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JUGEMテーマ:児童文学 先日の長野ヒデ子氏の講演会の時に先生が紹介して下さった本の一冊が、この『狐』です。新美南吉のこの作品の事を私は、それまで知りませんでした。 新美南吉の狐物語といえば、有名なのは『ごん狐』『手袋を買いに』でしょう。ただ、私は、子どもの頃『ごん狐』は、あまりに悲しい結末で胸が苦しくなり、好きな作品とはいえませんでした。 さて、この『狐』は、南吉が29歳の若さで亡くなる2ヶ月前に書いた作品だそうです。 主人公の文六ちゃんは、お祭りに行く途中に下駄を買いました。すると、お店にい...
Komorebi House | 2009.03.09 Mon 22:18
JUGEMテーマ:児童文学 この一冊の児童書との出会いは、私にとって衝撃的でした。感動した児童書、考えさせられた児童書は沢山ありますが、この本は最も衝撃を受けた児童書の中の一冊といえます。 この本の作者の他の代表作に「人形の家」という、童話があります。「人形の家」といえば、イプセンの戯曲を思い浮かべる方が大半だと思いますが、ゴッテンの作品は子どもが遊ぶ人形とその人形たちの家のお話しです。 『ねずみ女房』の主人公は、雌の家ねずみです。住んでいる家が世界のすべてで、家の外に出た事はありません。...
Komorebi House | 2009.02.23 Mon 23:26
続きが楽しみなシリーズがまた一つ増えました。「黄金の王白銀の王」「少年検閲官」と言い、このイラストレーターさんが描いているファンタジーは外れ難いな…! 内容(「BOOK」データベースより) 医者を夢見る少年・臨は、数百年後の廃墟と化した病院で目が覚めた。ファンタジーの世界に迷い込んでしまったかのような未来に戸惑いながらも、優しい看護師ロボットたちと共に生活をはじめる。しかし人との触れあいを求め病院を飛び出した臨は、地図にない街に手紙を届ける野性的な少年・ソウタと、どこか懐かしさを感じさせる黒い翼...
One Or Eight | 2009.02.12 Thu 23:15
JUGEMテーマ:児童文学ジブリ映画『ハウルの動く城』の原作です。実はイギリスの児童文学なのです。映画を見たときは、あれだけごちゃごちゃした話を、よくここまでラブストーリーに纏め上げたもんだと、宮崎監督の脚本に脱帽しました。原作は、もっとおとぎ話おとぎ話した雰囲気です。3人姉妹の長女ソフィーは、“物語のお約束どおり、一番上の子は成功しないもの”と、人生達観してというか、まる投げして、というか、とにかく亡きお父さんの帽子屋さんで、お針子仕事の毎日。そこになぜか魔女が現れて、呪いを掛けられて。ほら、やっ...
ちょこの読書日記 | 2009.01.07 Wed 06:28
JUGEMテーマ:児童文学 こんばんは。昨日から、あるお話を思い出していました。 小学校の時だから、うろ覚えだけど…。子狐と猟師のお話。子狐が、染物屋に化けて若い猟師の前に現れるの。子狐は猟師の指を、桔梗の藍色で染め上げて言うの。「染まった指で、窓を作ってごらん。懐かしい人の姿が見えるよ。僕は鉄砲で撃たれた母さんに、いつもこうして会っているんだ。」猟師は疑いながら、染まった指で作った窓を覗く。そこに写ったのは、昔好きだった、女の子。猟師は嬉しくて、大事な鉄砲を子狐にあげてしまって家に帰るの。で...
杏のさいはての日記 | 2009.01.06 Tue 00:40
タイトルがいいですよね。 いいというか、よくない、というか。 そこがいいっていうか(謎) 本が終ったところで、両親が死んで一年みたいです。 なんとサニーが歩き始めちゃって。 ほんの少し、進展はあったけれど、謎は謎のまま。 三つ子の手紙とか面白かったです。 JUGEMテーマ:児童文学JUGEMテーマ:読書
over the bookshelf | 2008.12.26 Fri 16:22
ひさしぶりに、世にも不幸なできごとシリーズ。第四弾。 今回は材木工場で働くことになった3姉弟妹。 優しく面倒を見てくれるフィルは楽天家です。 こんな人は実際にはいないだろうけど、 もしいたとしたら幸せだろうなぁと思います。 だけど近くにいられたら絶対嫌(笑)。 でも、三姉弟妹はフィルをみて思うのです。 自分たちは幸せかもしれない、と。 …すごい。ありえない!!! でもそうですね。あの三人はずっと危ういところで助かっているのです。 幸せと言うのは、不幸を知らなければ知ることができ...
over the bookshelf | 2008.12.17 Wed 19:00
JUGEMテーマ:児童文学あまりにも好きな本すぎて、語りだすととまらなそうなので、サラッといきますよ、さらっと。今回、授業でやったのですが、さすが言語学者なトールキンが書いた本なだけあって、児童文学をいっても侮れないほど、言葉の使い方が込み入っています。てゆーか、原文、ふつうに難しいです(笑)そのへんの小説読むよりよっぽど難しいです。その原因の一つとしてあげられるのが、文体でしょうか。地の文はわりと普通ですが、登場人物によって(エルフ王とかトーリンとか)しゃべり言葉が古いのです。日本語で言ったら、お...
ちょこの読書日記 | 2008.11.26 Wed 06:42
JUGEMテーマ:児童文学 「頑張って!」と、人を激励する言葉。 私は、あまり使いません。安易に使うのは怖いからです。この言葉を使う時は、相手が頑張る事にやりがいを持って、真剣に取り組んでいると感じられる時!頑張ってという言葉が、相手の頑張りを励ます言葉になると感じる時です。 でも、相手が疲れているなと思う時は、「頑張り過ぎないでね」と、言うようにしています。自分自身が一生懸命に努力して、それでもうまくいかなくて落ち込んでいる時に「頑張って」と、言われると、ショックでした。「まだまだ、頑張りが...
Komorebi House | 2008.11.20 Thu 14:00
JUGEMテーマ:児童文学 歴史は繰り返す?_(^^;)ゞ でも、チョット怖いですね〜 その昔、実際にあったらしいですよ〜 このお話! 「ハーメルンの笛吹き男」 単なるお話だと思ってたら そうじゃなく実際に子供達の失踪事件があったようです・・ 怖い・・( -_-) 「この民話は1284年6月26日にドイツのハーメルンで 130人の子供が突然行方不明になった事件について伝えている。 歴史の本にもよく登場し、世界史年表にも出てくる」 ↑↑ というサイトもありましたよ〜 今度は笛吹きのピエロさんが出て...
日本も世界もニュースなサイト | 2008.11.19 Wed 19:29
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