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1000年後の日本。人類は「呪力」と呼ばれる超能力を身につけていた。自然豊かな「神栖66町」で平和に暮らしていた渡辺早季も12歳で「呪力」を手に入れ、「全人学級」で「呪力」の訓練を行うことに。学校の夏季キャンプで町の外に出た早季と友人たちは先代文明が遺した図書館の自走型端末「ミノシロモドキ」と出会う。そこで早季たちは知ってはいけない先代文明史を知ってしまい……。 文庫本で上中下の全三巻、計1500ページ弱の大長編。読むのに時間が掛かりそうだと思ったが第二章からは一気読み。SF...
敬称略にてお願いします | 2016.06.23 Thu 17:03
リー・スロンカムが検死官として初めて担当することになったのは老女流作家の誕生日パーティーで起きた殺人事件。早速陪審員を集めたスロンカムは関係者の証言を聞いていくが……。 発表は1940年。ギリギリ黄金時代からは外れるものの古典と言っていい作品だが古臭さは感じない。 検死審問の公判記録だけで構成されるというのは小説ならではだと思うが、室内での陪審員や関係者とのやり取りを中心に話を進めていくのは演劇的。劇作家として活動してた作家だけに演劇的な手法を使いつつ、劇にするのは難しそう...
敬称略にてお願いします | 2016.06.16 Thu 17:06
3年ぶりにロス市警に復職したハリー・ボッシュは未解決事件班に配属される。初仕事として17年前に起きた少女殺害事件の再捜査にあたるボッシュだが、事件の裏には当時の市警上層部の圧力によって隠された事実があり……。 ボッシュシリーズ第11作。このシリーズも随分久しぶりで前作「天使と罪の街」を読んだのは9年前。「今1番次回作が楽しみな作家だ」とか書いておいて9年読まないという……。まあ、今回はボッシュも私立探偵からロス市警に復帰ということで、再びこのシリーズを読み始めるに...
敬称略にてお願いします | 2016.06.14 Tue 16:44
JUGEMテーマ:ミステリ ネレ・ノイハウスの日本で出版された 第1作目〜書いたのは、3作目。 「悪女は自殺しない」の次の次。 いきなり、ナチスの話から始まり、 老人が次々に処刑のように殺され、 なかなか容疑者が見つからない… 著名な資産家の老婦人、 自伝を書くことに反対したのは、 どんな理由があったのか… オリヴァーは罠にはめられ、 ピアも危機一髪… 圧倒的なスケールで、 第二次大戦中の事件と現在が つながっていく展開。 ドイツなら、ヨーロッパなら、 こういうことも...
大河の一滴 | 2016.06.12 Sun 19:06
法で裁けぬ悪人を人々の意思=ウィルの名の下に処刑する。新聞の人気コラムニストに届けられたのは匿名の殺人予告だった。殺人犯、マフィアのボス、ロビイスト。予告通りに殺人が行われる中、スカダーはウィルに処刑宣告を受けた弁護士から身辺警護の依頼を受ける。だが、対策を練ったのにも関わらず殺人は実行されてしまい……。 スカダーシリーズの13作目。前作「死者の長い列」を読んだのが9年前。最後に読んだスカダーシリーズが「過去からの弔辞」でこれが8年前だから。随分久しぶりのスカダーである。 犯...
敬称略にてお願いします | 2016.06.10 Fri 18:51
フィンランド郊外の雪原で惨殺死体が発見された。被害者はソマリア移民の映画女優。その体には「黒い売女」と刻まれていた。警察署長のカリ・ヴァーラ警部は捜査を開始するが、容疑者として浮上したのは彼から妻を奪った男で……。 またまた登場の北欧ミステリー。今回の舞台はフィンランド。スウェーデン以上に馴染みのない場所だが、フィンランド人の寡黙で感情を出さず、他人に干渉しないところなんかは日本人と似ていると感じた。人種差別が根強く、アル中、自殺者、近親者への暴力が多いなんてところまでは似...
敬称略にてお願いします | 2016.06.07 Tue 17:08
五年前、交通事故で顔に傷を負った美織レイ子は整形手術を受けて絶世の美女に生まれ変わった。世界的ファッションモデルとして成功した一方で、彼女は自分を虚構に満ちた境遇に追いやった七人の男女への憎しみを募らせていた。七人を脅迫し自分を憎しませると、その内の一人を巧みに誘導して自分を毒殺させる。だが、彼女を殺す動機を持つ七人の男女はいずれも自分が彼女を殺したと確信していて……。 ほぼ解説に書いてある通りの感想。七人全員が自分が殺人者だと思っているという不可解な状況の面白さで惹き込ま...
敬称略にてお願いします | 2016.05.31 Tue 19:04
JUGEMテーマ:ミステリ ドイツの作家ネレ・ノイハウスの1作目です。 自費出版して、自分で売り歩いたそうです。 日本では、3作目の「深い疵」が最初に翻訳され、 次に4作目「白雪姫には死んでもらう」が出て、 最後にこの作品が出版されました。 主人公のオリヴァーは貴族の血を引く主席警部。 貴族制度がなくなっても、苗字には「フォン」が ついて、実家はお城なんだ… 相棒のピアは、長年の結婚を解消して、 自分の農場を買ったところ。 被害者は、誰にも同情されない悪女で、 オリヴァーの初恋の相...
大河の一滴 | 2016.05.28 Sat 16:53
JUGEMテーマ:ミステリ ヨハン・テオリン四部作の第三作。 エルンストのコテージには、 親戚のペールと双子の子どもたちが 住むことになり、 イェルロフは、家に戻ってきて、 新築の別荘には、作家とその妻が… ヨンしか住んでいなかった村に 人が集まってきて、 ペールの父が事件に巻き込まれて、 それぞれの人生が交差していきます。 エルフとトロールの物語も、 北欧らしく、神秘的です。
大河の一滴 | 2016.05.23 Mon 21:37
英国諜報部<サーカス>には二十年にもわたりソ連に情報を渡していた二重スパイがいた。非公式に召喚された元諜報部員ジョージ・スマイリーは膨大な資料の山と共に<サーカス>の、自身の過去を遡る。やがて元諜報部のチーフがコードネームティンカー、テイラー、ソルジャー、プアマン、ベガマンの五人にまで、容疑者を絞り込んでいたことがわかるが……。 読み終えた当日に訳者の村上博基が亡くなったニュースを知って妙にタイムリーな読書になってしまった。 ル・カレの小説を読むのは初めて...
敬称略にてお願いします | 2016.05.19 Thu 16:33
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