[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
セブ島は南北250キロ、幅は40キロに満たない細長い島で、その東岸、真ん中辺りにセブ市がある。 セブ市は近隣市のマンダウエ市、ラプラプ市を巻き込んで人口150万人以上の『メトロ・セブ』と自称しているが、実際の人口は70万人に満たず、全国的に見れば豪語するほどの人口はない。 かつては『クイーン・シティ』などといっていたが最近はなぜか聞かなくなった。それでも1521年4月、セブに上陸したマゼラン以来のヴィサヤ地区の中心都市であり、現在はバブル景気真っ最中、市内各所でビル建設が盛んである。 セブはリゾートとして...
セブ島工房 | 2012.05.09 Wed 17:39
セブを舞台にした小説で有名なのは船戸与一著『虹の谷の五月』があり、これは第123回(2000年)直木賞受賞作になるが、船戸作としては今いちの感があった。 写真の万田村純著『さらばセブ島の落日−わだつみの墓碑銘−』は上下2段560ページの大冊。400字詰め原稿用紙に換算すると1600枚ほど、普通の長編小説で400枚程度だから、作家専業でない人物にしてはその馬力に恐れ入る。 本書は1975年発刊、その後1989年に『セブ島浪漫−拾った珠玉』を書いているが、1914年生まれ故既に物故しているようだ。筆者は戦時中に中国戦線からフィリ...
セブ島工房 | 2012.05.08 Tue 17:06
フィリピンに住んでいると、日本に住む人間から『フィリピンではいくらぐらいで生活できますか?』と聞かれることが多い。 その裏には日本に疲れてどこか気持ちを変えて暮らしたいというのがあるし、日本では暮らせないので安く暮らせそうだとフィリピンを考える切実なものもある。 こちらに住んでいればその手の情報はもちろん分かるが、そういった問いをする人のフィリピン生活のイメージは曖昧なことが多く、返答に困ることがある。 例えば普通のフィリピン人は日本円で月1〜2万円で暮らし、地方に行けばこの半分も生活費をか...
セブ島工房 | 2012.04.26 Thu 17:16
フィリピンは群島国で、その数は7000を超し人間の住む島は4000を数えるという。島から島へ渡るために大は1万トン級の日本の中古フェリーから、小は写真にあるような全長3〜4mの小型船が行き来をしている。 また、漁をする船も無数、その多くはアウト・リガーといって両側に竹製の支えを出しているのが特徴で、この手の構造は船体を細くでき安定が良い。写真はそんな船の船尾をセブ島北部の町で写したが、小さなステンレス製のスクリューと舵が付いている。 エンジンは中央後方寄りに据え付け、このエンジンは耐久性のあるマリーン...
セブ島工房 | 2012.04.23 Mon 19:29
髭はあまり濃い方ではないが、一日でも放っておくと文字通り『不精髭』で見苦しくなる。 今は人と会うことが少ない生活だから良いが、宮仕えの時はそれなりに毎日髭を剃っていた。毎日剃るといっても剃刀ではなく『電気剃刀=シェーバー』を使っていた。 写真右上に見える『BAUN』を長年使っていたが、最近は普通の剃刀を使うようになった。電気シェーバーはきれいに剃りあげるというのは不得手で、やはり刃物で剃るに勝る方法はない。 写真左側に4種類の剃刀があり、どれも使い古したものになる。この中で切れ味、刃物の持ちは一...
セブ島工房 | 2012.04.20 Fri 18:10
知人の命日なので平日の午前早い時間に写真の墓地に行った。静かかなと思ったらこれが意外ににぎわっていた。 墓地や病院がにぎわうのも善し悪しで、写真はその一角を撮っていて、白い土を載せた緑色の車はこれから埋葬するために使う土で2台も近くに並んでいるのは初めて見た。 フィリピンの葬儀、埋葬は日曜日に多いのだが、平日でも結構あるのだなと分かった。この写真以外にも同じように埋葬準備の車とテントが各所に散見し、これは語源の「人が亡くなる」=忙しいとつまらぬことを考える。 この墓地はセブ市から車で20分くら...
セブ島工房 | 2012.04.19 Thu 12:20
近くのスーパーで買い物をしたらレジ袋の中に写真の広告が入っていた。大きさはA4版、裏表8枚のカラー刷り、フィリピンでは豪華版になる。 写真のページは一番裏側で食品を載せているが、表紙は冷蔵庫とエアコンが載っている。次ページはベッド、折り畳みテーブル、家庭用品、下の方には衣類、靴なども写真入りで載る。 その次と次は見開きで食料品や洗剤、衛生用品などを細々と載せている。こう説明すると日本でも普通に新聞などに折り込まれているチラシ広告と同じだが、レイアウトや印刷の色などは日本のチラシに及ばない。 日...
セブ島工房 | 2012.04.18 Wed 19:46
家の近くのモールに映画館ができる。まだ工事中で写真のように『SOON TO OPEN=近日開館』の看板がでているだけで、いつオープンするかはまだ分からない。 モールといわれるには映画館を持っていないと駄目と思っている私としては心待ちしている。 もっとも、このモール、オープンしてやがて半年近くになるのに、まだ店舗は半分少々の埋まり具合で、客足も寂しく経営的に上手く行けそうなのか未知数。このモールの資本元は大きいらしいが見通しを誤ればどんな大きな会社でも潰れるのが資本主義の常で、どうなるか見ものである。 ...
セブ島工房 | 2012.04.17 Tue 22:22
カトリックの強いフィリピンには津々浦々、町の大小を問わず教会が多く、それこそ日本のコンビニより行き渡っているのではないかと思える。 そういった教会には装飾として像が飾られ、そのモチーフは12使徒が多い。それらの像は白く、通常なら大理石などを刻んだ像になるが、技術と費用の面でフィリピンではどうかと思っていた。 写真はセブ島北部にある町の教会裏で見かけたもので、教会に飾られる高さ1.5m位の像を製作していた。材料は鉄筋、金網を使用しその上にモルタルを塗り込み、なかなか上手に作っているなと感心した。 ...
セブ島工房 | 2012.04.17 Tue 10:03
モールへ行った帰り、タクシーに乗った。 セブのタクシーは1〜2年前に、基本料金が30ペソから40ペソ(80円)に値上げされていて、値上げ後のタクシーに乗ったのは初めて、それ以前もいつ乗ったか記憶になく数年ぶり、恐らくこの5年位は乗っていないのではないか。 日本でもほとんど乗らないが、昨年東京に行った時、やはり何年ぶりかで乗った。この時の初乗り料金は覚えていないが以前に撮った写真では初乗り710円となっている。東京の初乗り料金で記憶にあるのは500円以下だったから、これだけでもずいぶんタクシーに乗っていない...
セブ島工房 | 2012.04.15 Sun 12:46
全454件中 361 - 370 件表示 (37/46 ページ)