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JUGEMテーマ:遠い想い出 外はしんしんと雪が降っているらしい、雨と違い音がしないので夜だと特に気が つかない。当時、どんな暖房だったのか思い出せないが、暖かい部屋の中で話は 続いた。「.へぇー、それで、それで・・・」 真剣な後輩たちは早く二回目以降の話が聞きたかった。 それから1週間くらい経ってまた同じチャンスが訪れたという。前回の経験上 今度こそは落ち着いて、と思いながらも若い彼、相変わらず気が焦ったという。 彼女の方も今回はいくらか慣れてきたのか裸で抱擁し下半身に...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.12.13 Mon 09:11
JUGEMテーマ:遠い想い出 冬になると何もかも雪に埋もれてしまう北海道、そんな冬はまた日暮れが早く 夜が長い、若者たちはそんな長い夜の時間をもてあまし、ネオンの街へと足を運んだ。 しかし給料もまだ安い昭和時代の若いサラリーマン資金が乏しくなるとお互いの アパート等で飲むことが多かった。 以前も一度触れたように、そんな時に集まるのは、いつも同じ顔ぶれで同年代の 独身男性3,4人。最初はいつも他愛のない噂ばなしなのだが・・・。 やがて酔いがまわり気持ちが高揚してくると、若...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.12.11 Sat 08:39
JUGEMテーマ:遠い想い出 忘年会のシーズンである。コロナ禍の前は、居酒屋を中心に団体客で賑わっていた。 最近はいくらか戻ってきたようだが、まだまだ恐る恐ると言うところ。 忘年会と言えば、むかし料亭に勤めていたお姐さんがこんな事を言っていた。 12月は団体さんが多く大変。いろいろな仕事のお客さん来るけど、一番お行儀が 悪いのは、お巡りさんと学校の先生。 (まあ、これは昔のそれも地方の話なので今はわかりませんが) 具体的なはなしは省略するが・・・、 とにかく世話のやけ...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.12.09 Thu 08:36
JUGEMテーマ:遠い想い出 戦中・戦後の食糧難時代、乳吞み児を抱えていた家庭は想像以上の苦労だった。 実は、私の兄妹も年代からみて丁度その時期、勿論その頃も粉ミルク等はあったと 思うが、どうしても母乳に頼らざるを得ない時代だった。 私の記憶に残っている一番若い母の姿は既に30代、今と違いもうおばあさんで あった。 その頃の母親は私の母に限らず子どもが泣けば人前でも遠慮せず母乳を与えていた。 当然、子どもの頃から、妹たちにお乳を与えるそんな母の姿を見てきた私は、...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.12.07 Tue 08:41
JUGEMテーマ:遠い想い出 当時映画館の“かき入れ時”といえば何と言っても正月、その他夏祭りや旧盆のある 夏休み。なかでも正月映画は年に一度の超大作などと宣伝して手持ちのスターを総動員 した“オールスター”もの等を製作してサービスにつとめていた。 そんな中である年、『網走番外地』とという異質のアクションものが大ヒット、 早速その続編を正月興行用に、と準備に入る。網走というイメージから大雪原の決闘 という設定だ。 大雪原となれば当然ロケ地は北海道、し...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.12.05 Sun 08:28
JUGEMテーマ:遠い想い出 映画の話題が出たついでに、もう少し続けることにする。 昭和30年代、映画館は日本中の繁華街に建ち並び正に娯楽の王様だった。 その頃、大手の製作会社は5社、県庁所在地級の都市には、それぞれ1社だけ の映画を上映する直営の映画館があった。更にその他の中小都市でも映画会社とは 専属契約をして上映していた。 すなわち、製作した映画が完成と共に配給上映され、安定した収入が得られる システムができ上がっていたのだ。 当時映画は2本立て、それを通常1週間上...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.12.03 Fri 08:25
JUGEMテーマ:遠い想い出 昭和21年、日本映画としては史上初のキスシーンを撮ったそうである。 勿論映画は日本でも戦前からあったのだが、当初は時代劇とか戦意高揚を煽る勇壮な ものだけ、男女が戯れる映画などもっての他と言うことであったのだろう。 しかし、そんなオトナたちの頭は戦後もなかなか変えることができず、冒頭の 話もGHQの指導によりは漸く実現したという。以前にも取り上げたが雑誌のグラビア などのヌード写真も、ヘアの有無が”猥褻”の基準と言う時代が戦後永く続いた。 ...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.12.01 Wed 08:30
JUGEMテーマ:遠い想い出 (『昭和時代の家と間取り』続き) そんなことで、どうやら彼はその女性と仲良くなってしまったらしいのだが、 お互い夜だけ、しかも一時的なでき心という感じだったらしく彼の引越しと共に 自然消滅になったとか。 さて、彼の話はそこまで。昭和時代の“家屋”で思い出したのはわが学生時代 の他人には言えない “いけない”話。最近の家、安ものでも部屋の仕切りは 石膏ボード等が両側に張られて中に空洞があり隣室の声は殆んど聞こえない。 し...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.11.29 Mon 08:31
JUGEMテーマ:遠い想い出 (「巡回映画の夢」続き) こうして彼は自衛隊員として過ごした2年間でこの土地が気に入り、除隊後も永住する ことに。しかし当時の事、差し当たって仕事も無ければ住む家も無かったという。 かろうじて隊員時代顔見知りになっていた古いが大きな家に住んでいた篤志家がいて その人の世話になることに。持ち前の人懐こさが信用されて当分下宿することになった。 勿論、それは仕事が見つかるまでの仮住まいということだが。 ところがその頃の家、居間や台所以外はすべて和...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.11.27 Sat 18:30
JUGEMテーマ:遠い想い出 以前、職場の先輩で“屋外”で始めるのが得意な男のことを取上げたが、実は これも彼の話から。彼、東北出身だが自衛隊に入隊し北海道へ来たらしい。 それ以前は終戦直後の一時期盛んだった巡回映画の“技師”。 余談だが当時映画等のフィルムはセルロイドという合成樹脂で非常に燃えやすく、 危険物扱い、従ってその取扱者は有資格の映写技師と呼ばれた。 また、巡回映画とは以前も取上げたが田舎の学校などを借りて行う臨時の映画会。 昭和24,5年こ...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.11.25 Thu 08:38
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