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JUGEMテーマ:オペラ 最近になって、突然にオペラをこよなく愛するようになった。 これまでの人生の中で何度もオペラを観る機会に恵まれながら、 それを穿って来たっていうのに。 私にとってオペラっていうのは序曲がすべてで、その内容に惹かれたことなんてなかった。 「だって、話の筋がくだらくない? あと、日本人が好きっていうアリアは軒並み受け付けない」。 そうずっと思っていたのに、ある日それが変わってしまった。その理由はこの人にあって、 ...
起臥のならいにオペラがあれば | 2019.05.24 Fri 19:16
今日はモーツァルトの「フィガロの結婚」を映像で鑑賞しました。デイヴィッド・マクヴィカーの演出、アントニオ・パッパーノ指揮ロイヤル・オペラによる演奏、2006年2月13日、17日の演奏です。 序曲からパッパーノの指揮はヴィブラートを抑え、古楽器的な趣で快速に飛ばしていきます。第1幕以降も、アリアでもスピード感があるため、「歌劇」というより「音楽をともなった演劇」を観ている感が強くなります。 序曲からパントマイムでストーリーを展開するなど、この演劇的な要素はマクヴィカーの演出にも...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.05.19 Sun 13:10
今日はリヒャルト・シュトラウスの「ばらの騎士」を映像で鑑賞しました。ナサニエル・メリルの演出、エド・デ・ワールト指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2010年1月9日の収録です。 METのHDでは「ばらの騎士」がこれまで2回放映されています。最初が2010年のメリルの演出、2回目が2017年のロバート・カーセンの演出によるものです。ともに元帥夫人はルネイ・フレミングですが、最初の他の配役がスーザン・グラハム、クリスティーネ・シェーファーということもあり、よりMET的(エンターテイメント的)な美しさがあ...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.05.18 Sat 15:45
今日はオッフェンバックの「ホフマン物語」を映像で鑑賞しました。バートレット・シャーの演出、イーヴ・アベル指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2015年1月31日の収録です。 メトのHDでは、同じくシャーの演出にて2009年の名演がありました。ケイト・リンジーの魅力を伝えた映像として忘れがたいものとなっています。(もう10年近く経つのですね!)それから6年後の再演でも、ニクラウス/ミューズはリンジーが演じています。 今回2009年の映像をあらためて鑑賞はしていませんが、この演出の興味深い視...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.05.12 Sun 19:15
今日はワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を映像で鑑賞しました。ステファン・ヘアハイムの演出、ダニエレ・ガッティ指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団による演奏、2013年8月ザルツブルク音楽祭での収録です。 近年カラフルでポップな演出が多いように思えます。さらに、趣向を凝らした上で、最後の最後に「オチ」が用意されていることもあります。リセウでの「ラ・チェネレントラ」(2008年収録)などその好例でしょう。そして、この「マイスタージンガー」は、これまで観てきた映像の中で、その...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.05.11 Sat 20:40
今日はワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」を映像で鑑賞しました。ニコラウス・レーンホフの演出、イルジ・ビエロフラーヴェク指揮ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団による演奏、2007年8月1日、6日グラインドボーンでの収録です。 2003年、グラインドボーン初のワーグナー作品として「トリスタン」が取り上げられ、その再演が収録されたディスクとのことです。グラインドボーン音楽祭創始者のジョン・クリスティ(1882-1962)はワーグナー作品の愛好家であったそうですから、クリスティ家にとっても特別な公演で...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.05.06 Mon 20:35
今日はプッチーニの「ラ・ボエーム」を映像で鑑賞しました。ジョン・コープリーの演出、アンドリス・ネルソンス指揮ロイヤル・オペラによる演奏、2009年12月19日ならびに21日の収録です。 METの「ラ・ボエーム」ならばフランコ・ゼフィレッリ、コヴェントガーデンならばジョン・コープリーと言っても差し支えないでしょう。コヴェントガーデンでは、1974年以来この伝統的な舞台が愛されているようです。 コトルバシュ、シコフ、アレンといった歌手陣を擁して1982年2月に収録された映像もありますが、この...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.05.05 Sun 20:20
今日はヴェルディの「ラ・トラヴィアータ」を映像で鑑賞しました。トム・ケアンズの演出、サー・マーク・エルダー指揮ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団による演奏、2014年8月5日グラインドボーンでの収録です。 ヴェネラ・ギマディエーヴァの見栄えのするヴィオレッタ、マイケル・ファビアーノの愚鈍なアルフレード、タシス・クリストヤニスの高慢なジェルモン(第3幕ではうって変わって善人)と巧みな役者が揃っています。エルダーの実直な指揮ぶりとあわせて、この作品の今日の規範的な演奏と言えるでしょうか。...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.05.04 Sat 18:45
今日はロッシーニの「湖上の美人」を映像で鑑賞しました。ポール・カランの演出、ミケーレ・マリオッティ指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2015年3月14日の収録です。 この作品について、「20世紀の復活上演が、1983年ペーザロ・ロッシーニ音楽祭で行われた」という記述を見かけますが、正しくは1958年フィレンツェ五月音楽祭ではないでしょうか。私は未聴ですが、指揮はセラフィンと記憶しています。私が鑑賞したもので最も古い録音となると、シュターデ、ホーン、ブレークを擁したシモーネ指揮ヒューストン・グラ...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.05.03 Fri 12:00
今日はベートーヴェンの「フィデリオ」を映像で鑑賞しました。デボラ・ウォーナーの演出、ダニエル・バレンボイム指揮ミラノ・スカラ座による演奏、2014年12月7日の収録です。 これは2014/15年の開幕公演であるため、冒頭にイタリア国歌が演奏されています。また、これはバレンボイムの芸術監督しての最後の公演でもありました。そのためか、観客からも盛大な歓声で迎えられています。 さて、この「フィデリオ」ですが、まず序曲にレオノーレ序曲第2番が用いられています。第2番といってもベートーヴェン...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.05.02 Thu 12:55
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