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↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ➔ ANSCHAUEN / RUNTERLADEN Love, Once and Always ⇐ ⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧ On the Road Again: Canned Heat: Klassiker Rhythmus pur: Love Will Keep Us Together: Captain & Tenille: Gehört ...
Amanda | 2018.06.10 Sun 00:33
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(79) 三枝家が経営する病院の一つに譲を秘密裏に移し、きちんとした検査をして分かった事は、左手と左足に麻痺があり、両目はほとんど視力を失っているという事だった。手足の麻痺はリハビリで時間がかかるが日常生活に支障が無い程度には回復しそうではあるが、視力の方だけは良くなっても極端に視野が狭くなるか、明暗がわかる程度だろうと言われてしまう。 それでも耳は良く聞こえているらしく、はじめこそ自分がどこの誰かも分らなか...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.06.08 Fri 08:43
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(77) 悪い予感と言うのは的中してしまうものなのか? その子の名前は『白鳥雫』という名前の子だった。 *** まるでそれは神様が自分の浮つく心に大きな罰を与えた結果のように三枝には感じられた。 守らなければいけなかった親友を置き去りに、恋してはいけない少年にうつつを抜かしていた自分の罪の代償としか思えなかった。 だが幸いその少年は比較的軽症で済んだらしいと聞いて、三枝は一...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.06.06 Wed 07:15
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(76) 二人の出会いはこの軽井沢だった。 もう七年も前になる… 夏の軽井沢でどこかのお宅のサロンパーティに呼ばれた時の事だった。 かわいらしいセーラーカラーのブラウスに紺色の膝丈の半ズボン、襟元に綺麗な水色のリボンが結ばれていた。 親が用意したらしいその服を着たまだ十歳位の少年は、十七歳の三枝の前に現れた。 わりと幼い頃からピアノを習っていた三枝義光は、よくこうした...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.06.05 Tue 00:51
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(75)★ せっかく腕を開いて招き入れていると言うのに、いつまでも呆然としている三枝を自ら引き寄せるようにして、雫は三枝の首に両手を回した。 そしてそっと自分から三枝の薄い唇を啄んできたのだった。 何度も何度もそうして軽く角度を変えては三枝の唇に自分の唇を押し付けてくる。 それはバードキスと言われるように、可愛い小鳥たちがよく番のくちばしをくすぐり合うように啄ばむ姿に似ている事からそう呼ばれるキ...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.06.04 Mon 05:09
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(74) 名前も知らないコロンだったけれど、この香りは大人の三枝にはよく似合っていると、この夏の間ずっと感じていた香りだった。 そしてそれは決して嫌いではない匂いでもあった。 そんな三枝に安心しきって身を委ねているとその耳元に、三枝の絞り出すような声が届いたのだった… 「雫…お願いだ…最後に抱かせて欲しい…」 雫は思わず三枝の手を振り払う...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.06.03 Sun 08:40
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(73) 三枝は他に守らなければならない吉澤の存在がある事に気づいてくれた。 同じように自分にも悠が居る。 三枝がこれから先の未来を吉澤に献身的に尽くして行くだろう事と同じく、雫も悠の深い心の闇と対峙しながら彼と共に在ろうと思っていた。 お互いに自分でなければその痛みを癒すことが出来ない相手だと思う。 これから先どう転ぶかは分からないそんな未来だったが、雫の心の封が解かれた今となってはそんな悠への気...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.06.02 Sat 04:57
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(72) 三枝にベッドに降ろされ唇を奪われた。あまり良いとは言えない家族連れ向けのツインルームのベッドは二人の男を抱き留めるには慣れてはいないらしく、ギシギシと安っぽい音を奏でていた。 ベッドに降ろされた雫のガウンは簡単に紐解かれて前が肌蹴てしまう。 そこにはまだ軽井沢に来た頃と同じ何も跡など付いていない綺麗な肌が晒されていた。 もうそれくらい三枝には抱かれてはいなかった事が分る肌の白さだった。 (前...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.06.01 Fri 12:21
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(71) 悠にはある面、雫が抱えるトラウマと同等かそれ以上の闇があるのではないかと疑っていた。 それはまだ悠の事を深く知らない頃の事だったが、自分は遺伝子操作されて生まれてきたのだと騙された事があった。 勿論そんな事実はなく、今は悠の両親がどちらも科学分野ではトップレベルの頭脳の持ち主で、その二人から生まれて来たという事を遺伝子操作されたも同然だという意味での、悠なりのブラックジョークだとわかっ...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.05.31 Thu 04:26
JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(70) 「また、そうやって結局君を泣かせてしまったね…」 「ううん、これは嬉し涙だから…悲しくないです…」 三枝は雫の身体を更にぐっと胸に抱き寄せた。 雫もそれに逆らうことなく感極まって思わず自分から三枝の背に腕を回してその胸に顔を押し付けて泣いてしまった。 温かな心音が聞こえてくる三枝の胸に顔を埋め、この広い胸に抱き締められたら、きっと吉澤さんも元気になる…そのは...
時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe別館) | 2018.05.30 Wed 06:10
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