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今日はリヒャルト・シュトラウスの「アラベラ」を映像で鑑賞しました。スヴェン・エリック・ベヒトルフの演出、コーネリウス・マイスター指揮ウィーン国立歌劇場による演奏、2016年の収録です。 これは、過日鑑賞したウェルザー-メスト指揮によるものと全く同一の演出であり、その4年後の収録となります。4年が経過したからでしょうか、より練れた演奏となっていました。 歌手陣もトマシュ・コニェチュニ(マンドリーカ)とヴォルフガング・バンクル(ヴァルトナー伯爵)が前回からの続投であり、演技にさら...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.08.25 Sun 23:05
さてさて、、、トスカですよ「トスカ」!!!(^O^) まだ DM告知を送る前、[ぶらあぼ] 広告載せる前、の 「今」が 申込み 時 ですよ〜〜〜〜!! もう10年以上前から惚れていた けど、 なかなかご縁が無かった 小林厚子さんへ 念願かない トスカをお願いできました!!!! 祝祝!祝!祝!祝!祝!祝! ここに、 なんと、あの めちゃ 色気のある歌を聴かせてくれる カヴァラドッシ、所谷直生さんです〜〜〜〜〜!!!! そしてそこに、、今のりにのっているバリトン飯田裕之さん のスカルピア!!! この...
風の丘ひとりごと | 2019.08.24 Sat 09:53
今日はリヒャルト・シュトラウスの「エレクトラ」を映像で鑑賞しました。パトリス・シェローの演出、エサ-ペッカ・サロネン指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2016年4月30日の収録です。 指揮者登場の拍手はなく、幕が開いたままの舞台では箒で掃く音が続きます。なかなか衝撃的な冒頭が始まりません。なんと緊張を強いられるのでしょう。 サロネンの指揮は近代の古典といった趣であり、透明感さえ感じられます。これはサロネンが作曲家でもあることが、そのようなアプローチになっているのかもしれま...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.08.23 Fri 22:10
今日はグノーの「ファウスト」を映像で鑑賞しました。デス・マッカナフの演出、ヤニック・ネゼ-セガン指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2011年12月10日の収録です。 カーテンコールでは演出家のマッカナフに対して、”Bravo”と”Boo”が入り混じっていました。私としては、これを上演し、かつライブビューイングとして世界に配信したMETに喝采を送ります。 冒頭で、スクリーンには原爆ドームが映し出されます。そして、初老のファウストがハンカチで口を押さえながら登場し、ス...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.08.18 Sun 16:35
今日はグノーの「ロメオとジュリエット」を映像で鑑賞しました。バートレット・シャーの演出、ジャナンドレア・ノセダ指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2017年1月21日の収録です。 METでのシャー演出ですから、衣裳はキャサリン・ズーバー、美術はマイケル・ヤーガンとなります。(このトリオではない、シャーの演出はあったでしょうか。記憶がありません。)ただし、ここではこのトリオ特有のポップな舞台とはなっていません。過日鑑賞した「オテロ」と同様です。 ただし、赤色の使い方が特徴的であ...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.08.17 Sat 09:15
今日はリムスキー-コルサコフの「皇帝の花嫁」を映像で鑑賞しました。ユリヤ・ペヴズネルの演出、トゥガン・ソヒエフ指揮ボリショイ劇場による演奏、2018年11月13、15日の収録です。 指揮者のソヒエフについては、これまであまり馴染みがありませんでした。ところが、今年になってこの「皇帝の花嫁」、そしてベルリンフィルの風物詩であるワルトビューネに登場と、その活躍ぶりが目を引くようになりました。 さて、この作品はコルサコフが、ワーグナー楽劇に対するアンチテーゼとして、"cantilena pa...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.08.14 Wed 22:15
今日はボロディン「イーゴリ公」を映像で鑑賞しました。ユーリ・リュビーモフの演出、ワシーリ・シナイスキー指揮ボリショイ劇場による演奏、2013年6月16日の収録です。 さすが本場もの、骨太な演奏を聞くことができます。しかし、今世紀となって国際化が進んでいるのでしょうか。洗練され無骨さはなくなっているように聞こえました。 歌手陣では、コンチャク汗のワレリー・ギリマノフ、ヤロスラーヴナのエレナ・ポポフスカヤがことに印象的でした。 ボリショイ劇場によるバレエは素晴らしい...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.08.10 Sat 09:55
今日はドニゼッティの「ドン・パスクワーレ」を映像で鑑賞しました。オットー・シェンクの演出、ジェームズ・レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2010年11月13日の収録です。 オットー・シェンクらしい舞台となっています。伝統的であり古風でもあります。ただし、ノリーナがうつ伏せになって本を読みながら、片足でもう片方の足を掻く、指を舐めて本の頁をめくるといった所作は、現代だからこそ受けるものでしょう。 さて、歌手陣はノリーナにアンナ・ネトレプコ、エルネストにマシュー・ポ...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.08.04 Sun 09:05
JUGEMテーマ:オペラ いよいよ『カルメン』について考える夜が3夜も続いてしまいました。 「どれだけ好きなんだ?」って、そんな逡巡など重ねるだに無駄なことです。 そうだとて、誰しも人間は自身の欲望に抗い切れぬもの。どんな凡人とて同じこと。 どうやらこの3夜の間に、彼女にすっかり当てられてしまったようだ。 今夜考えてみたいのは"Seguidella(セギディリャ)"について。 この歌は第一幕で歌われ、作中の重要な転機となる場面。 ...
起臥のならいにオペラがあれば | 2019.08.04 Sun 00:19
今日はドニゼッティの「愛の妙薬」を映像で鑑賞しました。バートレット・シャーの演出、マウリツィオ・ベニーニ指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2012年10月13日の収録です。 METのHDでは、最も楽しみしている演出家がシャー、最も安心できる指揮者がベニーニとなりますので、この黄金コンビに、ネトレプコ、ポレンザーニ、クヴィエチェン、マエストリと役者が揃えば、否が応でも期待は高まります。その期待に充分に応えてくれる愉しい舞台となっていました。 ネトレプコはアディーナとしてはダーク...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.08.03 Sat 13:10
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