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JUGEMテーマ:オリジナルファンタジー 「ばっかじゃねぇぇの??」タケルは言い放った。俺のためシネ??なにいってるんだこのテルテルぼーず頭の中はいろんなことがぐるぐる回っている。いったい何なんだ。いきなり出てきて死ねだと?そもそもコイツの存在自体が非常識だ。「いきなり死ねだなんて。。。言い方が悪いですよ。ケル様。」そうだ。言い方が悪い。。。。「って--?」どこからともなく声が聞こえ黒い服の裾がひゅっっとひらめく。それとともに、ふわりとした風。なんの気配も無くそいつはふんわりとタケルの前に降り立...
あたまのなか。 | 2010.04.01 Thu 21:54
JUGEMテーマ:オリジナルファンタジー妖精人間の姿をした精霊。超人間的能力を有し、いたずらで遊び好きなものとして、西洋の説話・伝説に多く登場する。フェアリー。大辞泉国語辞典より。この、目の前にいるまんじゅう改めてるてる坊主が 妖精?!タケルは思わずふきだした。「よっ・・・妖精?? あははははっ」「失礼な。そこは、驚くところだろう?ただでさえ、常識外のことが起こっているんだからなっ」丸いかおをさらに丸くふくれさせてそいつは言い放った。「妖精は無いだろう。ほら、妖精のイメージって、「ティンカーベル」...
あたまのなか。 | 2010.03.28 Sun 22:05
JUGEMテーマ:オリジナルファンタジー うすぼんやりとした意識の中でタケルはぼうっと天井を見上げていた。やけに体が軽い。というか、力が入りにくいというか、そんな不思議な感覚。ぼうっと見上げていた天井が自分の部屋のものだとわかるまでほんの数秒であった。タケルは飛び上がるように体を起こした。「部屋。だな。」確かに、道を歩いていた。変なまんじゅうに足をとられた。そうだ。それから光と強い衝撃とともにそこからの記憶が無い。ゆっくりと辺りを見回す。見慣れた自分の部屋。さっき店でもらった求人のフリーペーパーが...
あたまのなか。 | 2010.03.26 Fri 01:45
JUGEMテーマ:オリジナルファンタジータケルはいたってマジメとまでは言いがたいが不良でもなく、それといって目立つタイプでもなく、ある程度整った顔立ちをしているもののそれを目立たそうとする花に多少かけている。何事にもあまり力を入れないといった印象の青年であった。今年の春。高校を卒業をしたものの、大学に行くでもなく、就職をするでもなく、ただ、どうしようかと漠然と未来を描いている。大学にいけないわけではない。すでに他界している両親がしばらく生活に困らないだけの財産は残してくれているしその家もしっかりあ...
あたまのなか。 | 2010.03.24 Wed 23:47
JUGEMテーマ:オリジナルファンタジー 足早にタケルは それ の前を通り過ぎた。今日はホントに心地よい風が吹いている。がしぃっ「え?!」ふと足をとられてタケルは思わずよろける。「な・・・に?」振り向いて辺りを確認する。「なんだこれっ」まんじゅう。と思った それ が足に絡み付いている。よく見ると野球ボールぐらいの大きさの白い丸の下に、黒い布がついている。その黒い布がタケルのあしに絡み付いているのだ。足を振り払い、手で払いのけようとした。ら、「タケル。本庄 タケル だろ?」 まんじゅうが。。。。 ...
あたまのなか。 | 2010.03.22 Mon 21:39
JUGEMテーマ:オリジナルファンタジー それ は ぽつんと道の端に落ちていてた。タケルがまんじゅうと思った それ は野球ボールぐらいの大きさで丸く、ややクリームがかった白であった。 なんだろう。と思ったものの、拾い上げる気はない。じぃっと見る気もない。一瞬ためらったものの、そのまま視線をそらして家路に向かう。ありふれた日常の一ページである。で、あるはずっだった。
あたまのなか。 | 2010.03.22 Mon 21:39
JUGEMテーマ:オリジナルファンタジー まんじゅうが 落ちている。タケルはつぶやいた。 今日は良い天気である。昨日までのじめじめした空気も今日の風がさらりと吹き払ってくれる。季節は四月。四月。だというのに、社会人でも学生でもないタケルはとりあえず求人のフリーペーパーを近くのファーストフード店にとりに行った帰りであった。いつも 見慣れた家までの道。高校生の頃は気がつかなかったが、近所にこんなにも綺麗な桜の木があったのか。ひゅるりと落ちてくる花びらをぬぐいながら空を見上げた。「あぁ。良い天気だな...
あたまのなか。 | 2010.03.22 Mon 21:38
JUGEMテーマ:オリジナルファンタジー ¶7 「アルファ!」 ロゼは馬を寄せた。「お前がここにいるってことは主人もここだな」 馬を下り、手綱を持ったまま、なだらかに傾斜した草地に踏みこんだ。後を黒鹿毛がついてくる。こんな夜は暗くてやっかいだ。星々の弱い光などこの草原までは届かない。 目をこらして人影を探す。闇より濃い草原に、夜の甘い風が吹き渡る。密生した草が葉裏を返してほの白く光った。鼻腔をくすぐる青々とした香り。 どこだ? ロゼはとりあえず、草地の頂上にのぼって人影を探し...
そらのあお | 2009.06.19 Fri 22:48
JUGEMテーマ:オリジナルファンタジー ¶6 「この本も荷物に」「はい」 半裸で読書していたセレストはベッドを抜け出した。下は黒い綿ズボンだ。傍らで荷造りしているヘザーにかまわず、クロゼットを大きく開けた。短い靴下をズボンと結び、太腿まである茶色いブーツを履く。ヘザーは旅行用の鞄の底に本をつめていたが、手を止めて主人を仰いだ。「セレスト様?」 黒い長袖シャツを着こんだセレストはちらりとヘザーに目をやって、シャツの乱れを直しながら言った。「目が冴えてしまったから、見回りに出る」「でも」「すぐ戻るよ...
そらのあお | 2009.06.17 Wed 20:11
JUGEMテーマ:オリジナルファンタジー ¶5 「今年はラーン様が入ったんだよね」「あの方は女じゃないな」「ダーナも応募すればいいのに。きっと受かるよ」「ああいうのは性に合わなくてな」 「あっ、ご主人だ!」 エフの攻撃が瞬間止まった。ロゼは容赦なくエフの手から剣を叩き落とした。エフはロゼの届かないところへ剣を蹴りとばそうとしたが、目前で大きくはらわれた一撃を避け、足が滑って仰向けに倒れてしまった。ロゼの剣が首筋をぴたりと狙う。「こらっ!よそ見はできるようになっ...
そらのあお | 2009.06.16 Tue 22:03
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