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JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(123) 悠は、三枝、雫、駒澤の前まで進むと、満面の笑みを浮かべて右手を三枝にと差し出した。 雫はその笑顔により一層背筋が凍る思いがしていた。 それに気を取られ、つい力が抜けて中のものが飛び出しそうになるのを、慌ててまた尻孔を引き締めて堪える。 顔を赤らめて一人で動揺している雫を、悠は涼しい顔をして横目に捕らえていた。 「はじめまして、佐藤悠です。 三枝さん、今回はお招きいただきま...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.07.26 Thu 01:54
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(122) ――あれって悠に見えるけど、悠に良く似た別人?…―― 雫がそう思っても仕方が無かった。 ―――なんで悠に主催者がそんなに丁寧に挨拶するのだろう? 悠はまだ高校生だし…おかしい。 ここへは三枝さんに呼ばれて来たはずだし、主催が悠を直接知っているはずないのに…何故…? しかもすごい…VIP待遇だ…―― 悠は主催者に伴われ、会場にいる他の主...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.07.25 Wed 01:23
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(121) 「雫…大丈夫?顔真っ赤だよ」 義光が優しく気遣ってくれるがそれに甘えている隙はなかった。 なんといっても、もうすぐ悠がこの会場に現れる時間が迫っていた。そんな最中に頬を染めて三枝に介抱されていたら、余計に悠の逆鱗に触れてしまうかもしれない。 「大丈夫です。なんか義光さんと駒澤さんが仲良さそうなのを見てたら急に自分も学校の友達の事を思い出してしまって」 す...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.07.24 Tue 06:26
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(120) 三枝は雫の変化を素早く気付いたようだった。 「悠くんとしてたの…?」 遠慮なく聞いてくる三枝に、雫は頬を赤らめながらもこくりと頷いた。 お尻の筋肉を引き締めていないと中から悠のものと例のアレが飛び出してきそうな、危ない感覚がする。 三枝はそれでも気にせず、雫の腰に今まで通りエスコートの手を回した。そ の瞬間、雫の身体がビ...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.07.23 Mon 03:29
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(119)★ 悠は雫の裸身にスーツを着せてやりながら、その身体をじっくりと見分していた。 確かに雫の身体は綺麗に均整のとれたお人形のような作りをしている。 無駄なぜい肉も筋肉もなく、するっとした中性的な肢体であり、見た目も悪くない。 本人はやる気が失せると思っているらしい天然カールがかかった薄茶色の髪も、色白の肌も、そして黒目が大きな瞳も、プルンとジェリービーンズのような紅い唇も、どれも悠には堪らなく征...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.07.22 Sun 05:20
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(118)★ 最後くらいはきちんとしたかったのに、このままだと三枝の前で何かとんでもない事をしでかしそうでそれが怖かった。 だが、こんなSMまがいの事を要求してきた悠の気持ちも分かる。 散々好きなようにしてきた三枝への仕返しの意味合いが込められているのは間違いない。 だからこれくらいで悠が納得してくれるなら、雫にとっては安い代償だった。 事情はどうあれ、他の者のお手付きになってし...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.07.21 Sat 08:46
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(117)★ 情事の余韻を振り払う余裕もなくバタバタと身支度を整えて行くしかなかった。 この後雫は再び三枝とロビーで落ちあい、悠とは別に一足早くパーティー会場へと入る予定になっていた。 現在の時刻はなんだかんだと午後七時を回っていた。 悠は三枝から午後八時に会場来いと言われているらしくまだ幾分余裕があるようで、慌しく脱ぎ散らかした衣服を拾い上げ再び身につけようとする雫に自分はベッドに寝転んだまま悪戯を仕掛...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.07.20 Fri 06:36
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 一応これでも甘いいちゃこらです(笑) 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(116)★ 暫く二人は互いの頭を抱き寄せ合い、離れていた時間を取り戻すかのように深く唇を重ね合った。 その柔らかな温もりに後ろ髪を引かれつつも、悠は雫から一旦離れる。 雫の締りが効かなくなってしまったらしい口の端からは、タラッと唾液が糸を引いていた。悠は相変わらず刺激に弱く敏感に反応を示すそんな雫を目の端に捕えながら、思わず口元が緩みほくそ笑んでしまう。 &n...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.07.19 Thu 10:50
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(114) ――雫以外、きっと誰も本当の俺の孤独を埋める事なんてできないだろう。 他人に興味を持たないことで、自分を守って来た。そんな今までの人生の中で俺が唯一人間に興味を持ったのは雫、お前だけだ。 俺は俺を生んでくれた母親や、一応ここまで育ててくれた父親にさえ、あまり執着はない。 むしろ、放って置かれて清々している位だった。 俺の見てくれや、才能に群れる輩はたくさんいても、そいつらに自分から興味を...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.07.17 Tue 03:11
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(113) 久しぶりに肌を合わせた雫の身体は、たった三週間かそこら会わなかったただそれだけで、纏わり付き方がハンパなかった。 三枝との情交にも従順だった雫…。 俺の為とはいえ、なんであそこまで許した? 俺の心が壊れるとは思わなかったのだろうか? 俺が知らなければ、また何食わぬ顔をして、何もなかった振りをして俺の前に戻ればいいとでも思っていたのだろうか? 雫は、人の感情に...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.07.15 Sun 08:26
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