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JUGEMテーマ:自分が読んだ本 文中敬称略 ver.1.01 中森明夫『青い秋』(光文社)は、「オタク」の名付け親で評論家の中森明夫の自伝的小説。そこには「文芸編集者」「いつも海を 見ていた」「四谷四丁目交差点」「新人類の年」「美少女」「新宿の朝」「おたく命名記」「彼女の地平線」の8編が収録されている。 語り手は、中野明夫というフリーライター。全編が「私」という一人称体で書かれている。読者はたちまちのうちに、...
つぶやきコミューン | 2019.11.25 Mon 01:11
JUGEMテーマ:自分が読んだ本 こちらの本、しゃばけシリーズの二作目になるのかな?だいぶ人気となり、シリーズも続々刊行されてます この世界観の元とも言える「付喪神貸します」を先に読んだが 江戸時代を舞台にしていながらライトな読み易い文体ゆえに最初はラノベに毛が生えた・・・みたいに 思っていたが、そのライトさがこの作家においては良い意味となっていると思う もともと漫画家だったらしいのでそのせいもあるのでしょう 内容はというと、時は江戸、日本橋の大店の...
黄金色の体験 | 2019.11.21 Thu 20:50
JUGEMテーマ:自分が読んだ本 先週に読んだ本です。一気読み。 どうなる展開?えー・・・。って一気でした。 ウインタースポーツの季節前ですし・・・。 こりゃーいい本ですねー。 しかも どうにか映画化して欲しい。
おぐドラ嫁日記 | 2019.11.20 Wed 06:21
JUGEMテーマ:自分が読んだ本 文中敬称略 『まとまらない人』(リトルモア)は、建てない建築家、小説家その他もろもろの物書き、画家、ミュージシャン、いのっちの電話の声の主、新政府内閣総理大臣など、多様な活動を展開する坂口恭平が、自らの作品や活動を総括したインタビュー集である。 この本の存在を知ったとき、二つの本が浮かんだ。 一つは、フランスで出版された「彼自身による〜」シリーズの中でも、ひときわ際立った存在である『彼自身によるロラン・バルト』...
つぶやきコミューン | 2019.11.19 Tue 02:25
JUGEMテーマ:自分が読んだ本 文中敬称略 今から二千年も前に37巻からなる『博物誌』を書き記したガイウス・プリニウス・セクンドゥスの半生を描いたヤマザキマリととり・みきによる歴史絵巻『プリニウス』も第九巻。ロードス島にたどりついたプリニウス一行だが、到着早々にローマ皇帝ネロの配下に拘束されてしまう。 自らの家庭教師であったセネカを遠ざけ、しだいにおかしくなる皇帝ネロとの関わりを避けるため、世界の名だたる場所、不思議な場所を見聞し記録するために、フェリクス...
つぶやきコミューン | 2019.11.13 Wed 14:32
JUGEMテーマ:休日の過ごし方 JUGEMテーマ:読み聞かせ絵本 JUGEMテーマ:男の子育児 今日も綺麗な青空が広がりましたね。 ちょっと肌寒さはありましたが、お出かけ日和です。 hiroと二人で電車とバスを乗り継ぎ、美術館へ行って来ました。 ----------------------------------------------------------------- ■『ねないこだれだ』誕生50周年記念 せなけいこ展へ行って来ました・・・ 最初にチラシを見た時は、特に興味を惹かれる事はありませんでした...
Make my day〜4歳児×10歳児に大奮闘!〜 | 2019.11.09 Sat 14:47
JUGEMテーマ:自分が読んだ本 文中敬称略 伊坂幸太郎『クジラアタマの王様』(NHK出版)は、一風変わった小説である。 冒頭より、実に13ヶ所にわたり、旅人の異世界での戦いを表す2ページから4ページの川口澄子による台詞のない漫画が挿入されている。作品の一部でありながら、作品を解説するわけではない、独立した物語の位置づけだ。 あくまでも、小説の中に、作品の一部としてコミックパートが含まれる構造で、「絵本における絵」とも、「連載小説の挿絵」とも異な...
つぶやきコミューン | 2019.11.01 Fri 20:50
JUGEMテーマ:自分が読んだ本 文中敬称略 3・11の福島原子力発電所の事故を経験した今日では、大多数の人が原子力発電に対する危機意識を持ち、それを「夢のエネルギー」と呼ぶことはないであろう。安価でクリーンなエネルギーとは真っ赤な嘘で、それは実は高くつくエネルギーであることが明らかになってきた。 だが、過去に遡ると原子力発電に対する危機意識が、人々の間で広がったのはごく最近のことであり、実は1950年代においては、多くの知識人も、原爆や水爆など核兵器の危険性と...
つぶやきコミューン | 2019.11.01 Fri 01:10
JUGEMテーマ:自分が読んだ本 文中敬称略 迫稔雄『バトゥーキ』は、ブラジルの格闘技カポエイラに魅せられた少女の闘いを描く成長物語である。 三條一里は、なぜか両親より人目につくような行為を禁じられ、ひっそり生活し、始終引っ越し生活を余儀なくされていた。 ある日、一里は、公園で出会ったホームレス風の男から踊りのような奇妙な動きを、友人たちとともに教わり始める。それこそが、ブラジルの格闘技カポエイラであり、男は有名なカポエイリスタ、メストレ・ブスカ...
つぶやきコミューン | 2019.10.30 Wed 20:08
JUGEMテーマ:自分が読んだ本 文中敬称略 https://amzn.to/49gudSw 吉田修一『犯罪小説集』(角川文庫)は、映画『楽園』の原作である「青田Y字路」を含む六つの中短篇からなる小説集である。いずれも、ありふれた日常生活の中に忍び込んだ歪みが、いつしか臨界点を突破し、犯罪に至るプロセスを描いた作品集である。 「青田Y字路」は、外国人の母親を持ち、周囲からは仲間外れにされがちな一人の青年の物語である。神社の境内で開かれる骨董市での偽ブランド販売をヤクザにとがめられた中村豪...
つぶやきコミューン | 2019.10.30 Wed 01:25
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