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今回は大分県・日田の記事から。済生会日田病院が来月から、小児科の土日祝日の外来診療を中止することになった。小児科医師の負担が重過ぎる、ということらしい。 この問題の背景には「1.小児科医不足」「2.今の若い医師が都市の病院で働くことを好む」「3.今の患者さん(及びその家族)が専門医にかかりたがる」という要因があるようだ。そして、今の医師不足が続く限りは、「1」「2」の傾向は強まっていくであろう。医師が足りない、ということは、医師の方が働く場をチョイスできる、ということだから。何もわざわざ...
3ばん目の落書き帳(JUGEM版) | 2008.02.07 Thu 07:45
今回は、単なる医療問題ではない記事を貼り付けた。米軍基地が関係してくる。米軍基地を歓迎しない人は多い。というか、経済的でも何でも、何らかの見返りがなくして、歓迎も支持も得られないだろう。岩国基地もそのひとつである、と思う。 岩国市の沖合いに、ここ24年医師のいない村がある。週一回の巡回診療だけが頼みの綱。けがどころか、うかうか風邪一つひけない状況である。 そのとき、湧き上がったのが、アメリカ軍艦載機部隊の岩国基地への移転問題。大竹市は受け入れることにした。もちろん、補助金の増額と引き...
3ばん目の落書き帳(JUGEM版) | 2008.02.07 Thu 07:44
ようやく日本のエース(?)福田首相が医療問題について受け答えをした。彼曰く「医療も大事、道路も大事」とのこと。さらに「道路は地域の発展のこともある。医療も大事で、道路も大事だ」。。。あのー、地域の医療も地域の発展(それどころか存続)に大きく関わっているんですけど。第一、今の時点で箱物(病院)を作っても、そこで働くお医者さんが増えないと、ますます「医者密度」(ということば今作った)が全然増えないし。。。 やはり、政治家はヒトよりもハコモノ・道路が大事なんですねえ。前線の兵隊さん(この場合...
3ばん目の落書き帳(JUGEM版) | 2008.02.07 Thu 07:43
薬剤師の2010年問題というのがあるんだそうな。知らなかった。今まで薬学部は4年間だったけど、それが6年間に延長されるからであるらしい。卒業が2年延びるから、その間の二年間は卒業者が減ることになる。留年生は別として。だから薬局業界は人材確保で一生懸命らしい。 一方医者の方はどうか?これは○○年問題、というのではなくてすでに医師が足りないらしい。慢性的な医師不足となりつつあるから、「○○年問題」という風にはならないのかな。でも、遠からずしてさらに医師が激減するような気がしてならないのだが。 JUGEMテ...
3ばん目の落書き帳(JUGEM版) | 2008.02.07 Thu 07:41
北見赤十字病院のことについて(記事本文は「続きを読む」へ)。内科医6人全員が3月末に退職する、というこの病院。今月(2月)に入ると、新規の内科患者の受け入れを停止した。それだけでなく、今までこの病院に通っていた患者も、4月以降は別の病院に通わなければならない。しかも、別の病院があればまだしも、見つからない人もいるだろう。そうしたことに対する不満を患者&地域住民はどこにぶつければいいのだろうか? 医師か、病院か。恐らく多くの人々はここらへんを思い浮かべるだろう。でも、ほんとの問題の根源は、医師...
3ばん目の落書き帳(JUGEM版) | 2008.02.07 Thu 07:39
今回は、地域医療に長年尽くされた方が表彰された、という記事。読売新聞・長崎地方版の記事である。一人は五島列島で、もう一人は壱岐島で長年地元医療に従事された。昨今の医療現場のハードさを耳にすると、何十年もこの仕事を続けた、ということだけですごいなと思う。恐らく、この「あんまり知られていないけどすごい人」は日本全国に散らばっているのだろう。そして彼らが日本の医療を支えているのだろう。国や官僚には、彼らの質の高い労働力にあぐらをかかず、今できること、しなければいけないことをしてもらいたい。 JUG...
3ばん目の落書き帳(JUGEM版) | 2008.02.07 Thu 07:37
救命センター14%窮地、医師が不足 本社全国調査(朝日)の記事を読んだ。以前の記事で、「二次救急病院」がかなり大変なことになっていることを紹介したかもしれない。今回の記事は、「3時救急病院」もつかれきっていることを示している。 私が今回学んだのは、「一つの科がなくなると、その周辺の科もえらいことになる」ということだった。麻酔科医が辞め、一般内科・外科の受け入れが不可という部分は、麻酔科医がいないとオペに支障を来たす、つまり外科患者の受け入れが困難になることを示す。 この朝日記事の最初の...
3ばん目の落書き帳(JUGEM版) | 2008.02.07 Thu 07:36
徳山医師会病院、院内保育園オープン(読売)という記事を読んだ。病院内に、看護師・医師・病院職員の子どもを預けるための保育園を設けた、というニュースだ。医者を増やすにしても、医者を育てるのに十年かかるらしい。だから、今ある人材をフルに生かす、という点では、女性の労働力が病院から逃げていかないようにするのが必要だ、ということか。 ただ、医療に無知な私としては、二つの点が気になる。一つは感染の問題。病院というのは好ましからざる細菌でいっぱい。その細菌が保育園の中に入ってきたらどうしよう、なんてこ...
3ばん目の落書き帳(JUGEM版) | 2008.02.07 Thu 07:34
JUGEMテーマ:医療崩壊 誰でも参加できる勉強会です。 多数のご参加をお待ちしています。 皆様の質問にお答えします。
千石茶屋の料理日記 | 2008.01.17 Thu 20:55
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