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JUGEMテーマ:空手道 もちろん、舞踏家(ダンサー)も、体全体で動かなければ、観衆に美を感じさせる事はできないので、武道家と同じようには、動いているのだが、ダンサーと武道家とでは体の作りが全く違う。 古式の太極拳では、足腰を立ちや歩きで鍛えた後に、太極球(鉄球)や水甕、そして鉈などを持って、体全体で動く事で筋肉や腱(筋)を鍛える。 なので、舞踏家と同じように、美しく舞いながらも、そこには剛的な鍛錬によって作り上げられた芯が入っているのである。 もしかしたら、舞踏家(ダンサー)が、古...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.05.27 Tue 01:01
JUGEMテーマ:空手道 以前、このシリーズで紹介した三線の音に合わせて、即興で踊っていらっしゃった島袋先生の動きは、まさに「空手の踊り」である。(http://koshiki.jugem.jp/?eid=1803) 踊り自体は、武道のそれと舞踏のそれとの間に、大きな違いはない。 唯一の違いは、その踊りを踊っている人が、それを戦いの中で使えるかどうかという点だけである。 これをどう区別するのか? 太極拳を例にとって話してみよう。健康太極拳なら、ただ健康のために拳法風の踊りを踊っているに過ぎない。武術太極拳な...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.05.26 Mon 23:59
JUGEMテーマ:空手道 老師が、稽古の合間に話してくれた事がある。古代では、拳法の型は、実に単純だった。 相手の打ちを受けて、突くとか、相手の突進をよけて蹴るとか、そういう実用的で単純な動きだった。それが、現在のように洗練された型をとるようになったのは、秋の収穫祭の場で、奉納演武を始めた事がきっかけだったそうだ。 収穫祭に、奉納のパーフォーマンスをするのは、何も武道家たちだけではない。様々な芸人や踊り子たちも、日ごろ磨いた技芸を披露するのである。 その際に、舞踏家と武道家の間に、...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.05.26 Mon 23:29
JUGEMテーマ:空手道 朝起きて、山の頂上に行き、太極拳を演じた。最近、太極拳を練習する事が多くなってきた。 弟子のA君が、また太極拳教室を開くかもしれないからである。いくら、健康法やフィットネスとしての太極拳教室だと言っても、武術として使えないような動きは、教えたくないと彼も私も考えているので、太極拳は、熱心に指導している。 科学的な根拠があるわけではないが、キチンとした伝統の流れの中にない動きや実戦で使えないような動きを長年練習していると、健康...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.05.26 Mon 13:19
JUGEMテーマ:空手道 最後に、ナイハンチを稽古した。稽古とは、「古(いにしえ)を稽(かんが)える」と言う意味である。つまり、先人の考えた事を先人の残した型を通じて考えるという意味だ。 ただ、型の順番を覚えて、それを繰り返すだけの練習は、稽古とは呼べない。と言うわけで、この日は、最後にナイハンチの対練を稽古することにした。 Youtubeで、ライアン・パーカーと言う人が、この対練を紹介しているが、私の覚えたものもこれと殆ど同じである。彼が紹介しているモノと私が覚えたモノとの違い...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.05.25 Sun 23:51
JUGEMテーマ:空手道 私が、ちゃんと師匠について、稽古した古式の空手は、剛柔流と和道流だけである。 だが、私は、古式の少林流の動きもある程度知っている。私の拳法の先輩に、沖縄で古い形の少林流空手を修行してきた人がいて、しょっちゅうその人の研究の相手をさせられていたので、自然に覚えてしまったのである。(ホントは、少林流には全く興味がなかったのだが、怖ーい先輩だったので、逃げられなかった。(T_T)) で、今は、いやいやながら、覚えてしまった少林流の空手の技(ぎ)をA君に指導して...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.05.25 Sun 23:25
JUGEMテーマ:空手道 次に、転掌の内掛け手と外掛け手からの、貫き手の使い方を指導した。貫き手の使い方は、実に難しい。下手に使うと、指を骨折してしまう。 まず、必要なのが、サンチンガーミを使い、指先まで筋を鍛えておく事だ。人間の筋は、恐ろしく強いと上原先生は、よくおっしゃっていた。それを確かめるために、先生は・・・・・・ いや、この話は書くのを止めておこう。読者の皆さんの寝覚めが悪くなるからだ。先生は、空手を極めるためには、犯罪以外の事なら、どんな事でも試された方だったという事だけを...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.05.25 Sun 22:55
JUGEMテーマ:空手道 直線足刀は、敵に向かって、体を真横にして構え、まっすぐに間合いに入って、足の甲や膝の上、そして肋骨などを蹴る技である。 故ブルース・リーが、映画や記録フィルムなどで見せているサイドキックと同質のものだと言ってもいいだろう。ただし、古式のそれは、蹴る前に、必ず何かをするところと、蹴った後も、必ず何かをするところが違う。この「何か」は、突きでもいいし、受けでも構わない。 それと、もう一つ。基本的に、古式の空手や拳法には、上段蹴りはない。サイドキックも、その例外では...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.05.24 Sat 23:49
JUGEMテーマ:空手道 手刀や掛け手の練習を終え、サイドキックの練習に移った。 わたしの流派では、足刀蹴りは、膝の横と裏を蹴る時にのみ用いる。他のサイドキックは、全て踵蹴りである。理由は単純で、踵で蹴った方が、威力が増すからである。 初段のレベルでは、主に前蹴りと斜め前蹴りを四方八方に使わせる。私が、「八方蹴り」と読んでいる練習である。因みに、所謂「回し蹴り」は、正式の技としては、存在しない。ああいう蹴り方は、脛や足の甲を痛めやすいか...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.05.24 Sat 11:57
JUGEMテーマ:空手道 そろそろ、空手や拳法から、本格的に足を洗うときが近づいてきたようだ。夢も、全体のメッセージも、私に「早く夢見を完成せよ。」とせっつき始めた。終わりを感じていたからこそ、最後に少しでも、後進のために何かを書き残しておきたいと考え、このシリーズを書き始めたが、続けたとしても、今月いっぱいあたりで、終わりを迎えそうだ。真に、残念至極である。 さて、前回の続きである。拳法の練習が終わり、サイの練習に移った。棒を如何に捌いて、相手を打つかを懇切丁寧に指導した。サイや短棒など...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.05.23 Fri 22:32
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