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サンダルと足裏に挟む桜貝 野菜売るコインロッカー夏来る Tシャツを汚しあふ仲雨のなか 水着干す二段ベッドのはしごかな 夕さりや茄子の切り方話しあふ 蛇口より水のあふれり青林檎 新聞紙ふはりと着火せしビール 団扇もて火の粉の舞を手助けす 焼きそばやキャベツとソース紙の皿 お隣の手花火の火の麗しき 花火果つバケツの闇に音たてて 半月や今日のにほひの髪洗ふ 眼瞑れば暗転しだす花火かな 眼閉ぢれば蚊取り線香進みたり 朝めしの湯気を傾げる扇風機 貝殻の並ぶ下駄箱あをすだれ 砂浜の温度を食めり西瓜割 ...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2015.10.01 Thu 18:22
東京が、発光している。 ヘッドライトを灯した車が行き交い、 街灯が一定間隔で光を落とす。 ビルの谷間に光が流れて、 ビルの窓からは誰かが活動している灯りがこぼれた。 公園に降りたら、都庁の双子のビルに ハートの夜の雲。 JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2015.09.28 Mon 18:44
秋桜や頬を流るる街の雨 こすもすや ほほをながるる まちのあめ Cosmos flowers Rain of the city trickling down cheeks 俳誌「炎環」2015年12月 -炎環集-JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2015.09.25 Fri 19:08
ドアノブに手を!扉を、開ければ金木犀昨日、季節が動いた夏の終わりのベールが捲れて秋が露わになった昨日から金木犀が香るJUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2015.09.25 Fri 18:55
雲の形の啓示せし方秋隣 くものかたの けいじせしかた あきどなり the shape of the clouds to reveal Next to Autumn JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2015.09.18 Fri 00:36
繰りかへし花火の生るる種火かな くりかへし はなびのあるる たねびかな 風は吹くし、種火を守るのが大変... マウンドには立たず、 ベンチの下に、小さな場所を見つけて 種火が消えないように、気をつける 種火があれば、 花火を いつでも いくつでも 咲かせることができるから 都会の真ん中で 時を乗せた電車が、動き続ける Keeping my pilot flame to repeat fireworks 俳誌「炎環」2015年12月 -炎環集-JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2015.09.17 Thu 12:24
秋蝶の遊び疲れし花のうへ あきてふの あそびつかれし はなのうへ されどピントの合はずして... 俳誌「銀漢」2015年12月号 -星雲集 伊藤伊那男選- 掲載 JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2015.09.15 Tue 14:40
風が吹いているので 目の前のことが 白昼夢ではなく 画面の向こうの世界なのではなく 現実世界なのだと知る 私の場所と、目の前の触れられない世界は 繋がっている JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2015.09.08 Tue 19:28
涙雨花に溜まれり夏の果 俳誌「炎環」2015年11月 -炎環集- JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2015.08.31 Mon 12:45
昨日、約100点の作品を搬入しました。 韓国 呉旻俊先生のチームは 定規ではなく、扇子(!!)で、作品と壁の間隔を計っていました。 壁に釘を打ち、作品をひととおり並べては、 釘を抜き、作品を入れ替えて、 また壁に釘を打つ...ということの繰り返し。 空間把握の感覚に独特のセンス(扇子!?)があり、 センスは、ハングルという幾何学的な文字から来るのか 呉旻俊先生たちが独自に獲得したものなのか... 韓国ソウルっ子の都会センス(扇子)と 昭和の情緒たっぷりの下町 谷中の風情と 東京で命の表現...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2015.08.20 Thu 18:05
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