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わたしは人々のつどいの中で、あなたの救いのわざを告げ知らせ、けっして口を閉じることがない。神よ、あなたはそれを知っておられる。 今日の詩編(詩編40.2+4ab,6,10)はこのように歌われます。神の救いの業を告げ知らせることが聖書や宗教の話をすることだけならば、現代において、人々が集まっている場所でそれをすることは難しいでしょう。むしろ、相手に不快感を持たれたり、警戒されたりして、その人と神とを遠ざけてしまうかもしれません。 もちろん、直接的に聖書やキリスト教について語ることだけが、神の救いの業を告...
みことばとわかちあい | 2023.01.15 Sun 08:53
「だから、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づこうではありませんか」 今日の第一朗読(ヘブライ4.12-16)にはこのように書かれています。「大胆に」恵みの座に近づくという発想は、なかなか難しいように思います。恵みを頂くためには大胆さよりも謙虚さがふさわしいと考える人は多いでしょう。また、恵みとは与えられるものであって、こちらから近づく、取りに行こうとするものではないという印象もあるのではないでしょうか。 しかし、神は全ての人の救いを、幸せを...
みことばとわかちあい | 2023.01.14 Sat 10:50
神のわざを思い起こそう、力ある不思議なわざ。 今日の答唱詩編はこのように歌われます。「力ある不思議なわざ」を、劇的な変化や奇跡が起こったり、叶うはずのない願いが叶ったりすることだけと考えているならば、どんなに思い起こそうとしても、そうそう思い当たることはないでしょう。 だからといって、私たちに神のわざが働いていないわけではありません。むしろ私たちは、日々、神のわざ、神の愛で強められていると思うのです。 神の力強さは、人間が考えるような形で現れるとは限りません。人の目には弱く、ささやかな...
みことばとわかちあい | 2023.01.13 Fri 07:13
しかし、彼はそこを立ち去ると、大いにこの出来事を人々に告げ、言い広め始めた。それで、イエスはもはや公然と町に入ることができず、町の外の人のいない所におられた。それでも、人々は四方からイエスのところに集まって来た。 今日の福音(マルコ1.40-45)にはこのように書かれています。イエスから重い皮膚病を癒された男性は、イエスから厳しく口止めされていたにも関わらず、自分に起こった奇跡を言い広めます。 現代の日本ではどこにでも家や店があり、「町外れ」を感じる場所は多くはありません。しかし、昔は人が住む場...
みことばとわかちあい | 2023.01.12 Thu 07:20
朝早くまだ暗いうちに、イエスは起きて、人里離れた所へ出て行き、そこで祈っておられた。シモンとその仲間はイエスの後を追い、見つけると、「みんなが捜しています」と言った。 今日の福音(マルコ1.29-39)にはこのように書かれています。この場面の前日、イエスはシモン・ペトロのしゅうとめをはじめ、多くの人の病を癒しています。その評判を聞きつけた人々が、暗いうちからやってきたのでしょう。 イエスが誰よりも疲れていたのはもちろんですが、まだ暗いうちですから、ペトロたちもまだ眠かったかもしれません。それでも...
みことばとわかちあい | 2023.01.11 Wed 07:15
アレルヤ、アレルヤ。あなたがたに宣べ伝えられた福音は永遠にとどまる神のことば。アレルヤ、アレルヤ。 今日のアレルヤ唱はこのように歌われます。この歌には二重の意味が込められているように思います。 一つ目は、イエスが説いたことば、愛の教えは永遠に残るという意味です。そしてもう一つは、復活したイエスご自身が、どんな時も私たちと共にいてくださるという意味です。 キリスト教は単なる倫理や道徳ではありません。どんなにイエスの教えを忠実に守って生きていても、神の子であるイエスが人としてこの世に生ま...
みことばとわかちあい | 2023.01.10 Tue 07:16
その日、ペトロは口を開きこう言った。「神は人を分け隔てなさらないことが、よく分かりました。どんな国の人でも、神を畏れて正しいことを行う人は、神に受け入れられるのです」 今日の第二朗読(使徒言行録10.34-38)にはこのように書かれています。新約聖書の時代のユダヤ人にとって、異邦人とは、単に国籍や民族が違うだけの人ではありません。ユダヤ民族だけが神から選ばれ、神の救いに与ることができるというのが、当時のユダヤ人の価値観です。異邦人とは、罪人であり、救いの範囲外にある人たちなのです。 ここで、ペ...
みことばとわかちあい | 2023.01.09 Mon 10:29
エルサレムよ、起きよ、光を放て。あなたを照らす光は昇り、主の栄光はあなたの上に輝く。 今日の詩編(イザヤ60.1-6)はこのように歌われます。神の光がエルサレムを照らすから、その光を反射してエルサレムも輝く、ということでしょう。 人は自ら光を放つことはできませんが、神の光を受けて輝くことはできます。もちろん、神の光とは愛です。神に愛されることによって、私たちもまた、愛することができるようになるのです。 神の愛は、神と自分との一対一の関係でのみ示されるのではありません。むしろ、人と人の交わりを...
みことばとわかちあい | 2023.01.08 Sun 08:53
母がイエスに、「ぶどう酒がなくなりました」と言った。イエスは母に言われた。「婦人よ、わたしとどんなかかわりがあるのです。わたしの時はまだ来ていません。」しかし、母は召し使いたちに、「この人が何か言いつけたら、そのとおりにしてください」と言った。 今日の福音(ヨハネ2.1-11)には、カナの婚礼、イエスが最初に奇跡を起こした場面が描かれています。婚宴でぶどう酒が足りなくなり、みずがめいっぱいの水をぶどう酒に変えるというこの奇跡は、母マリアの願いによって起こされた奇跡です。 ここでイエスは「わたし...
みことばとわかちあい | 2023.01.07 Sat 09:51
イエスは振り返り、彼らが従って来るのを見て、「何を求めているのか」と言われた。彼らが、「ラビ――『先生』という意味――どこに泊まっておられるのですか」と言うと、イエスは、「来なさい。そうすれば分かる」と言われた。そこで、彼らはついて行って、どこにイエスが泊まっておられるかを見た。そしてその日は、イエスのもとに泊まった。午後四時ごろのことである。」 今日の福音(ヨハネ1.35-42)には、シモン・ペトロとアンデレがイエスと出会う場面の様子が描かれています。しかしここには、この二人がなぜイエスについて行っ...
みことばとわかちあい | 2023.01.04 Wed 11:24
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