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今日はワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」を映像で鑑賞しました。ゲッツ・フリードリヒの演出、イルジー・コウト指揮ベルリン・ドイツ・オペラによる演奏、1993年9月29日NHKホールでの収録です。 ホールゆえのこともあるのでしょうが、全体的に響が乾いており、歌手の実力が曝け出される演奏となっています。 第1幕媚薬を飲む前のコロとジョーンズの駆け引きは鬼気迫るものがあります。それゆえに、第2幕のカットは残念に思えました。 また、ロイドの風貌に寛容さと上品な貫禄が備わって...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.06.22 Sat 14:15
今日はワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」第2幕を映像で鑑賞しました。クラウディオ・アッバード指揮ルツェルン祝祭管弦楽団による演奏、2004年8月13日ルツェルンのコンサートホールでの収録です。 演奏会形式とはいっても、歌手陣は譜面なしの暗譜ですし、照明効果やある程度の演技もあります。 女声陣は美声であるものの、線が細いような気もします。ただし、そこがアッバードの狙いかもしれません。それに対し、オーケストラは「凄すぎ」という感もあります。ことに、マルケ王登場時の弦楽器群は圧...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.06.21 Fri 22:25
今日はリヒャルト・シュトラウスの「アラベラ」を映像で鑑賞しました。スヴェン・エリック・ベヒトルフの演出、フランツ・ウェルザー-メスト指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団による演奏、2012年5月6&9日ウィーン国立歌劇場での収録です。 随所に巧みな演出があります。例えば、第3幕でヴァルトナーが決闘を申し込むのは、マッテオなのです。それをマンドリーカが止めるという演出は、原作ファンからすれば「あざとい」「読み替えも甚だしい」となるのかもしれませんが、これもまた説得力があります。 ...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.06.19 Wed 21:45
今日はリヒャルト・シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」を映像で鑑賞しました。ギュンター・レンネルトの演出、カール・ベーム指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団による演奏、1965年8月21日ザルツブルク音楽祭での収録です。 すごいものを観てしまいました。ため息が出るほど美しい!何が素晴らしいって、ヴァイオリンです!ベームがタクトを上げる前から、楽器を構える準備をし、指揮棒が振りおろされてからは楽団員を見守る若きコンサートマスター。ヴァイオリンが奏でられるや、高貴で優雅な響が高みに舞う...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.06.15 Sat 15:30
今日はヴェルディの「ファルスタッフ」を映像で鑑賞しました。ロバート・カーセンの演出、ジェームズ・レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2013年12月14日の収録です。 冒頭は「ファルスタッフ」にしては分厚すぎるサウンドとなっていますが、やはりレヴァインの指揮であると巧いと思わせます。レヴァイン復帰の緊張感も窺えます。ただし、第3幕では分離が悪いような気もしました。歌手陣も充実していますが、全体としては1992年の旧盤の魅力には及ぼなかったかもしれません。(殊に重唱となると、この新盤...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.06.09 Sun 14:40
今日はヴェルディの「オテロ」を映像で鑑賞しました。バートレット・シャーの演出、ヤニック・ネゼ-セガン指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2015年10月17日の収録です。 メトロポリタン歌劇場におけるシャーの演出はどれも素敵なものばかりです。また、シャーとなれば、マイケル・イーガン(装置)とキャサリン・ズーバー(衣裳)といった布陣にも安心感さえ抱くようになりました。元来オペラ畑の演出家ではありませんが(かつ、本人が言っているように「もともとオペラゴーアーではなかった」そうです)、それゆえ...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.06.08 Sat 19:45
JUGEMテーマ:オペラ 1か月切りました!!(^^)/ 6月30日(日)オペラ歌手飯田裕之のお笑いバトル! いえ、もとへ。。。 トークと歌で飽きさせない魅力炸裂コンサート!! 第2弾、是非ご来場ください。(^^)/ 2019年6月30日(日)15時開演 飯田裕之(バリトンオペラ歌手) 会場:風の丘HALL チケット:一般自由席5000円 指定席5500円 学生2500円(25歳以下) ★ファンサポ:1000円引き https://tsuku2.jp/events/eventsDetail.php?...
風の丘ひとりごと | 2019.06.04 Tue 00:38
今日はヴェルディの「マクベス」を映像で鑑賞しました。エイドリアン・ノーブルの演出、ファビオ・ルイージ指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2014年10月11日の収録です。 METHDの「マクベス」となると、2008年のレヴァイン指揮によるものが衝撃的な印象を残しました。それまでMETのオーケストラには、オペラには合っても大味と感じることが多々ありました。ところが、その「マクベス」では、前奏曲を聞いた瞬間から、ヴィルティオーゾオーケストラの仲間入りをしたと思えたのです。それは同時に、初めてレヴァイン...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.06.02 Sun 16:50
今日はロッシーニの「ラ・チェネレントラ」を映像で鑑賞しました。サー・ピーター・ホールの演出、ウラディミール・ユロフスキ指揮ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団による演奏、2005年6月2、4日グラインドボーンでの収録です。 ピーター・ホールの演出となると、極めて伝統的なものとなります。写実的とでも言えば良いのでしょうか。しかし、それゆえに、妙に生々しい話に見えてしまいます。つまり、夢のお伽噺というよりは、現実がワイドショーで曝け出されているような趣です。 例えば、ドン・マニ...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.06.01 Sat 17:50
酷暑の5月下旬、みなさま、お元気ですか。 こんな急にアツくなると、心配です。 運動会が無事終わってくれることを祈りますね。 さて、外の暑さに比べ、風の丘HALLは、鉄筋コンクリート造のため、 まだひんやり涼しい室内の中。サポートの皆様とともに 2019年度の総会を5月25日に開催しました。 来年20周年を迎えるTRIADE(風の丘HALL)ですが 今年は、その新しい10年へ向けた世代交代、 つぎの時代へ送ることを目標に掲げて行くことになりました。 そこで、名称も改め今年より 風の丘TRIADEサポートメンバーシィプ ...
風の丘ひとりごと | 2019.05.27 Mon 19:20
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