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JUGEMテーマ:教会キリスト教 「あなたはユダヤ人の王なのか」というピラトの質問に、「あなたがそう言っています」(原文では「あたなが言っています」で「そう」は補足)とお答えになる主(2)。実際にピラトがそう言ったのか。それとも、ピラトの心の中の声だったのか。 何か、信仰告白を迫られているように聞こえるかもしれませんが、むしろ私には告白の機会が開かれているように思えて来ます。ご自分の死を前にして、なお異邦人であるピラトをも救いに招く、主イエスの愛に満ちた呼びかけを聞く思いがしま...
田舎牧師のモノローグ | 2022.04.15 Fri 09:38
JUGEMテーマ:教会キリスト教 ネブカドネツァルの見たもう一つの夢。それは、彼の治めるバビロンの偉大さと、その繁栄の中で高慢になる彼が砕かれることを示していました。天から降りて来た「聖なる者」は幻を見せた後で、そのことの目的を宣告します。「これは、いと高き方が人間の国を支配し、これをみこころにかなう者に与え、また人間の中の最も低い者をその上に立てることを、いのちある者たちが知るためである。」(17)神こそが「人間の国を支配」する究極的な王であり、神が王たちをお立てになるのです。しか...
田舎牧師のモノローグ | 2022.04.14 Thu 08:15
JUGEMテーマ:教会キリスト教 「もし拝まないなら、おまえたちは、即刻、火の燃える炉の中に投げ込まれる。どの神が、私の手からおまえたちを救い出せるだろうか」(15)との脅し文句に対し、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの三名は答えます。「ネブカドネツァル王よ、このことについて、私たちはお答えする必要はありません。」(16)王の質問は、「どの神も、私の手からおまえたちを救い出せない。だから、私の造った像を(延いては私を)拝め」という脅しです。しかし三名は決然と、「王よ、このことについて...
田舎牧師のモノローグ | 2022.04.13 Wed 07:38
JUGEMテーマ:教会キリスト教 夢の中で、「人手による」偶像を見たネブカドネツァルは、結局自分の「心の思い」(2:30)すなわち高慢を知ることがありませんでした。ダニエルの前にひれ伏したのも、結局ダニエルに対してだけで、ダニエルの信じる神に対しては、本当にはひれ伏していなかったのです(2:46−49)。 結果、その「高慢」は、高さ27メートルの、頭どころか全身が金の巨像を作るという、偶像崇拝に繋がって行きます(1)。それは、自分の像であったかも知れないし、そうでなかったかも知れません。しかし、そ...
田舎牧師のモノローグ | 2022.04.12 Tue 08:31
ダニエルによって、誰にも示せず説き明かせなかった王の夢が示され説き明かされます。 ダニエルはその栄誉を神に帰し(28−29)、続けてこう言っています。「この秘密が私に明らかにされたのは、すべての生ける者にまさって私に知恵があるからではなく、その意味が王に告げられることによって、あなたの心の思いをご自身がお知りになるためです。」(30)神がそれをお示しになったのは、ダニエルの栄光のためでなく、王自身が自分の「心の思いを・・・お知りになるため」だとダニエルは言います。では、王の心の思いとは...
田舎牧師のモノローグ | 2022.04.11 Mon 18:50
大国バビロン(ネブカドネツァル二世)により捕囚となり、ユダから遠い異国の地にまで引かれて来た四人の少年たち。自分の国を蹂躙した国の文化を学ばせられ、自分を奴隷とした王に仕えることを余儀なくされます。名前も、異国風(異教風)の名前に改められてしまいます。周囲のすべてが変化し、自分にも、決して望まなかった大きな変化が求められます。 しかし、彼らはたとえ何が変わっても変わることのない神と、変わることのない神の恵みを知っていました。彼らはその神の前を生きていたので、自分のいのちを断つような真似...
田舎牧師のモノローグ | 2022.04.09 Sat 11:00
「私の苦しみ」は、作者を迫害し、敵対し、裏切る悪しき者たちに作者が囲まれていることから来ています(153−161)。彼らは神の「おきてを求めない」人たちです(155)。神に対しても人に対しても自分勝手にふるまいたい人たちです。特にその傾向は、国民の上に大きな権威をふるう「君主たち」に顕著です(161。2篇も参照)。 いつの時代にあっても、強い者が弱い者を、富める者が貧しい者を虐げます。強い国が弱い国を、主人が奴隷を、上司が部下を、先輩が後輩を、親が子を、夫が妻を、政治家が市民を苦しめ、虐げます。「権...
田舎牧師のモノローグ | 2022.04.08 Fri 11:14
「あなたのさとしは奇しく/それゆえ 私のたましいはそれに目を留めます。/みことばの戸が開くと 光が差し/浅はかな者に悟りを与えます。/私は口を大きく開けて あえぎます。/まことに 私はあなたの仰せを慕います。」(129−131) 『みことばの光』は言います。「これら(130、135節)は、みことばの素晴らしさの一端を味わった者が初めて口にすることができる。これでわかったと人に言わせない。それほど、神のさとしは奇しく(129)、慕わしいものである(131)。」 本当にその通りだと思わされました。何度も読んだ...
田舎牧師のモノローグ | 2022.04.07 Thu 07:19
「私は公正と義を行います。/私を虐げる者どもに 私を委ねないでください。/あなたのしもべの幸いの保証人となってください。/高ぶる者が私を虐げないようにしてください。/私の目は あなたの救いと/あなたの義のみことばを慕って/絶え入るばかりです。」(121−123) みことばを退けて歩む、多くの「虐げる者ども」「高ぶる者」。作者はその中にあって、他の誰でもなく、自分の義でもなく、神に、「あなたのしもべの幸いの保証人となってください」と願います。彼自身の「肉は」神への「恐れで震えて」います(120)。自...
田舎牧師のモノローグ | 2022.04.06 Wed 10:20
「私のたましいは あなたの救いを慕って絶え入るばかりです。/私はあなたのみことばを待ち望んでいます。」(81)作者は神の救いを慕い求めています。ここではその思いが完全に神のみことばを待ち望む思いと重なっています。それは、みことばが救いを与えるからです。作者はそのみことばによる救いを、みことばによって生かされるという経験を、すでにいただいていました(92,93)。でも、その救いは作者自身においてもまだ完成しておらず、地上においても実現していません。だから、未だにみことばを絶え入るばかりに慕い求めてい...
田舎牧師のモノローグ | 2022.04.05 Tue 07:39
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