[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
今日はプッチーニの「トスカ」を映像で鑑賞しました。リュック・ボンディの演出、ジョセフ・コラネリ指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2009年9月21日の収録です。 METライブビューイング、やはり「トスカ」は人気演目なのでしょう、これまで3回プログラムに組まれています。今回鑑賞した2009年(マッティラ、アルバレス、ギャグニッザ)、2013年(ラセット、アラーニャ、ギャグニッザ)、そして2018年(ヨンチェヴァ、グリゴーロ、ルチッチ)となります。 他の作品の放映を見渡すと、3回を超えるもの...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.09.23 Mon 21:40
今日はプッチーニの「ラ・ボエーム」を映像で鑑賞しました。フランコ・ゼフィレッリの演出、ニコラ・ルイゾッティ指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2008年4月5日の収録です。 今年6月15日に96歳で亡くなったゼフィレッリ。緻密にして豪華絢爛な舞台で名を馳せましたが、ことに「ラ・ボエーム」は人気演目であり、片手では収まりきれないほどの映像が遺されています。 そのような中にあって、この2008年のMET盤は、ことに私のお気に入りとなっています。映像は良いですし、歌手陣も万全と思えるからで...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.09.22 Sun 09:25
今日はプッチーニの「マノン・レスコー」を映像で鑑賞しました。リチャード・エアの演出、ファビオ・ルイージ指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2016年3月5日の収録です。 エアということで、伝統的な演出を想像していました。演出そのものはオーソドックスと言えるでしょうが、舞台設定については一捻りしてありました。原作は18世紀末ですが、1941年ドイツ占領下のフランスという設定となっていました。 第2幕でクリスティーヌ・オポライス演じるマノンの着ているガウンに和風の絵が描かれているのも...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.09.21 Sat 09:35
今日はロッシーニの「タンクレディ」を映像で鑑賞しました。ピエール・ルイジ・ピッツィの演出、ジャンルイジ・ジェルメッティ指揮シュトゥットガルト放送交響楽団による演奏、1992年の収録です。 「タンクレディ」には悲劇的に終わるフェラーラ版とハッピーエンドのヴェネツィア版の二種がありますが、これは前者の演奏となっています。これは素晴らしいエンディングであり、大げさに言えば「トリスタンとイゾルデ」を彷彿させるような厳粛な趣があります。 ところが、アンコールとしてジェルメッティの紹...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.09.15 Sun 11:55
今日はロッシーニの「アルジェのイタリア女」を映像で鑑賞しました。モーシュ・ライザーとパトリス・コーリエの演出、ジャン・クリストフ・スピノジ指揮アンサンブル・マテウスによる演奏、2018年8月14、16、19日、ザルツブルクでの収録です。 冒頭、指揮者答礼の拍手が終わらないうちにアルジェの港町の音と声が聞こえてきます。そして、序曲が始まるとムスタファとエルヴィーラの滑稽な営みが演じられ、エルヴィーラはヤケ食いさえしています。 このように冒頭から風刺が効いた演出となっていますが、タ...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.09.14 Sat 09:35
今日はスメタナの「売られた花嫁」を映像で鑑賞しました。ジョン・デクスターの演出、ジェームズ・レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、1978年11月21日の収録です。 レヴァインらしい陽気な指向性が見事に合致した演奏であり、テレサ・ストラータス、ニコライ・ゲッダ、マルッティ・タルヴェラ、そしてジョン・ヴィッカースといった名歌手とともに愉しい舞台となっています。 それにしても、なんと豪華な歌手陣でしょう!タルヴェラとヴィッカースとなれば、もっと重厚な作品に素晴らしい歌唱...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.09.08 Sun 08:50
今日はボロディンの「イーゴリ公」を映像で鑑賞しました。ディミトリ・チェルニアコフの演出、ジャナンドレア・ノセダ指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2014年3月1日の収録です。 冒頭の解説で、ドナルド・キーンが「不思議なイーゴリ公」と評していましたが、鑑賞してみると、METライブビューイング史上、最も難解な放映と思えました。レヴァイン指揮による「トリスタン」と双璧を成します。(いずれも映像を駆使した演出であることは偶然でしょうか。) 序曲はなく第1幕となり、全体的に暗く思い雰...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.09.07 Sat 18:10
今日はワーグナーの「ワルキューレ」を映像で鑑賞しました。ギー・カシアスの演出、ダニエル・バレンボイム指揮ミラノ・スカラ座による演奏、2010年12月7日の収録です。 バレンボイム2回目となる「ニーベルングの指環」の収録は、3年かけて行ったためでしょうか、バイロイトの際と異なり、主たる歌手陣が作品によって異なってきます。「リング」としての統一感はバイロイトに一日の長があるとしても、スカラ座盤は単独作品としても充実感があるように思えます。多分に、バレンボイムの円熟が加わってのことでしょう。 ...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.09.01 Sun 11:40
今日はワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を映像で鑑賞しました。ニコラウス・レーンホフの演出、フランツ・ウェルザー-メスト指揮チューリッヒ歌劇場による演奏、2004年6月の収録です。 レーンホフの演出が細部まで行き届いている印象があり、ことにミヒャエル・フォレによるベックメッサーの歌唱と演技は特筆すべきでしょう。なお、第3幕での「目覚めよ!」では、ベックメッサーも一緒に歌っていることは珍しい演出となるでしょうか。 なお、第2幕での演出では、青に染まった舞台奥に...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.08.31 Sat 08:20
今日はリヒャルト・シュトラウスの「アラベラ」を映像で鑑賞しました。スヴェン・エリック・ベヒトルフの演出、コーネリウス・マイスター指揮ウィーン国立歌劇場による演奏、2016年の収録です。 これは、過日鑑賞したウェルザー-メスト指揮によるものと全く同一の演出であり、その4年後の収録となります。4年が経過したからでしょうか、より練れた演奏となっていました。 歌手陣もトマシュ・コニェチュニ(マンドリーカ)とヴォルフガング・バンクル(ヴァルトナー伯爵)が前回からの続投であり、演技にさら...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.08.25 Sun 23:05
全840件中 101 - 110 件表示 (11/84 ページ)