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JUGEMテーマ:ミステリ スウェーデンの作家ヨハン・テオリンの 長編第一作。 20年前の子どもの失踪事件。 傷心のままの母親と、 事件の解決を図る祖父。 それよりも昔の殺人事件の犯人の その後が描かれていく中で、 現在に謎がつながって… 厳しく美しい北欧の自然には、 ミステリが似合います。 自分の身体の不自由に憤りつつ、 不屈の精神力で謎に向かう祖父の姿が とても印象的です。 この後、冬・春・夏と続く 四部作のスタートです。
大河の一滴 | 2016.04.29 Fri 19:24
JUGEMテーマ:ミステリ 28回目 ようやく大作だった暗黒館を読み終わった。長かった〜とても、しかし飽きることなく読めたのには驚きでした。 読み始めは正直言うと不安で仕方なかったです。1巻から4巻までで約2000ページを一つの館を舞台に起こるミステリと殺人、途中でグダグダになるのでは・・・なんて思ったりしましたが、やはり予想を裏切ってくれる作品でした。このページ数もあわせて正に暗黒、舞台になる館もさることながらその家に住む人々やその家の過去や掟すべてどす黒く、歪んでいて悍ましくそして悲しくて。 双...
玩具館 | 2016.04.23 Sat 02:32
社長令嬢ドロシィと結婚。義父の会社に入社していずれはその会社と資産を手に入れる……。彼の計画は順調に進んでいたがドロシィの妊娠によって窮地に立たされる。厳格なドロシィの父に結婚前の妊娠を知られれば、ドロシィは勘当され彼の将来も台無しになるだろう。回避するには彼女に事件にならないように死んでもらうしかない。彼はドロシィの殺害を計画するが……。 サスペンスものの古典として各種オールタイムベストで上位の常連となっている死の接吻。今更古典を読む気もせず敬遠してきたが、小...
敬称略にてお願いします | 2016.04.15 Fri 19:05
閉店直前の銀行に飛び込んだ陣内と鴨居は銀行強盗と鉢合わせに。同じく人質にあった盲目の青年永瀬が指摘した事件の真相とは(バンク)。家庭調査官の武藤が担当するのは男子高校生の万引き事件。息子を監視してるような父親と萎縮して事件について語ってくれない高校生。困った武藤は先輩調査官陣内から借りた本を高校生に渡すが……(チルドレン)。陣内を中心にして起こる五つの物語。 ブログを読み直してみるとケチをつけられてることが多い伊坂幸太郎。「ラッシュライフ」の感想なんて結構酷いこと書いているが、...
敬称略にてお願いします | 2016.04.13 Wed 18:51
JUGEMテーマ:ミステリ ノルウェーのミステリ作家 ヨルン・リーエルホストの作品です。 17年前の誘拐殺人事件の証拠は 警察官のねつ造だったとして、 当時の捜査を指揮していた ヴィスティングは停職処分に… 娘のリーネは、新聞記者として、 別の殺人事件を取材する一方で 父の事件の解明に協力する… 新たな誘拐事件も起きて、 物語は、加速していきます。 北欧ミステリと言えば、 スウェーデンの作家が有名ですが、 リーエルホストの本作品は、 ミステリの賞を総なめにしています。 とこ...
大河の一滴 | 2016.04.11 Mon 18:55
JUGEMテーマ:ミステリ ○内容 ロジャー・シェリンガムが創設した「犯罪研究会」の面面は、迷宮入り寸前の難事件に挑むことになった。 被害者は、毒がしこまれた、新製品という触れ込みのチョコレートを試食した夫妻。夫は一命を取り留めたが、夫人は死亡する。 だが、チョコレートは夫妻ではなく他人へ送られたものだった。事件の真相や如何に? 会員たちは独自に調査を重ね、各自の推理を披露していく―。 ○感想 前々から名前は知っていたものの読む機会を逸していたが、バレンタインデーということもあり毒チョコを読ん...
のーみそコネコネ | 2016.04.04 Mon 16:10
ロジャー・ブラウンは名うてのヘッドハンター。表向きは美しい妻と優雅な生活を送っているが、裏では愛する妻に与えた画廊の赤字を埋めるために絵画の窃盗に手を染めている。ある日、妻に画廊で紹介されたのは幻の名画を持つGPSメーカーの元CEO。ヘッドハンターとして彼に接触しながら名画の窃盗も狙うロジャーだが思いもよらぬことが起きて……。 ブログを休止している間に翻訳ミステリー界のトレンドになっていた北欧ミステリー。ノルウェー出身ジョー・ネスボはその牽引役の一人……らしい。北欧ミ...
敬称略にてお願いします | 2016.03.21 Mon 14:12
JUGEMテーマ:ミステリ 10回目 昨日までの天気とうってかわり今日は凄く天気がよかった、寒いですけどね。 今日は仕事が休みだったので朝から新たな小説を買いにブックオフへ、目的は以前から読んでいる館シリーズの「暗黒館」全4巻、全部そろうとは思っていなかったのでいざお店に行くとやはり「1」「3」「4」しかなかった・・・まぁまぁ3冊も売っていたのはラッキーということで、駅ビルの書店に行ってみることに、そしたら「2」だけ置いてありまた。なんというか見透かされてるんじゃないかと思えてしまった(笑) ...
玩具館 | 2016.03.15 Tue 23:08
JUGEMテーマ:ミステリ 9回目 まだ寒い日がつづく、朝方は陽がさしていたのに午後にはすっかり曇り空になっていた。 今しがた読み終えた小説について、館シリーズの「黒猫館」。 記憶喪失の老人、鮎田冬馬の手記をなぞりながら読んでいく、第3作目の「迷路館」と同じ作中作ってやつですかね。今回は鹿谷の意外な弱点だったり可愛いところが書かれてあって読みながら笑ってしまった。 勝敗はまたしても敗北ですね。私のような頭の悪い知識がないような者には考えつかないような結末でした。あー犯人はわかってたのになー...
玩具館 | 2016.03.14 Mon 01:36
病室で耳を切り取られ、耳の穴に別人の小指を詰められた死体が発見される。次に発見された死体は舌を切り取られ、口の中に前の被害者の耳を咥えさせられていた……。犯人の正体は。そして、死体を切断する理由とは。 前回の「犬なら普通のこと」でアメリカのクールさとはほど遠い、水っぽさこそが日本らしさなのかもしれないと書いた。そんな中、柔らかな大阪弁を使いながらクールな犯罪小説を書いてるのが黒川博行。 ブログ休止中に読んだ「悪果」(七年弱で一冊しか読んでない!)では悪徳刑事がただそこに存...
敬称略にてお願いします | 2016.03.10 Thu 16:46
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