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フィリピン・セブを中心とした時事便り

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: リゾートで知られるフィリピン・セブは、中央のマニラと違った
独自の風土と、文化があります。
このセブを中心に鋭く、おかしく、情報を発信します。
: 作者のブログへ：「bakilid」さんのブログ
その他のテーマ：「bakilid」さんが作成したテーマ一覧(53件)

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この一枚2011年　（11）　役場で見たドメスティック・ヘルパーのポスター

　ドメスティック・ヘルパー（DH）とは家事手伝い、日本では使わなくなった言葉だが女中のことである。　この募集ポスターはセブ島北部東岸にある町役場の入口に張ってあった。役場が募集しているのではなく、OFW（海外フィリピン人就労者）を手配するエージェントのポスターになる。　DH以外に子守、運転手の職種もあり、その行き先は中東のドバイ、オマーン、クエート、カタールとなっている。　中東地域にはフィリピン人DHが全部で数十万人居て、香港の20万人と肩を並べる。海外でDHをすればフィリピンの５～10倍近くの給与が取れる...

セブ島工房 | 2011.04.07 Thu 12:29

フィリピン・セブを中心とした時事便り　（21）　マクタン・セブ国際空港で麻薬運び屋の中国人カップル捕まる　》

　セブの入り口、マクタン・セブ国際空港（MCIA）で中国人カップルが捕まった。　写真はそれを伝える地元の英字新聞で、一面をにぎにぎしく飾った。左の写真左から2番目に写る人物が54歳、その右隣りの女が27歳どちらも中国籍である。　この二人が夫婦かどうかは分からないが、3月2日、香港発セブ行の便に搭乗、午後4時半にMCIA到着。入国後機内預けの荷物を引き取った後、女がカスタムで係官に呼び止められ、ハンドバッグを開けるように指示された。　開けたら中から米ドル2万ドルが見つかった。フィリピンには米ドル1万ドル以上相当...

セブ島工房 | 2011.03.04 Fri 17:53

フィリピン・セブを中心とした時事便り　（20）　6歳少女、誘拐殺人犯にされた不運なカップル　

　セブで目下にぎわすのに『6歳少女誘拐殺人事件』がある。この事件はセブ市から南に下ったミンラニーラという町で起きた。　2月8日（火）午後4時頃、小学校を下校中に6歳の少女が何者かの車に乗せられて行方不明になった。　誘拐事件として手配されたが、翌日この町の山を越えた反対海岸側にある町で死体が発見された。　殺された少女が車に乗った時、同年齢の子どもが目撃していて、その証言から似顔絵が作られた。　12日、セブから香港行きの飛行機に搭乗しようとしたカップル（写真）が逮捕されたが、この根拠は似顔絵に似ている...

セブ島工房 | 2011.02.21 Mon 16:52

1月26日（水）　曇り、朝方雨　閑話休題　《　お騒がせなセブのスパイダーマン　》

　国際空港のあるマクタン島とセブ島間には狭い海峡があり、この海峡に２本の橋が架かっている。　最初の橋は1973年、新しい橋は1999年に開通しているがどちらも日本のODA資金が使われ、御多分に漏れず日本の企業が受注、建造した。　橋には色々なタイプがあるが、マクタンの新しい橋は『エクストラドーズド』方式で造られた。　これは『斜張橋』に似た造りで、橋が出来た当時は『世界で一番長いエクストラドーズド橋』としてギネスブックに申請するといっていたがその後どうなったかは知らない。　ちなみにこの橋の全長は1,237m、エク...

セブ島工房 | 2011.01.26 Wed 11:27

1月20日（木）　曇り、にわか雨　閑話休題　《　セブ・ラプラプの邦人孤老死から　》

　『ころう』と入力すると『古老』と出てくる。　この場合の古老は尊敬を込めて『故実や昔のことを知っている老人』だが、『孤老』は文字通り『独り暮らしの年寄り』とあり、侘しさを感じる。　年明けの1月12日、ラプラプで77歳になる日本人男性が亡くなった。アパートの一人住まいで家主がこの邦人宅に水道料金を徴収に行って発見された。　ラプラプはマクタン・セブ国際空港のあるマクタン島にあって人口は30万人に達し、セブのリゾートはこの島に集中する。　事件性は無いようで、この邦人は腎臓病が悪かったとの話で『病死』と見ら...

