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さざ波の地層洗ひし凧 たけのこをどこまで剥こう波の音 トマト焼くとんびに取られしハムチーズ 木下闇屈めば抜ける道のあり 胸いつぱいシロツメクサをつめこめり さざなみのちそうあらひしいかのぼり たけのこをどこまでむこうなみのおと とまとやくとんびにとられしはむちーず こしたやみかがめばぬけるみちのあり むねいつぱいしろつめくさをつめこめり 木下闇屈めば抜ける道のあり;俳誌「炎環」2016年8月 -炎環集- さざ波の地層洗ひし凧;俳誌「炎環」2...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2016.05.20 Fri 18:41
母の声母の手母と新樹光 ははのこゑははのてははとしんじゆこう 俳誌「炎環」2016年7月◇ JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2016.05.10 Tue 18:24
眠るなら、 家族の気配 鳥の声 若葉が 昼の空に 星のやうに瞬く 昼に星を見たり 安堵する 星のやうな新緑光 目覚むれば若葉瞬く休みかな めざむれば わかばまたたく やすみかな 俳誌「炎環」2016年7月 JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2016.05.06 Fri 10:32
在来種外来種みなタンポポよ ざいらいしゆ ぐわいらいしゆみな たんぽぽよ 菜の花の黄色が消えてきたけれど タンポポがあちこちで花盛り いろんな種類の黄色い花が咲いている ずっと典型的なタンポポだと思っていたものは外来種で 外来種は在来種を追いやってしまう負のイメージがあるけれど どれも黄色くて、どれも元気をくれる ずっと居場所を探している 桜のピンクは 過去からの再生、春の夢 菜の花やタンポポや いろんな種類の花の黄色は 初夏への...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2016.04.26 Tue 20:33
桜と新緑のバトンタッチ 桜が散る頃 いろんな木々の枝に現れる 桜の花びらくらいの大きさの 小さくてかわいい新緑の葉っぱ 花びらから葉っぱへのバトンタッチ 新緑が花びらの大きさなのは 何日くらい? 葉っぱは日に日にグングン大きくなって 花びらの大きさを忘れてしまう JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2016.04.17 Sun 20:01
筆先に涙を吸はし花の底 身の内の開花さくらと合はせたり 花茣蓙やロゼのワインと夜を明かす やはらかきアルミ缶かな花見酒 流るるや左の余白花の雲 毎年桜は咲くけれど、同じ桜は咲かない。 去年は、 桜の花の頃、菜の花の美味しい頃、 個展「今、花の記憶」展を開く機会に恵まれて、 蕾がふくらんでいく時に準備して たくさんの方に作品を見ていただいて 外へ外へと向かう桜を味わいました。 桜…過去の記憶から花を咲かす 菜の花…今を咲く そんな想いをこめて...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2016.04.13 Wed 14:41
花は花屋さんで買うもの。 野の花を摘むのは命を絶ってしまうようで、かわいそうだから 花屋の花は、すでに切られて、飾るために売られているから と思っていたが、 花屋さんで買うことも、野に咲く花を摘むことも 変わらない行為なんだなぁ、 と、一夜にして価値観が変わった。 養殖の魚をいただくのか、釣った天然ものをいただくのか、 命をいただくという行為は同じ。 そこに、お金が介在するか否かで 命を絶つ瞬間に立ち会うのか立ち会わないのか、が変わる。 命をいただくのであれば、 命を絶つ瞬間に...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2016.04.08 Fri 16:07
流るるや左の余白花の雲 ながるるや ひだりのよはく はなのくも 桜は左を正面に咲いていて 陽の光か、風か 花器は、何処をまわしても正面になりたるフォルムだけれど 左を高くして割れる口 棚の位置 左、左へ流れてく 五月女 寛 陶展 添え花 平間 磨理夫 2016年4月2日(土)〜10日(日)※月火休み 12:00〜19:00(最終日17:00まで) GALLERY みずのそら 東京都杉並区西荻北5-25-2 Tel/Fax:03-3390-7590 時間に身をゆだねる花器の数々を堪能できる、美しい個展です。 花いけワーク...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2016.04.04 Mon 16:27
手のなかに月はあらねど辛夷の夜 てのなかに つきはあらねど こぶしのよ 辛夷の花びらは 白い炎 こぶしを開けば 下から上に 燃え上がる 俳誌「銀漢」2016年8月号-星雲集- JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2016.03.28 Mon 15:06
筆先に涙を吸はし花の底 ふでさきに なみだをすはし はなのそこ 木簡の臨書に夢中になっている。 古典の臨書にハマりすぎると アートできなくなる、という話を聞く。 古典は何千年の積み重ねの結晶なので、 古典を学ぶには人生は短すぎる、ということなのだろう。 墨を落とすと、紙に滲む。 今の私は、沈んでいて 深いところに潜っていたい。 白い紙に、黒く滲んでいく 墨のことばかり、考えていたい。 周りと遮断していたい。 日々の生活の糧を得るために、しない。 気づいたら、やわらか...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2016.03.27 Sun 13:54
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