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スティーライ・スパン

シャムロックの99枚 その85『STEELEYE SPAN/PLEASE TO SEE THE KING』(71年)  フェアポートを脱退したアシュリー・ハッチングスが、より深くトラッド音楽を追求するために結成したスティーライ・スパン。バンドから、ゲイ&テリー・ウッズのアイルランド組が脱退し、トラディストのマーティン・カーシーが加入したセカンド・アルバム。  カーシーの加入にあたっての条件は、ドラムレス。そして、ブリティッシュ・トラッド最前線のアルバムが誕生しました。当時流行のレッド・ツェッペリンとは真逆の音楽、売れなか...

ビニール・ジャンキー行状記 | 2017.05.11 Thu 22:14

サイモン&ガーファンクル

シャムロックの99枚 その83『SIMON & GARFUNKEL/BOOKENDS』(68年)  高校時代に記録していたレコード・リストによると、70年のリストに『S&Gグレーティスト・ヒッツ』という白いアルバムが載っています。これは父からプレゼントされたもので、ホセ・フェリシアーノの赤いアルバムとどっちにしようかと迷った挙句の選択でした。ということで、S&Gは、私が最も早く手に入れたロック・アルバムの内の1枚でした。  そして今回選んだのが『ブックエンド』、このジャケと「OLD FRIENDS」だけでも、必携の1...

ビニール・ジャンキー行状記 | 2017.05.07 Sun 22:31

シャーリー・コリンズ

シャムロックの99枚 その82『SHIRLEY COLLINS AND THE ALBION COUNTRY BAND/NO ROSES』(71年)  このアルバムの日本発売は93年6月と、何と英国リリースから22年後でした。それほど当時の日本ではブリティッシュ・トラッドを聴く人の数は少なかったようです。では、本国の英国ではどうでしょう。シャーリー自身が、雑誌のインタビューにこう答えています。「ええ、良く売れました。私の1枚のアルバムで、9000枚は売ったと思いますから、それは成功でした。これを聴く素晴らしい人たちが、こんなにたくさんいたと...

ビニール・ジャンキー行状記 | 2017.05.06 Sat 23:02

マイ・ホームグランドDU北浦和店

本日の収穫(マイ・ホームグランドDU北浦和店) 目玉は、この2枚? JUGEMテーマ:アナログ

ビニール・ジャンキー行状記 | 2017.05.01 Mon 23:14

サム・クック

シャムロックの99枚 その80『SAM COOKE/LIVE AT THE HARLEM SQUARE CLUB.1963』(85年)  63年1月12日、ノース・マイアミのクラブ「ハーレム・スクエア」でのライブ・レコーディングが、サムの死後20年以上経って、発売されたのはなぜでしょう。  しかし、このライブ・アルバムは、サムのスタジオ録音とは随分違っています。このライブでは、黒人聴衆を前に本来のソウル・シンガーとしての姿を見ることができます。迫力満点、汗が飛び散っているようなライブです。ここにはオーティス・レディングのアイドル...

ビニール・ジャンキー行状記 | 2017.05.01 Mon 22:46

ライ・クーダー

シャムロックの99枚 その78『RY COODER/INTO THE PURPLE VALLEY』(72年)  ライ・クーダーのセカンド・アルバム。“バッド・オールド・デイズ”だった1930年代の不況時代の作品を取り上げており、アルバム・カヴァーも含めて、30年代を見事に描いています。暗い歌だったり悲惨な歌を歌っていますが、暗さはあまり感じません。明るいメロディー・ラインやライの朴訥としたヴォーカルのせいでしょうか。  魅力的なナンバーが並んでいますが、マイ・ベスト・トラックは「Teardrops Will Fall」裏ジャ...

ビニール・ジャンキー行状記 | 2017.04.29 Sat 22:37

ローリング・ストーンズ

シャムロックの99枚 その76 『THE ROLLING STONES/BEGGARS BANQUET』(68年)  ビートルズの後を追い続けてきたストーンズが、はじめてビートルズを追い抜いたといわれるアルバムであり、米国南部志向のダウン・トゥ・アースなストーンズ・サウンドを確立したアルバムです。  この時期、シングルも「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「ホンキー・トンク・ウイメン」「ストリート・ファイティングマン」と、最高にカッコイイナンバーがリリースされ、やがて、ミック・テイラーを迎えてストーンズの黄金期を迎え...

ビニール・ジャンキー行状記 | 2017.04.22 Sat 22:38

ランディ・ニューマン

シャムロックの99枚 その75『RANDY NEWMAN/LIVE』(71年)  ニルソンやスリー・ドッグ・ナイトなどに作品を取り上げられて話題になっていたランディ・ニューマンの日本でのはじめてのアルバムです。(本国では3枚目)  『ニルソン・シングス・ニューマン』が大好きだったので、すぐに購入しましたが、いかにも地味なアルバムでお気に入りのアルバムにはなりませんでした。それがどうしたことでしょう。今回、改めて聴いてみて、こんなに胸に染み入るアルバムは久しぶりに出会いました。(再会というのでしょうか?...

ビニール・ジャンキー行状記 | 2017.04.10 Mon 22:25

クイックシルバー・メッセンジャー・サーヴィス

シャムロックの99枚 その74『QUICKSILVER MESSENGER SURVICE/SHADY GROVE』(69年)  私の好きな長い名前のバンドのひとつクイックシルバー・メッセンジャー・サーヴィス。 バンドの3枚目のアルバムで私の大好きなピアニスト、ニッキー・ホプキンスが加入し、大活躍しています。2枚半のアルバムに参加してバンドを去りますが、ニッキーが最もフューチャーされたアルバムです。   次作の『JUST FOR LOVE』ともども、怪しくも煌びやかなサウンドが時代を反映しています。 JUGEMテーマ:アナログ &nb...

ビニール・ジャンキー行状記 | 2017.04.09 Sun 22:38

ポコ

シャムロックの99枚 その73『POCO/FROM THE INSIDE』(71年)  手元にポコの初来日公演90年10月15日(中野サンプラザ)と10月19日(東京厚生年金会館)のチケット半券があります。厚生年金は最前列だったので良く覚えています。リッチー・フューレイも来日する予定だったのに、直前にバンドを脱退して来なかったので、ガッカリしました。  しかし、ジム・メッシーナとラスティ・ヤングが大活躍で楽しいライブでした。Tシャツもゲットして、良く着ていたのですが、古くなったので、妻に捨てられたかもしれ...

ビニール・ジャンキー行状記 | 2017.04.08 Sat 23:31

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