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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 前田正博 ふたもの展。 会場風景。 確かに、茶事で使う器は、 家庭の食卓に並ぶ器より、 蓋物が多いようです。 自然、点前の所作の中に、 蓋を開ける、蓋を閉めるという行為が加わり、 単なる、開け閉めではなく、 始まりや終わりといったけじめと、 それに伴う気分が演出され、増幅されます。 水指の蓋が開いて、 水面が見えた途端、 茶室には冷たい湿度が漂い、 主客はともに軽く緊張します。 前田正博...
お茶を楽しむ生活 | 2021.10.09 Sat 04:57
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロン(中央区銀座1丁目8-17)では、 第22回「月夜の茶会」茶道具展。 会場風景。 辻村史朗の「月」の軸。 たっぷりと薄墨を含ませた太い線がゆったり走り、 その痕跡は、 和紙と水と墨による複雑な表情です。 左上の大きな飛沫によって、 これは月という漢字ではなく、 たまたま月に似て見える図像であるという、 あいまいさへ引き込まれてゆきます。 我々日本人は、月という漢字の認識がありますが、 このような活字ではない絵画的な月は、 一...
お茶を楽しむ生活 | 2021.09.08 Wed 09:00
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、長岡絢美展。 会場風景。 器は、絵付けとフォルムの関係が、 長岡絢美のようにごく自然であれば、 優れた陶芸とは、用途、形態、表情(絵付け)の 総合芸術であることが、実感できます。 手捻りだから、 厚みや重み、形は、手や指先の仕事で、 器には、ぽってりとした温かみと柔らかさが漂います。 器を覆う絵付けは、 太古な土着な感じで、 身近なモチーフで、モダンです。 作陶家が楽し気に作った 同じ時間と...
お茶を楽しむ生活 | 2021.07.12 Mon 04:42
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座 日々(中央区銀座3-8-15)では、谷口嘉 作品展(ガラス)。 会場風景。 金縁のうつわ、蓋物(木蓋は、紀平佳丈作)、花器。 オリジナルのコンクリート型を作り、 そこに、溶けたガラスをに吹き込んで成形する 「型吹き」という技法で作られています。 型を使うことで、 文字通り「型通り」に、 最初の造形上の構想(スケッチ)をなぞって、 作品が導かれます。 さらに、コンクリートのテクスチャーを拾って、 ガラスの表面には微細な凹凸が生まれています。...
お茶を楽しむ生活 | 2021.07.06 Tue 05:11
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロン(中央区銀座1-8-17)では、辻村 塊展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー白と黒の攻防ー。 志野釉(長石釉)を厚めにかけて焼けば、志野になり、 鉄釉をかけ、焼成中に窯から引き出して急冷すれば、 黒織部になります。 それは、制作上の違いに過ぎず、 造形や表情を規定するものではないのですが、 このように、同一作陶家による、 志野と黒織部を並べて鑑賞すれば、 その違いが、 志野らしさ、黒織部らしさの探求の結果として、 茶碗とい...
お茶を楽しむ生活 | 2021.07.05 Mon 05:10
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 伊香保温泉「ホテル天坊」の建物内の、 二室の茶室のもう一室。 先の四畳半がオーソドックスな茶室でしたので、 こちらは遊び心に満ちた、 国宝「如庵」写しの「日庵」。 さすがに本家本元鑑賞のハードルは高いので、 このように、大まかに写された茶室で、 疑似的体験が(大まかに)できるのは有難い機会です。 外観。 本家には無い貴人口が大きく開いていて、 ホテルの廊下から、 内部が舞台のように鑑賞できるようになっています。 いわゆる「有楽窓」はありません...
お茶を楽しむ生活 | 2021.05.28 Fri 05:03
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 たまたま宿泊した 伊香保温泉「ホテル天坊」の建物内に、 思いがけず 生真面目にキッチリ造られている 茶室が2室設けられていましたので、 ありがたく鑑賞です。 外観。 建物内なので、屋根も庇も不要ですが、 土庇が深々と掛けられていて、 床は路地ならぬ、カーペット敷ながら、 茶室らしい雰囲気が出ています。 正面に大きく貴人口が開いています。 ・四畳半茶室 ・四畳半切※この畳の敷方はイレギュラー ・下座床・曲茶道口 ・正面貴人口・左躙り口 ...
お茶を楽しむ生活 | 2021.05.25 Tue 04:55
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロン(中央区銀座1-8-17)では、 日本の色 藍から水浅葱色の世界展。 会場風景。 青い工芸作品が並び、 会場には清々しい空気感が漂います。 試しにネットで、 「日本の伝統色の名前とカラーコードが一目でわかるWEB色見本」 を検索してみると、 日本の伝統色465色の色名が一覧で出てきます。 これは青だな、と思われる色の種類の多さに 改めて驚かされます。 微妙に違う青色たちに、 それぞれ、色の発想元になった、 ものの名前が一つ一つ丁寧に当...
お茶を楽しむ生活 | 2021.05.24 Mon 05:17
今日は、到来ものの京都雅柳ほりゑ、雅柳園茶店の「宇治八十八夜摘み 新茶・鳥獣戯画和紙箱」を飲みます。合わせた菓子は、近所の菓子舗で買い込んだ「かしわ餅」です。 昔から、まだ寒(かん)の残る「立春(りっしゅん)」から数えて八十八日目、つまり、「八十八夜」に手摘みした新茶を飲むと、その一年間は無病息災(むびょうそくさい)に過ごせると言い伝えられておりますが、このお茶はそういう由緒(ゆいしょ)正しい「故事」に倣(なら)って、丁寧(ていねい)に製茶されたもののようです。 &n...
電脳若衆宿 | 2021.04.25 Sun 05:10
阿呆か、嘘教えんな ちゃんと1960年代から70年台のVAN全盛の時のメンズ・クラブやれよ 若衆宿やってたやん 俺、あれパクった ちょいわる親爺ゆうて、鮫野郎のファッション教えるな あんなもんナポリ人の理解 パンツェッタ・ジローラモ、お前、阿呆か お手前できるのに、おまえ、何、寝言ゆうてんねん NHKのイタリア語講座、わしも見てた ミラノ・ファッション...
ぱ、じゃまたね | 2021.04.24 Sat 11:04
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