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今日はヴェルディの「ドン・カルロ」を映像で鑑賞しました。ヘルベルト・フォン・カラヤンの演出ならびに指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団による演奏、1986年ザルツブルク音楽祭での収録です。 「ドン・カルロ」は5幕版、所謂「モデナ版」を好んでいますが、4幕版にも素晴らしい記録がありますね。サンティーニの旧盤、ムーティ盤、そしてこのカラヤン盤がその代表格となるでしょうか。サンティーニ旧盤は、まさに「ドン・カルロ」を聴く醍醐味があり、ムーティ盤は、ゼッフィレッリの豪華絢爛な舞台とスカラ座...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.07.14 Sun 10:40
JUGEMテーマ:オペラ さっき母親に「母さん、俺殺っちゃったよ……」から続く全歌詞をメールで送ったら、 すぐさま返信を寄越して来た。 「いくらQueenが好きだからって、こんな時間にやめなさいね。 あなたは洒落にならないんだから」と書いてありました。 我が母の中で、私は一体どんな位置付けなのか。 ちなみに、自分の名誉のために言っておきますが、もちろん前科はありません。 ね!ん!の!た!め! ええ、Queenが好きです。その中でも"Bohemian Rhapsody"は、殊更...
起臥のならいにオペラがあれば | 2019.07.13 Sat 20:58
今日はカーライル・フロイドの「スザンナ」を映像で鑑賞しました。マイケル・カヴァナーの演出、カレン・カメンセク指揮サンフランシスコ歌劇場による演奏、2014年9月の収録です。 フレミングとラメイによる「スザンナ」の映像は遺されているでしょうか。存在しなくても嘆くのはやめることにしました。こうして、代替品といっては失礼になるような立派な「スザンナ」の映像があるのですから。 前奏曲では、舞台で年老いた女性がライフルを持っています。そして、第1幕が近づくと、背中合わせでパトリシア...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.07.07 Sun 16:55
今日はブリテンの「ピーター・グライムズ」を映像で鑑賞しました。ジョン・ドイルの演出、ドナルド・ラニクルズ指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2008年3月16日の収録です。 ピーター・グライムズは有罪なのか無罪なのか。分かりません。プロローグでの徒弟について無罪ならば、孤児のジョンについても無罪でしょう。しかし、両方ともに有罪であるかもしれません。 しかし、ブリテン(とピーター・ピアーズ)にとっては、それは重要なことではなかったのかもしれません。それゆえに、明確な答えを用意...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.07.06 Sat 00:35
今日はバロックの名曲を再編集した「魔法の島」を映像で鑑賞しました。ジェレミー・サムズ台本、フェリム・マクダーモットの演出、ウィリアム・クリスティ指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2012年1月21日の収録です。 ストーリーとしてはシェイクスピアの「真夏の夜の夢」と「テンペスト」を融合し、音楽としてはラモー、ヴィヴァルディ、ヘンデルといった作曲家の旋律を再編集しています。バロックのショーピースを並べて意識散漫となるどころか、一つとのオペラとして成り立っているのは、サムズやクリスティの手...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.06.30 Sun 17:20
今日はグルックの「オルフェオとエウリディーチェ」を映像で鑑賞しました。マーク・モリスの演出と振付、ジェームズ・レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場による演奏、2009年1月24日の収録です。 モリスの解説によると、合唱は亡くなった人たちだそうです。それが誰であるかすべてが分かったわけではありませんが、リンカーン、アインシュタイン、ベーブ・ルースといった過去の偉人を見出すことができました。また、「原典版」であると言及していましたが、かの名曲「精霊の踊り」は演奏されていました。 ダ...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.06.27 Thu 21:40
今日はワーグナーの「ワルキューレ」を映像で鑑賞しました。パトリス・シェローの演出、ピエール・ブーレーズ指揮バイロイト祝祭による演奏、1980年6月7月の収録です。 ホフマン、アルトマイヤー、サルミネンという当時のスターを擁した第1幕は、これまで観てきた「ワルキューレ」でも屈指の名演と思います。第2幕でのヴォータンとフリッカの舌戦も「最高」ではないでしょうか。 また、第2幕でのジョーンズとシュヴァルツも声が若々しく、伸びがあります。鑑賞したばかりの「トリスタン」とはだいぶ印象が...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.06.23 Sun 10:25
今日はワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」を映像で鑑賞しました。ゲッツ・フリードリヒの演出、イルジー・コウト指揮ベルリン・ドイツ・オペラによる演奏、1993年9月29日NHKホールでの収録です。 ホールゆえのこともあるのでしょうが、全体的に響が乾いており、歌手の実力が曝け出される演奏となっています。 第1幕媚薬を飲む前のコロとジョーンズの駆け引きは鬼気迫るものがあります。それゆえに、第2幕のカットは残念に思えました。 また、ロイドの風貌に寛容さと上品な貫禄が備わって...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.06.22 Sat 14:15
今日はワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」第2幕を映像で鑑賞しました。クラウディオ・アッバード指揮ルツェルン祝祭管弦楽団による演奏、2004年8月13日ルツェルンのコンサートホールでの収録です。 演奏会形式とはいっても、歌手陣は譜面なしの暗譜ですし、照明効果やある程度の演技もあります。 女声陣は美声であるものの、線が細いような気もします。ただし、そこがアッバードの狙いかもしれません。それに対し、オーケストラは「凄すぎ」という感もあります。ことに、マルケ王登場時の弦楽器群は圧...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.06.21 Fri 22:25
今日はリヒャルト・シュトラウスの「アラベラ」を映像で鑑賞しました。スヴェン・エリック・ベヒトルフの演出、フランツ・ウェルザー-メスト指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団による演奏、2012年5月6&9日ウィーン国立歌劇場での収録です。 随所に巧みな演出があります。例えば、第3幕でヴァルトナーが決闘を申し込むのは、マッテオなのです。それをマンドリーカが止めるという演出は、原作ファンからすれば「あざとい」「読み替えも甚だしい」となるのかもしれませんが、これもまた説得力があります。 ...
オペラ鑑賞備忘録 | 2019.06.19 Wed 21:45
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