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【殺人考察(後)】5

JUGEMテーマ:気になる本 ☆ 5  五月。  彼女について話をしよう。  いまでも、僕は彼女を見ると我を失ってしまう。  一目惚れでもしたみたいに体じゅうに痺れがはしって、息をすることも忘れてしまう。  ただ見ているだけなのに、僕は完全に彼女にいかれてしまっていた。このままじゃそのうち酸欠で死んじゃうことだってあるかもしれない。  僕の日常は侵食されていっている。  同じ高校の、奇跡のような女子生徒。  たぶん、僕は彼女に恋をしている。  話したこともなければ、声も聞いたことのない彼女。 ...

たいむかぷせる。 | 2011.02.18 Fri 10:02

発見

JUGEMテーマ:気になる本 活字中毒復活本・ほん・ホンが読みたーい!最近、絵本を含め11冊の本を買いました。どれもおもしろくて、つぎつぎと読みすすめました。本棚に本がふえていくのってうれしい。1年前に転職する前は、毎日、少し早めにうちを出て、てくてく歩いて本屋さんへ立ち寄るのが仕事前のお楽しみでした。今は通勤路に本屋さんがないので、残念。でも改めて、うちの本棚を眺めてたら。。。「現代詩歌集」高村光太郎・北原白秋・三好達治・・・最近、なんだか詩や日本文学づいてた今日このごろ「あれー。こんな本が...

ポンポン ブラン パルフェ | 2011.02.17 Thu 17:54

【殺人考察(後)】4

JUGEMテーマ:気になる本 ☆ 4 五月。  黒桐幹也という人物と知り合った。  一目で彼を気に入った。彼はこんな自分にもわけ隔てなく接してくれる。  何の打算もない彼の笑顔が、純粋にスキだった。    ◇ 「ちぇっ、雨か」  恨めしげに呟いて、私は通りかかったコンビニエンスストアの傘立てから一本、ビニール製の傘を拝借した。  そのまま歩いてみたけれど、もう目的は失われてしまったみたいだ。血の匂いは雨に流されて、追いかける事ができなくなってしまったから。  二月八日の、朝になったばかりの...

たいむかぷせる。 | 2011.02.17 Thu 10:08

【殺人考察(後)】3

JUGEMテーマ:気になる本 ☆ 3  はあ、と僕は顔をしかめる。  大麻……マリファナと呼ばれる麻薬は、カンナビノイドという向精神物質が含まれていて初めて麻薬たりえるのだ。THCが含まれていない大麻なんて、タイヤのない車みたいなものだと思う。 「なんだい、そんなのマリファナじゃないよ。とちぎしろじゃないの、その麻」 「……なんだ、そのとちぎしろって」 「うん、向精神物質を含まない麻のこと。日本産の麻にもTHCは一パーセント以下含まれてる。最良質の外国産マリファナが一〜一・八パーセントだから、無視でき...

たいむかぷせる。 | 2011.02.16 Wed 00:59

【殺人考察(後)】2

JUGEMテーマ:気になる本 ☆ 2  ――― 一九九五年、四月。      僕は彼女に出会った。    ◇  通り魔殺人犯が殺人鬼と銘打たれてから一週間。  アパートに押しかけてきた秋巳大輔刑事は、甥である黒桐幹也を午前五時に叩き起こしてフレンチな朝食を作らせ、トーストをかじりながら今日の朝刊を流し読みしていた。  新聞の日付は九九年の二月八日。  殺人鬼とニュースで名付けられた犯人が、その翌日から一日に一人を殺害するようになってからまる一週間が経過した事になる。 「……ったく、やっこさんずい...

たいむかぷせる。 | 2011.02.15 Tue 10:34

【殺人考察(後)】1

JUGEMテーマ:気になる本 ☆ 1  一九九九年、二月一日。  年号はついに二〇〇〇年を間近に控えてしまって、誰もが有名な予言者さんの言葉を気にしだした頃。  僕こと黒桐幹也は例年になく厳しい冬の街を、式と一緒に歩いていた。  冬も最中、夕方の五時になれば日は落ちて、あたりはすっかり暗くなる。  吐く息を白くさせて帰路につく僕らの格好は、やっぱり相変わらず変化に乏しかった。  僕はわかりやすい黒色のジーパンとタートルネックのセーターに、深緑色のコートを羽織って。  式は藍色の着物の上に赤く染...

たいむかぷせる。 | 2011.02.14 Mon 09:26

第7章【殺人考察 ……not nothing heart.】

JUGEMテーマ:気になる本 ☆ 空の境界 凍えた 吐息だけが熱を帯びて お互い 切れそうな鼓動をみてた。 そうして 大切すぎた思い出は もうじし 消えてしまう未練だけ たとえば雨。 霧のように降りしきる放課後。 たとえば夕暮れ。 燃えるような教室の景色。 たとえば雪。 初めてあった白い夜と、黒いかさ。 きみがいて、わらっているだけで、幸せだった。 安心できて、不安なのに。 きみがいて、あるいているだけで、嬉しかった。 一緒にいれて、一緒じゃないのに。 ほんのひととき。 その木漏れ日が...

たいむかぷせる。 | 2011.02.14 Mon 09:22

【境界式】−2

JUGEMテーマ:気になる本 ☆ー2 「……道徳?」  呟いて、思った。  そういえば―――どうして僕は食べるなんてコトを考えたんだろう。血を飲む時も嫌悪なんて感じなかった。ぐずぐずに爛れた傷口に唇をあてても気色悪いとも思えなかったなんて、どうしてしまったんだ、僕は。  人を食べる。それは殺人よりやってはいけない事じゃないのか? どんなに凶悪な殺人犯でも、人を食べるなんて事はしない。そんな恐ろしい事、やろうとさえ思わない。  ―――――だって。  人食いは、明らかに異常な行為なんだから。 「でも……そ...

たいむかぷせる。 | 2011.02.13 Sun 09:20

【境界式】−1

JUGEMテーマ:気になる本 ☆ー1  とにかく、誰かを殴ってみよう。  相手は誰でもかまわない。できればあまり罪悪感が湧かないヤツがいいだろう。  場所は人目につかないところ。内申に響くことは避けたいし、僕は目立つことには慣れていないから。  一週間ばかり考え抜いたすえ、相手と場所を決定した。  相手は同じ学校の下級生。以前、一度だけ廊下でこっちを睨んできた金髪の男子生徒だ。  場所は彼が出入りしているゲームセンターの近くにした。アイツは週に一度の割合で見知らぬ客をつかまえて暴力を振るう。ゲ...

たいむかぷせる。 | 2011.02.13 Sun 09:19

【忘却録音】35 [完]

JUGEMテーマ:気になる本 ☆35    …  ―――魔術師は言った。  私でも、言葉だけは殺せないと。  けれど、それでもいつかは死んでしまうだろう。  物事はすべて消え、無くなり、死ぬものだ。  そうでなければ過去と未来の境界が曖昧になってしまう。ものごとは戻らないものだからこそ、無くさないようにと大事にするんだ。  ……そもそも、どうして無くなるぐらいでそれを永遠でないと言うんだろう。  消えてしまっても、忘れさってしまっても、物の存在は変わらない。変わるのはそれを受けとめる私達自身の心の...

たいむかぷせる。 | 2011.02.13 Sun 09:18

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