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写真は車内から撮ったのでぶれているが、セブ市から南に30数キロ下がった道の風景になる。 この道はセブ島内をぐるりと回る主要道で、両側にご覧のような巨木が覆いかぶさる地域がある。樹種は『アカシア』というが、北海道などで見られ歌にも唄われたアカシアとはちょっと違うようだ。 この大木直径で2m近いのがあって、交通量の激しい道沿いに残されていたのが奇跡である。年輪一つが1年に1.0〜2.0cm位の成長と考えると少なくても200年位前、あるいはもっと前に植えられたのであろう。 まだスペインの植民地時代でこの街道には...
セブ島工房 | 2011.12.20 Tue 16:10
セブにはマニラと違って大量輸送できる鉄道のような交通機関はなく、通勤、通学などで移動する時は写真に写っている『ジプニー』が主力になる。 もっともフィリピン人でも中には一度もジプニーに乗ったことがないという乗用車組もいて、金がある層は馬鹿にする乗り物となっている。 私が初めてジプニーに乗ったのは30年近く前になるが、1ペソで乗れた。当時はマルコス時代で1ペソが30円近くの価値があったが、日本から行ってその安さと便利さ、しかも派手な色に塗りたて旗を何本も立て大音量の音楽を流しながら走るジプニーの姿は...
セブ島工房 | 2011.08.04 Thu 11:23
海外で殺害される日本人は多いが、その中でもフィリピンは目立ち、一時は『保険金詐欺』の舞台として有名な時期があった。 最近は保険会社も調査能力が向上し、フィリピン物件は以前のように保険金が下りなくなりこの線での殺人事件は減った。 反対に怨恨や偶発的な事件で殺害される例が多くなったが、ほとんどの事件が未解決、犯人逮捕、裁判まで持ち込めるのは稀である。 昨年のフィリピンで殺害された邦人は5人、これでも少ない年の方で、今年はどういう訳か年半ばを過ぎても邦人殺害事件の発生はなく、珍しいこともあると思っ...
セブ島工房 | 2011.07.16 Sat 16:46
写真は国際空港のあるマクタン島とセブ島本島をつなぐ2本の橋を空から俯瞰したものになる。 手前が1973年開通の旧橋、向こう側が1999年開通の新橋で、どちらも日本のODA借款で架橋され向かって左側がセブ市内になる。 新橋では今年の1月にも塔の上に立て籠もった事件があり、近年飛び込み自殺の名所になりつつある。この橋の下は結構大きな客船が通過するから、橋から水面までかなりあって死亡する確率は高い。 6月20日、週明けの月曜日昼過ぎに、約15mある塔の頂上に登り、自殺を試みようとしたアメリカ人が保護された。 このア...
セブ島工房 | 2011.06.21 Tue 16:31
聖週間に入って、24日(日曜日)は最終日の『Easter=復活祭』になる。 キリストが生き返った話など唯物論者には論外だろうし、私のような普通の人でもあり得ないと思うが、信じている人も居ることを考えると『まあ、好きなようにしてくれ』としか言いようがない。 写真はその復活祭当日の葬儀の様子で、その葬儀に出席するために泊りがけで出かけた。 亡くなった方は89歳の女性、葬儀の10日前に亡くなっているが、折しも聖週間に入ってしまい、この期間中は最終日の復活祭までは葬儀ができないらしく、長く自宅に安置された。 ...
セブ島工房 | 2011.04.25 Mon 12:28
ドメスティック・ヘルパー(DH)とは家事手伝い、日本では使わなくなった言葉だが女中のことである。 この募集ポスターはセブ島北部東岸にある町役場の入口に張ってあった。役場が募集しているのではなく、OFW(海外フィリピン人就労者)を手配するエージェントのポスターになる。 DH以外に子守、運転手の職種もあり、その行き先は中東のドバイ、オマーン、クエート、カタールとなっている。 中東地域にはフィリピン人DHが全部で数十万人居て、香港の20万人と肩を並べる。海外でDHをすればフィリピンの5〜10倍近くの給与が取れる...
セブ島工房 | 2011.04.07 Thu 12:29
セブの入り口、マクタン・セブ国際空港(MCIA)で中国人カップルが捕まった。 写真はそれを伝える地元の英字新聞で、一面をにぎにぎしく飾った。左の写真左から2番目に写る人物が54歳、その右隣りの女が27歳どちらも中国籍である。 この二人が夫婦かどうかは分からないが、3月2日、香港発セブ行の便に搭乗、午後4時半にMCIA到着。入国後機内預けの荷物を引き取った後、女がカスタムで係官に呼び止められ、ハンドバッグを開けるように指示された。 開けたら中から米ドル2万ドルが見つかった。フィリピンには米ドル1万ドル以上相当...
セブ島工房 | 2011.03.04 Fri 17:53
セブで目下にぎわすのに『6歳少女誘拐殺人事件』がある。この事件はセブ市から南に下ったミンラニーラという町で起きた。 2月8日(火)午後4時頃、小学校を下校中に6歳の少女が何者かの車に乗せられて行方不明になった。 誘拐事件として手配されたが、翌日この町の山を越えた反対海岸側にある町で死体が発見された。 殺された少女が車に乗った時、同年齢の子どもが目撃していて、その証言から似顔絵が作られた。 12日、セブから香港行きの飛行機に搭乗しようとしたカップル(写真)が逮捕されたが、この根拠は似顔絵に似ている...
セブ島工房 | 2011.02.21 Mon 16:52
国際空港のあるマクタン島とセブ島間には狭い海峡があり、この海峡に2本の橋が架かっている。 最初の橋は1973年、新しい橋は1999年に開通しているがどちらも日本のODA資金が使われ、御多分に漏れず日本の企業が受注、建造した。 橋には色々なタイプがあるが、マクタンの新しい橋は『エクストラドーズド』方式で造られた。 これは『斜張橋』に似た造りで、橋が出来た当時は『世界で一番長いエクストラドーズド橋』としてギネスブックに申請するといっていたがその後どうなったかは知らない。 ちなみにこの橋の全長は1,237m、エク...
セブ島工房 | 2011.01.26 Wed 11:27
『ころう』と入力すると『古老』と出てくる。 この場合の古老は尊敬を込めて『故実や昔のことを知っている老人』だが、『孤老』は文字通り『独り暮らしの年寄り』とあり、侘しさを感じる。 年明けの1月12日、ラプラプで77歳になる日本人男性が亡くなった。アパートの一人住まいで家主がこの邦人宅に水道料金を徴収に行って発見された。 ラプラプはマクタン・セブ国際空港のあるマクタン島にあって人口は30万人に達し、セブのリゾートはこの島に集中する。 事件性は無いようで、この邦人は腎臓病が悪かったとの話で『病死』と見ら...
セブ島工房 | 2011.01.20 Thu 11:40
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