[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
突然の脳梗塞に襲われた41歳のルポライター。一命は取り留め、見た目は「普通」の人と同じにまで回復した。けれども外からは見えない障害の上に、次々怪現象に襲われる。トイレの個室に突然老紳士が出現。会話相手の目が見られない。感情が爆発して何を見ても号泣。一体、脳で何が起きているのか? 持ち前の探求心で、自身の身体を取材して見えてきた意外な事実とは? 前代未聞、深刻なのに笑える感動の闘病ドキュメント!(内容紹介より) 『脳が壊れた』(鈴木大介著 新潮新書) 本著者作品初読。...
ほんぽ本舗 | 2017.04.24 Mon 22:14
北海道の寂れてしまった炭鉱町。息子の将来のこと。年老いた親のこと──。通りにひと気はないけれど、中ではみんな、侃々諤々。心配性の理髪店主人の住む北の町で起こる出来事は、他人事ではありません。可笑しくて身にしみて心がほぐれる物語。(内容紹介より) 『向田理髪店』(奥田英朗著 光文社) 「向田理髪店」は北海道の中央部、苫沢町において戦後間もない昭和二十五年から続く昔ながらの床屋だった。店主の康彦は五十三歳の平凡な理容師で、二十八歳のときに父親から引き継ぎ、四半世紀にわたっ...
ほんぽ本舗 | 2017.04.23 Sun 09:06
葛飾区で発生した女子高生誘拐事件。不祥事により番組存続の危機にさらされた帝都テレビ「アフタヌーンJAPAN」の里谷太一と朝倉多香美は、起死回生のスクープを狙って奔走する。多香美が廃工場で目撃したのは、暴行を受け、無惨にも顔を焼かれた被害者・東良綾香の遺体だった。綾香が“いじめられていた”という証言から浮かび上がる少年少女のグループ。主犯格と思われる少女は、6年前の小学生連続レイプ事件の犠牲者だった……。マスコミは、被害者の哀しみを娯楽にし、不幸を拡大再生産するセイレーンなの...
ほんぽ本舗 | 2017.04.22 Sat 22:05
学生時代から童話を書きはじめた主人公は、児童文学者 後藤楢根の紹介で長崎源之助と出会い、ふたりで『玉虫の厨子の物語』で知られる平塚武二に会いに行く。創作への気持ちをおおいに励まされたふたりは、平塚に師事することになり、そのすすめで、いぬいとみこや神戸淳吉らと、同人誌『豆の木』を創刊する。そこにあつまった仲間たちは、のちに『だれも知らない小さな国』(佐藤さとる)や『木かげの家の小人たち』(いぬいとみこ)など、それまで日本になかった新しい児童文学を著すことになった――戦後まもない時代、青年は新しい長編...
ほんぽ本舗 | 2017.04.21 Fri 23:07
弁護士試験に挫折して就職活動中の水氷里美は、ある日、電信柱に貼られた「オフィス油炭」という錦糸町にある会社の求人広告を見つける。藁にもすがる思いで連絡を入れると、面接場所に指定されたのは、なんとパチンコ屋!? 数々のミッションをなんとかクリアした里美に与えられたのは「アクシデントディレクター」という聞き慣れないお仕事だった――。 確率に異常にこだわる社長の油炭、かわいいけれど戦闘能力の超高い女子中学生・クロエとともに、里美はクライアントからの依頼を遂行していくが、あるとき「偶然屋」たちの前に悪魔...
ほんぽ本舗 | 2017.04.18 Tue 22:52
幸福維新扇子、欲しい。 JUGEMテーマ:最近読んだ本 「月刊BOSS別冊」。月刊BOSSって、缶コーヒー会社が幸福実現党の雑誌を出したのか? 実は、幸福実現党関連の「経営塾」雑誌が、月刊BOSSっていうんだそうだ。 しかし、偏見の目でみないで、内容を確かめよう。 P.20。小選挙区制をやめ中選挙区制に戻すべき。幸福実現党って、そう思ってたんだ。知らなかったです。確かに今の小選挙区制はあまり機能してないよね。民進党が馬鹿だから。 P.25。憲法改正草案。...
くそ英語 | 2017.04.16 Sun 12:38
大手電機企業・三田電機が発表した巨額の「不適切会計」。警視庁捜査二課の小堀秀明は、事件の背後に一人の金融コンサルタントの存在を掴む。男の名は、古賀遼。バブル直前に証券会社に入社し、激動の金融業界を生き延びた古賀が仕込んだ「不発弾」は、予想をはるかに超える規模でこの国を蝕んでいた――! リストラ、給与カット、超過労働……大企業のマネー・ゲームのツケで個人が犠牲になる、そんなことは絶対に許さない。若き警察キャリアが、いま立ち上がる!(内容紹介より) 『不発弾』(相場英雄著 ...
ほんぽ本舗 | 2017.04.16 Sun 07:13
コペンハーゲン警察の特捜部Q。未解決事件を専門に扱う部署である。カール・マーク警部補が率いるQに今回舞いこんだのは、17年前に起こった少女轢き逃げ事件。撥ね飛ばされた少女が、木に逆さ吊りになったまま絶命した悲惨なもので、有力な手がかりもなく放置されていた。この事件に取り憑かれた警官が自分の退官式で自殺するという衝撃の幕開けから捜査は始まる。やがて浮かび上がった容疑者は、新興宗教の影がちらつく男だった! あやしげな世界に戸惑いながらも、Qの面々は男を追うが……。人気シリーズ第6弾!(...
ほんぽ本舗 | 2017.04.12 Wed 22:22
片袖の女 佐々三四郎 加賀藩の侍に生駒半兵衛という者があった。半兵衛は冗談も通じないほどの実直者であった。若いころからのたった一つの楽しみは謡を謡うことで、稽古を忘れた日はなかった。そのころ金沢では藩主をはじめ藩をあげて狂ったように能楽に熱をあげていた。 同じころ金...
金沢下町blog | 2017.04.12 Wed 14:32
衆議院議員が行方不明になっている伊丹刑事部長にそう告げられた。牛丸真造は与党の実力者である。やがて、大森署管内で運転手の他殺体が発見され、牛丸を誘拐したと警察に入電が。発信地が神奈川県内という理由で、警視庁・神奈川県警に合同捜査が決定。指揮を命じられたのは一介の署長に過ぎぬ竜崎伸也だった。反目する二組織、難航する筋読み。解決の成否は竜崎に委ねられた!(内容紹介より) 『宰領』(今野敏著 新潮文庫) 異端の警察官僚・竜崎伸也シリーズの第5弾である。 &nbs...
ほんぽ本舗 | 2017.04.10 Mon 22:09
全1000件中 521 - 530 件表示 (53/100 ページ)