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台風ヨランダは瞬間風速100m/秒以上を記録したのではといわれていて、風力について調べると風力は最高12まであって、その風速は54.1m/秒で『猛烈な台風』の表現になっている。 ヨランダはおよそその倍に近い風速だったから、家の屋根が吹き飛ばされ木々がなぎ倒されたのも無理はない。 写真はセブ島最北部にある町の市場の様子で、ここはセブ市方面に向かうバス・ターミナルもあって、御覧のように屋根に張ったトタン板がことごとく吹き飛ばされている。 この辺一帯は他に写真と似た建物があって、そちらは全部のトタン板が吹き...
セブ島工房 cebushima.com 『電気より水』 | 2014.01.22 Wed 21:12
写真はセブへ観光に来た人なら誰でも連れて行かれるマクタン島にある『ラプ・ラプ王』の立像で、立像の後ろには世界一周を始めて成し遂げた『ヴィクトリア号』を指揮した『フェルディナンド・マゼラン』がこの地で戦死した祈念碑がある。 マゼランは1521年4月27日、この地でラプ・ラプの軍勢と一線を交え戦死するが、その後に始まったスペインによる植民地支配の間、このラプ・ラプ王の一統一族は迫害を受け名前を変えることを余儀なくされたが、今もリゾートで知られるマクタン島の海岸に慎ましく住んでいる。 スペイン植民地時代...
セブ島工房 cebushima.com 『電気より水』 | 2014.01.21 Tue 21:23
毎年恒例の2013年に鬼籍へ入った著名人のことを書く。出典は毎日新聞からで、こういった全国紙の選び方は政治経済人、芸能人、文化人に偏ってしまうのは仕方ないとして、名前の後ろの数字は享年と亡くなった日を記入した。 最初に国内編。【1月】大島渚(80-15日)、写真のDVDは大島が亡くなる2週間前にカンボジア・プノンペンで買った物だが、虫が知らせたというべきであろうか。先日『戦場のメリークリスマス』を改めて見、タケシの怪演ぶりには感嘆。大島は素人を使うのが上手な監督だった。 大鵬(72-19日)、昭和の時代に柏戸...
セブ島工房 cebushima.com 『電気より水』 | 2014.01.18 Sat 20:37
毎年1月の第3日曜日はセブで最大のお祭り『シヌログ=Sinulog』が開催される。 シヌログは写真【2013年撮影、地震で崩れる前の教会の鐘楼が写る】右側にあるサント・ニーニョ教会の、日本的にいえば本尊『サント・ニーニョ像=幼きキリスト像』に因んだ祭りで、セブに住むカトリック教徒の最大の行事になる。 今年は昨年10月の『ボホール・セブ地震』によって教会の鐘楼が崩れ落ち、11月の『台風ヨランダ』の大被害から、祭りは自粛、あるいは取り止めになるのではないかと思ったが、そういう考えは日本人特有のものであって例年通...
セブ島工房 cebushima.com | 2014.01.18 Sat 15:08
昨日の閑話休題でセブ国際会議場でのボランティアのことに触れているので、その写真を載せたい。 写真は、救援物資を小分けするボランティアの参加者数表示で、一番左に作業が始まって何日目とあり、この写真では5日目に当たることが分かる。 台風が襲ったのは11月8日で始まるまでに一週間かかっているが、被災者にとってはこの一週間は食料、水なしで地獄のような時間だったろうが、救援活動といいながら実際に立ち上げるのは容易でないことが分かる。 DATEの横には4時間刻みで区切られ、その時間帯のボランティア数が書き込まれ...
セブ島工房 cebushima.com :『節電から適電へ』 | 2014.01.17 Fri 17:30
写真は昨年12月、セブ島北部の町で台風被災者への炊き出し支援をしていた時のスナップで、この時は幹線道路から離れた集落へ行った。 被災者用支援物資は野球用語の文字通りのリリーフ=救援を意味する『リリーフ・グッズ』と名付けられ、多くは食料、水といったすぐに必要な物品を政府系、NPOの非政府系、民間の篤志家がそれぞれの考えで配布している。 私も炊き出し支援に入る前は、セブにある国際会議場に設けた袋詰め作業に2回行き、6時間の作業経験をした。ここの場合は政府機関が采配していて、昼夜兼行24時間体制で作業が...
セブ島工房 cebushima.com :『節電から適電へ』 | 2014.01.16 Thu 19:25
これは『茶壺』で、紙製。セブで親しくしている中国系の人物から香港土産でもらった。日本人だからお茶が良いだろうといつも土産は『お茶』になっているが、本人はお茶を飲む生活でないから、もらっていてケチを付けては失礼ながら、外装や値段で選んでいるようで良いお茶に当たる時もあるし、これはチョッという外れのお茶をもらう時もある。 写真のお茶は『烏龍茶』系で、毎日飲んで先日飲み終えた。表示を見ると200g入りで、これで3か月くらい持ったような気がする。 フィリピンのように寝ていても身体から水分を発散する環境...
セブ島工房 cebushima.com :『節電から適電へ』 | 2014.01.13 Mon 21:32
台風では電柱、電線がやられて、電気の供給が止まる。この電柱も今回の大型台風では電柱の途中からねじ切られていたりして、その凄まじさに驚かされるが、炊き出し支援拠点に電気が通じたのは被災してちょうど一か月目だった。 新しく建てられた電柱は従来の木柱から鋼鈑を多面体にプレスした形状で、その設置作業ぶりを見ると地面に穴を掘って埋めただけで、次の大型台風には心もとない気がする。 しかし今回の電柱の倒れ方を観察すると、ほとんどは電線に引っ張られて倒壊、折損しているから、電柱の土台を堅固にすれば良いとい...
セブ島工房 cebushima.com :『節電から適電へ』 | 2014.01.12 Sun 21:02
今年のセブはいつになく寒く、いつもだったら何もかけずに寝ているのに、朝起きてみるとしっかり、シーツを肩から包まって寝ている。窓から入ってくる風も北東からの涼しい風(こちらではアミハンと呼んでいる)で、日中もかなりしのぎ易い。 知人が居るラオスも年末年始は寒波が襲ったようで、送られてくる写真には室内で厚着をしている姿が写り、同じ亜熱帯地域なのにこの天候異変はどう見てもおかしい。 寒波といえば先年住んだ、中米・ホンジュラスはフィリピンと同じ緯度にあり、かなり暑い地域になるが、年に一週間ほど猛烈...
セブ島工房 cebushima.com :『節電から適電へ』 | 2014.01.10 Fri 22:31
台風被災者支援活動を終え、使用した機材一式を車に乗せて帰る途中、ボゴ市というセブ島北部で最大の町を通った。 ここも場所によってはかなり大きな被害を受けていたが、市の中心部はそれほど目立った被害跡はなかった。 ちょうど昼時だったのでここで食べていくことにして、活動中は縁のなかった『ピザ』を食べることにした。 こういう田舎の町でもそれらしき店が公園の前にあって、焼き上がるのを待つ間、公園をぶらつき、この写真を撮った。 ボゴ市を含むこの辺りはセブ島では少ない平坦な土地が広がっていて、昔から『サト...
セブ島工房 cebushima.com :『節電から適電へ』 | 2014.01.09 Thu 13:35
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