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TAG:#評・感想 新国立劇場中劇場にて行われた東京バレエ団による「20世紀の傑作バレエ?」は、いずれも特色のある傑作を上演し、20世紀バレエの多面性を示してくれました。私は12月2日に鑑賞。 本上演は、ジョン・ノイマイヤー振付「スプリング・アンド・フォール」から始まりました。使用曲はドヴォルザークの「弦楽セレナーデ ホ長調」。それ以外にはありえないと思うほど、澄明で美しい作品です。 途中、3〜4組の男女がそれぞれ別の組を気にすることなく、全く異なったパ・ド・ド...
下降の旋律 | 2018.12.03 Mon 16:43
TAG:#評・感想 解釈と表現言語の巧みさが際立つ作品です。 12月1日、東劇にて上映されている、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団によるアクラム・カーン振付「ジゼル」IN CINEMAを見に行きました。 例えば、村人たちが十字を組み、中心を固定して回転する場面。古典の「ジゼル」では、十字の端にいるジゼルとアルブレヒトは、視線で村人たちの姿を縫って目を合わせます。 一方、カーン版では、カーン特有のうねりのある群舞による数の論理に圧倒されます...
下降の旋律 | 2018.12.02 Sun 17:47
TAG:#バレエ入門・見方/講演会・レクチャー チャイコフスキーの「くるみ割り人形」は、同作品を振付予定だったマリウス・プティパの指示書に沿って作られました。11月30日、新宿村スタジオにて行われたバレエカレッジ「バレエ音楽の魅力と秘密 《第3回》巨匠の確信と追求〜チャイコフスキー『くるみ割り人形』」では、台本にも似た指示書を参照しながら、バレエ指揮者・井田勝大氏の解説が行われました。 チャイコフスキーの音楽がまんべんなく聞ける新国立劇場の予告編。 なぜ副題は「巨匠...
下降の旋律 | 2018.12.01 Sat 15:06
TAG:#DVD・Blu-ray・VHS 「…お道化者のマキューシオの瀕死の場面は、他の版では、その性格づけのままに滑稽な行動をとり、ペーソスに満ちていることが多いが、クランコのもとでは、滑稽さは一切なく、もっぱら早逝の無念さや喪失の悲しみに満たされている」 2015年シュツットガルト・バレエ団来日公演のパンフレットで読んで以来、忘れられない村山久美子氏の評論です。クランコ版「ロミオとジュリエット」ではマキューシオの死の他でも、必要以上の性格・感情付けは行わず、自然な表現と...
下降の旋律 | 2018.11.30 Fri 12:40
TAG:#評・感想 同じ役柄であっても、ダンサーごとに、また同じのダンサーでも年齢を重ねるごとに解釈は異なっていきます。それぞれに面白さを感じるものですが、時たま、私の理想像のストライクゾーンに入ってくるダンサーがいて、そのような作品を見ると熱狂してしまうことがあります。 近年、私の心臓のど真ん中を射てきたのが、エドウィン・レヴァツォフによるノイマイヤー振付「椿姫」のアルマンです。 View this post on Instagram ...
下降の旋律 | 2018.11.28 Wed 11:25
window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-129794014-1'); TAG:#バレエ入門・見方/講演会・レクチャー 私が上京して初めて見た公演が2012年の世界バレエフェスティバルでした。 当時、実家にあったDVDはほぼ古典作品。ノイマイヤーは「椿姫」しか分からないし、DVDが出ていなかったクランコ作品は「オネーギン」すら見たことなし。プログラムには聞いたこともないベジ...
下降の旋律 | 2018.11.26 Mon 20:28
window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-129794014-1'); TAG:#DVD・Blu-ray・VHS 先日、シュツットガルト・バレエ団来日公演「オネーギン」が行われた、そのすぐ隣の国立西洋美術館ではルーベンス展が行われていました。ここで展示されていた《「噂」に耳を傾けるデイアネイラ》。デイアネイラは夫ヘラクレスの不倫を疑い、ヘラクレスを誤って死に導いた女性です。 こ...
下降の旋律 | 2018.11.24 Sat 19:34
TAG:#パリ・オペラ座ニュース 埋め込み元:パリ・オペラ座バレエ団 2020年8月のスプリーム・ガラに来日するシルヴィア・サン=マルタン。2018年上演のルドルフ・ヌレエフ版『シンデレラ』のタイトルロールに抜擢されている注目株です。 キャリア情報は以下の通り。 2002 Enters the Paris Opera Ballet School 2008 Joins the Corps de Ballet 2011 Coryphée. Prix du Cercle Carpeaux 2012 Sujet  ...
下降の旋律 | 2018.11.22 Thu 19:39
window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-129794014-1'); JUGEMテーマ:バレエ 「何なの、この机。僕の前を阻んでいるみたいだね。今日はこうやってみんなの前に立って歩きながら講演をする予定だったのに…。これは極めて寺山の流儀に反しているね」 机に座って話ができるよう神奈川近代文学館が気を遣って用意した大きな机と椅子。前回、ご紹介した三...
下降の旋律 | 2018.11.21 Wed 10:16
window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-129794014-1'); TAG:#バレエ入門・見方/講演会・レクチャー あるバレエ作品を見たことをきっかけに、それまで何とも思っていなかった音楽に大きな愛着を持つことがあります。私にとってその中の2つが、モーリス・ベジャール『くるみ割り人形』で用いられるチャイコフスキーの曲と、ピナ・バウシュ『カーネーション―NELKEN』で使われるガー...
下降の旋律 | 2018.11.19 Mon 20:23
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