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時計坂の家

‖少女の何かに強く憧れる想い一冊目にはこの本を紹介しよう!と心に決めていた高楼方子さん著「時計坂の家」✨✨大好きなんです。フー子が、夏休みに疎遠になっている祖父の家に滞在し、不思議な現象を目の当たりにします。恐ろしいけど美しい、心惹かれてやまない世界へとどんどん踏み込んで行って…フー子を突き動かすのは、何かにどうしようもなく憧れてしまう気持ちです。すっかりおばさんな私ですが、大人になっても未だにそう言う気持ちがあります。俗にいう夢みがちってやつですかね??😅😅でも児童...

こどもの本棚、児童書が好き! | 2019.12.26 Thu 14:39

あしながおじさん

‖細やかな描写に胸踊るお話   クリスマスですね🎵 皆さんは誰かにプレゼントを贈りますか?   私は独身時代によく自分へのご褒美という名目で、プレゼントを買っていました😊 すると思い出すのが、「あしながおじさん」の主人公ジュディが自分にクリスマスプレゼントを贈る場面。     大体のあらすじはみなさんご存知ですかね😊 アニメ化もされましたし…って、若い方はご存知ないかしら💦   さて、当該の場面ですが、主人公のジ...

こどもの本棚、児童書が好き! | 2019.12.26 Thu 14:39

月の狩人 アマゾンでみたわたしだけの夢

‖インディオの神秘と悲壮感   ジクリト・ホイク著のこちらの作品。もう新品では手に入らないようですね。   絵画が好きな方は、あ!っと思うかもしれません、表紙はアンリ・ルソーの「蛇使いの女」です。 この絵の怪しくも神秘的な雰囲気、濃密なジャングルの空気が、物語の中にも満ちています。   主人公の少女シェバは、アマゾンのとある未発見の部族を探す、父の取材旅行に同行することになりました。 目的の部族出身の少年マヤクを案内人に、アマゾンの奥地へと旅を進める一行。 そ...

こどもの本棚、児童書が好き! | 2019.12.26 Thu 14:38

クレヨン王国の十二か月

‖色とりどりに美しい世界   クリスマスが過ぎると一気にお正月ムードに早変りですね。 本日ご紹介する福永令三さん著のこちらは大晦日の夜が舞台となります。     クレヨン王国の王様が、王妃の12の悪癖に嫌気をさして家出してしまい、偶然事態を知ったユカが、王妃と一緒に王様を探しに旅に出ることになります。   クレヨン王国シリーズとの出逢いは小さな頃でしたが、高校生の時に自分の中で再ブームを迎え、全巻揃えました! もちろん将来子供ができたら読ませたいと思って!&#...

こどもの本棚、児童書が好き! | 2019.12.26 Thu 14:38

2019年アーサー・ビナードさん追っかけの記録

5月11日 田中正造記念館第15回総会記念講演 『アメリカ生まれの詩人が田中正造とニッポンをさぐる』 8月17日 原爆の図丸木美術館2019年夏季企画展 『紙芝居ができた!』 12月2日 埼玉東部地区護憲集会 『日本の「平和」は世界に通じるか?』 12月19日 詩人アーサー・ビナードさんの絵本の講座番外編 『マサイの昔話とぼくらの今』 JUGEMテーマ:自分が読んだ本  

渡良瀬川のほとりから | 2019.12.24 Tue 23:30

恩田陸『祝祭と予感』

JUGEMテーマ:自分が読んだ本    文中敬称略     恩田陸『祝祭と予感』(幻冬舎)は、ピアノコンクールを題材にし、ベストセラーとなった『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ作品、マサル・カルロス・レヹィ・アナトールや栄伝亜夜、風間塵など『蜜蜂と遠雷』の主要人物が登場する6つの短編小説からなっている。   「祝祭と掃苔」「獅子と芍薬」「袈裟と鞦韆(ブランコ)」「竪琴と葦笛」「鈴蘭と階段」「伝説と予感」――6つの作品は、『蜜蜂と遠雷』同様、すべて二字の漢語を「と」でつないだ...

つぶやきコミューン | 2019.12.24 Tue 14:02

キリスト教の定義

キリスト教の定義については、Wikipediaにあるような情報があちこちで入手可能である。   https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99 しかし、ユダヤ教との対比において、これといった定義はなされてこなかったように思える。   JUGEMテーマ:自分が読んだ本 「世界史の新常識」(文藝春秋編)にて、加藤隆の定義が参考となるように思う。   //////////////////////////////////   「キリスト教」はイエスの死後につくられた キリスト...

にきみたまの道 日本史探訪 | 2019.12.21 Sat 09:09

乙武洋匡『四肢奮迅』

JUGEMテーマ:自分が読んだ本    文中敬称略     『四肢奮迅』(講談社)は、乙武洋匡が義足によって歩行が可能になるまでの過程を描いたドキュメンタリーだ。   四肢欠損の状態で生まれた乙武にとって、義足による歩行のトライアルは、実ははじめてではなかった。    二歳七ヶ月になると、本格的な歩行訓練が始まった(写真39ページ下)。  身体の成長につれて両足立ちができるようになってきたので、それまでよりも高い、足部をより靴の形に近づけた義足で練習するように...

つぶやきコミューン | 2019.12.19 Thu 19:37

伊藤計劃 、三巷文『ハーモニー』3、4

JUGEMテーマ:自分が読んだ本   文中敬称略   キアンもトァンもこっちにはこなかったよね 一緒に闘おうって言ったのに 一緒に闘おうって言ってくれたのに すごく傷ついたしすごく悲しかった   でもね いまわたしにその勇気を見せてくれれば それでいいような気がする 世界に対して永遠に続くものはないんだって このからだは自分ひとりのものなんだって   すぐに証明してくれたら また 一緒にあの日に戻れる わたしたちがわたしたちであったあの日に (『ハーモ...

つぶやきコミューン | 2019.12.11 Wed 21:03

島田裕巳『京都がなぜいちばんなのか』

JUGEMテーマ:自分が読んだ本 文中敬称略     人は、目の前にあるものは、ずっとその姿であると思いがちである。とりわけ、古い建築物はそうである。目の前にあるものの、圧倒的な存在感は、本来の姿が今とは異なるものであると想像することを困難にする。   しかし、金閣寺の例を挙げるまでもなく、現存する古い建築物の多くも、落雷や火災、戦災など、さまざまな理由で、いったん失われたり、破壊されたのち、新たに建て直されたり、改築されたりしたものである。   宗教学者島田裕...

つぶやきコミューン | 2019.12.10 Tue 00:54

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