンバーワン人曲:「LET'S DO IT AGAIN」 The Staple Singersは70年代前半には「リスペクト・ユアセルフ」というメッセージとともに社会を明るくした、スタックスのファミリー・グルウプだったがその後1975年カートムからリリースの「LET'S DO IT AGAIN」はカーティス・メイフィールド作の究極のスイート・ソウル・ミュージックの名曲中の名曲だ。 完全なるカーティス・ワールドの、愛のサンクチュアリイで歌うステイプルの娘たち。ワウ・ワウ・ギターのカッティングの煌めき、ベイス・...
リョウイヌカミのミュージック・トリップ・アドバイザー | 2014.09.20 Sat 21:28
日曜フリーソウル:クレイジーケンバンド フリーソウル・シリーズもここに極まれり、の究極のフリーソウル。待望のフリーソウル・クレイジーケンバンド。しかも2枚組のボリュームでメロウでグルーヴィイなCKBが駆け抜けていく。 ディスク1は「タオル」にはじまり、夏の風を感じるメロウなソウルが続く。アダルトでラグジュアリイイな、とろけそうな名曲群だ。「7時77分」〜「37℃」〜「空っぽの街角」〜と、渋いぃソウルなカッティングのきらめきが続き至福の白昼夢を誘う。 盆をさけた季節外れの夏休みに...
リョウイヌカミのミュージック・トリップ・アドバイザー | 2014.09.14 Sun 21:56
週末は「旅に出てくるよ、じゃあな」と言って家でロードムービーを見ている夏。 ベルリン国際映画祭で銀熊賞をアレした映画「セルフィッシュ・サマー」。 キャンプ、森、野外料理、そして青春・・の静かな傑作だ。 ロード・ムービーと聞いていたが旅〜移動感はほとんどなく森の中の林道のある夏を舞台にしたワン・シュチュエイション・コメディとも言える。 言っている事はアホだがミニマルな映像作りがたしかにむしろヨーロッパ的で落ち着く。(2011年のアイスランドの映画のリメイクらしい。...
リョウイヌカミのミュージック・トリップ・アドバイザー | 2014.09.10 Wed 18:10
窓際の天然生活者 9月 窓際キワキワに一杯張り出し伸び盛ったトマトは黄色い花をつけ始めたところで突然フリーズして一切の成長を止めてしまった。狭い土地にたくさん株を植えすぎただろうか。原因はわからないが、思い切って間引きをし何本かは伐り、なんとか栄養が届いて実が成るようにと残ったやつらにも大胆なわき芽摘みを施してみたが全く変化がなかった。 あれから一ヶ月、ずいぶんと涼しくなった。このまま枯れていくのだろうかと思っていたが、窓辺の西側に触手を伸ばしていったやつら...
リョウイヌカミのミュージック・トリップ・アドバイザー | 2014.09.08 Mon 17:06
日曜フリーソウル :フリーソウル和田アキ子 ソウル音楽ではなくとも、ロックやフォーク、あらゆる音楽の中にあるソウル的メロウ・グルーブをディグって魅せてくれる、そんなフリーソウル魂というべき感覚が好きだ。 もちろん70’S歌謡曲も大いにフリーソウル要素が溢れている。 R&B歌謡の女王、和田アキ子編は実はピチカート・ファイヴの小西先生がじっくり選曲したコンピに本家の許可を得て「フリーソウル」という名前とデザインを借りてきた、という変則モノ。だがさすがドン小西...
リョウイヌカミのミュージック・トリップ・アドバイザー | 2014.09.07 Sun 15:11
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