セブ島工房 | 2011.01.20 Thu 11:40

1月15日（土）　曇り、風なし　閑話休題　《　2011年ミス・セブ決まる　》

　セブの祭り『シヌログ』期間中は色々な催し物があり、中でも『ミス・セブ』コンテストは大きなトピックになる。　写真はその最終結果を伝える地元の英字紙だが、宗教的儀式のシヌログを遠慮してかトップ掲載にはならず写真は大きいが4面に小さく伝えられた。　この日の新聞は広告もシヌログ一色に染まっている。　写真中央が今回のミス・セブで彼女はフィリピン大学（UP）セブ校のマスコミ学科在学中19歳とある。UPセブは国立とはいえ小規模校でセブでは地味な存在になる。　最終コンテストは12人から選ばれ、何れも『アヤメかカキツ...

セブ島工房 | 2011.01.15 Sat 09:09

フィリピン・セブを中心とした時事便り　（19）　セブを舞台にした詐欺事件主犯捕まる

　3,000万円近い額の金を騙し取ったのは49歳になる元暴力団員で、11月18日に不法滞在で入管施設に拘束された。　警視庁から指名手配されていたが、今週になってフィリピンの大手英字紙2紙に相次いで小さな記事が出た。（その内の一紙）　これが今になって話題になるのも変だが、恐らく入管施設を回っている記者がヤクザに興味を持って書いたのだろう。　詐欺事件の舞台はマクタン・セブ国際空港で、現在の空港ビルが拡張されてそのテナントにならないかと、日本の小金持ちに出資を持ちかけた。　この空港、改造計画はあるがそれが具体...

セブ島工房 | 2010.12.02 Thu 11:57

この一枚2010年　（55）　マクタン・セブ国際空港の公衆電話

　写真はマクタン・セブ国際空港のインターナショナル出発口で撮った。　５台並んでいるが使っているのを見たことがない。　左端の電話はどこの会社か分からないが、他の４台はPLDTと呼んでいるフィリピン最大の電話会社が設置している。このPLDTは日本のNTTが大株主になっているが、その影響力は良く分からない。　どの電話機も国際専用で、説明板には英語、日本語、フランス語、ドイツ語、韓国語で使い方が記載されている。　フィリピンを訪れる外国人数と関係あるが、フランス語は多数派を占めていないのでどうした具合か良く分か...

セブ島工房 | 2010.11.22 Mon 15:12

フィリピン・セブを中心とした時事便り　（18）　フィリピン造船史上最大の船がセブで進水　》

　セブの西海岸は昔から開発が遅れていて、小さな町が点在するだけでこれといった大きな産業はなかった地域だった。　ところが10数年前にセブ市から険しい山を横断すること1時間以上の町、『バランバン』に日系の造船所が作られてから急激に活発になった。　この造船会社は瀬戸内海にある中堅で、前身は戦国時代の水軍の血筋を引き地元では名門である。それがなぜ、セブの何もないところに進出したか理由は分からないが、少なくても国内生産よりもコスト面で有利と判断したのだろうが、これが成功している。　セブの何もない所と書いた...

セブ島工房 | 2010.11.11 Thu 11:57

11月8日（月）　曇り、朝方雨　閑話休題　《　交通事故、あって当たり前のフィリピン　》

　週末に一晩泊まりで遠出をしたが、その帰り道に写真の交通事故を目撃した。　この少し前に救急車とすれ違ったので事故かなと思っていたところ、交通渋滞個所にぶつかりソロソロ進む内に現場に差し掛かった。　デジカメはこういうチャンスに強く起動してすぐ、運転しながら窓越しにエイャとシャッターを押したら上手い具合に現場全体を見渡せる写真が撮れた。　この写真を見て分かるように、前方に写るバントラックが追い越しをかけて、対向車がそのトラックを避けようとして右端を走行、しかし電柱に真正面衝突したことが分かる。　...

セブ島工房 | 2010.11.08 Mon 08:48

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