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依田ノートというどのプロが書いたか一目瞭然の棋書がある。 週刊現代に連載した記事をまとめた棋書のようだ。 この本で一番大事なのはある意味「前書き」だ。 その中で、 囲碁で上達するのに必要な理論はわずかに四つだけなのです。 まず、「最大の手を打つ」こと。 次に「厚みに近づかない」こと。 そして、「将来の可能性を大切にする」こと。 最後は「利き筋を決めない」こと。 という囲碁上達法の秘訣を述べた部分がある。 本文は、この4つの理論の説明で、序盤の打ち方を中心に 沢山の具体例に基づい...
囲碁上達法−棋書やインターネット碁を活用し囲碁大会出場 | 2008.04.22 Tue 01:44
「厚みに近寄るな」というのは初心者も習う棋理である。 しかし、結構強くなってもこの格言をつかいこなすのはかなり難しい。 なぜなら、これは厚みなのかという判断が難しいし、 どの程度近寄らなければ良いのかの判断も難しいからだ。 このフレーズを見事に、分かりやすく、かつ活用しやすく 言い換えたのが苑田勇一九段だ。 「生きている石の近くは小さい」 非常に分かりやすい。 他にも、 「攻めず守らず」 「攻めることは逃がすこと」 など、目から鱗の至言が満載の本が、NHK囲碁ブックスの 苑田勇一流基本戦略...
囲碁上達法−棋書やインターネット碁を活用し囲碁大会出場 | 2008.04.19 Sat 17:42
囲碁では一手の価値を高めるように打つことだ。 一手の価値を高める方法の一つは、自分の外勢をうまく同じ方向に向けて 模様を作ることだ。 模様は広すぎれば隙が大きくなり、狭すぎれば囲わされても地が足りなくなる。 だから、模様形成時には”適切な大きさ”というのが大事だというのが、 例えば武宮正樹の教えだ。 しかし、自分の模様というか勢力圏は広ければ広い方が良いと説く 棋書がある。王銘えん九段のゾーンプレスパークだ。 盤上で一番大きな勢力圏”ナンバーワンゾーン”を形成し、相手に入って こさせて主導権...
囲碁上達法−棋書やインターネット碁を活用し囲碁大会出場 | 2008.04.17 Thu 22:58
外勢が必ずしも厚いわけでないことは以前から理解していた。 薄い外勢もあるということだ。 しかし、厚さについてカルチャーショックを受けた棋書がある。 趙治勲のカベ攻めの極意という本だ。 この本は、実利と外勢を問わず、弱点が無く生きている石は厚いと説く。 そして、実利の側は地の可能性の大きさには劣るが、普通は外勢より厚い。 だから、模様の弱点を攻めて、外勢側の地の可能性を次々に削り、 模様派を粉砕せよ、という実利派に立った内容だ。 私自身はどちらかと言えば外勢派なのだが、この本には衝撃を受けた...
囲碁上達法−棋書やインターネット碁を活用し囲碁大会出場 | 2008.04.13 Sun 22:30
「手抜きは常に最善手から3番目以内」、正確ではないかもしれないが、 こういう言い回しがある。初めてこれを見たときには良く理解できなかった。 なぜなら、 例えば「定石の途中で手を抜いて他に回ったら、一手追加されて部分的に 不利になるに決まってる」と考えたからだ。 今ならこう理解できる。 序盤の一手は出入りで約20目の価値がある。 だから、手を抜いてもう一手打たれた部分的な損失が、出入りで20目より 小さければ、他に一手打って得た得の方が大きく、全局的には得になるのだ。 これは言い換えれば、「...
囲碁上達法−棋書やインターネット碁を活用しよう | 2008.04.11 Fri 00:50
24時間いつでも世界中の囲碁ファンと対局できます。 プロ棋士による指導碁、石田芳夫九段監修の定石検索/死活ナビなど サービス充実。棋譜解説メールマガジンも毎月3回お届けします。 世界最大級のインターネット囲碁サロン『パンダネット』 JUGEMテーマ:囲碁
通販ショッピング | 2008.04.10 Thu 21:02
囲碁のプロに上達の近道を尋ねると「詰碁を勉強しなさい」という答が多いようだ。 読みの力が大事だということだろう。 一昔前なら、武宮宇宙流の華麗なる中央作戦にあこがれたり、 最近なら、高尾本因坊・十段の手厚い打ち方にあこがれたり、 華麗なる打ち方に対するあこがれは強い。 ごちゃごちゃした戦いよりも、着眼点の良さ、センスの良さで有利に立つ、 なんて言うとなんとも魅力的な響きである。 しかし、これら厚く打つ棋風の根幹を支えるのが、実は緻密な読みと、 ごちゃごちゃした部分戦で負けない腕力、弱い石...
囲碁上達法−棋書やインターネット碁を活用しよう | 2008.04.08 Tue 01:33
JUGEMテーマ:囲碁 このブログでは、囲碁上達の役に立つ棋書やインターネット碁を活用するための 情報を提供していきたいと思います。 私自身は、地方県の県代表にも少々及ばない程度の実力です。 県代表になる上達法はわかりませんが、 この辺りの棋力になるまで道標なら提供できるかもしれないと思います。 囲碁上達法に特効薬は無いのかもしれません。 しかし、地道に日頃から囲碁に接することが結局上達に繋がるのでしょう。 どのように囲碁に接していくかを順番に書いていきましょう。
囲碁上達法−棋書やインターネット碁を活用しよう | 2008.04.05 Sat 10:35
囲碁上達のためには、他人の碁を見て勉強することも必要だ。 その際は2級(段)ほど自分より棋力が上の人の碁を見るのが良いだろう。 インターネット碁でいけば、タイゼムでもパンダネットでもどこでも良いので、 自分より2段級上の人の碁を観戦しよう。 なぜ、一番うまい人たちの碁を見るより、 ちょっと上の人の碁を見る方が良いかと言えば、 着手の意味が概ね自分で理解できるからである。 プロレベルの碁は、着手の意味を理解することが難しいことがある。 勿論、その囲碁サーバーで一番強い人の碁を観戦するのが、 ...
囲碁上達法−棋書やインターネット碁を活用しよう | 2008.04.04 Fri 19:12
良い棋書(囲碁の本)の条件と言えば、少なくともこのブログを訪れて下さる皆さんに とっては「上達に繋がる」というのが第一であろう。 となるとそれは、読む人の棋力、棋風、弱点、長所等々と棋書との相性次第である。 しかし、以下のような点は棋書に必要だろうと個人的に考えていて、 ある意味良い棋書の条件になっているのではないかと思う。 1. その本の明確なメッセージが伝わってくること 著者である棋士もしくはライターが読者に伝えようとしていることが、 わかりやすく強烈に理解できることが必要だ。 例えば...
囲碁上達法−棋書やインターネット碁を活用しよう | 2008.04.01 Tue 06:19
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