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遠い想い出
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遠い想い出

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遠い想い出
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何かの拍子にふっと思い出す遠く過ぎ去った過去の想い出深いお話を綴っています。
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地方選出の政治家たち

JUGEMテーマ:遠い想い出  戦後日本はそれなりの民主国家になり国会議員をはじめ地方議会の議員たちも すべて選挙により選ばれるようになった。  学生のころ、まだ選挙権は無かったが選挙とか政治にはそれなりに興味があり 新聞も読んでいた。  当然のことだが、国会議員は国全体のことを考え発展させるのが仕事なのだが、 それに加えて地方出身の議員には重要な仕事があった。それは国から如何にして わが地方に多くのお金を出させるかだ。  それは昔も今もあまり変わらないと思うのだが。とにか...

ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.09.22 Wed 08:15

田舎のオヤジたちとわい談

JUGEMテーマ:遠い想い出  先日もふれたように昔いなかでは夜間突然やってきて上がり込み、特に用事が なくてもお茶を飲み雑談をして帰るお客が珍しくなかった。  そんなお客は当然のことだが普段から“話好き”で、話し出したら止まらないタイプ。 話題はと言えば身近な世間話しから始まって地域や町のこと、更に最後はワイ談になる ことも。 「○○さんのとこはいま、カアチャンのお腹大きいんで、ガマン中だね?」とか 振り向けると、待ってましたとばかりに、 「いやいや、通り道を広げ...

ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.09.20 Mon 08:25

母親が娘たちを連れて

JUGEMテーマ:遠い想い出  むかし、田舎では夜になっても起きている間は玄関に鍵をかける家はなかった。 それはほとんど予告なしに近所の人など突然訪れるからだ。  特に忙しい農繁期などは別として普段近所の人などが訪れると別に用件を聞く こともなく、居間に招き入れお茶を飲みながら雑談を始めるのが普通だった。  勿論、そんな風にしていつも来る人は決まっていて親しくしている近所の人、 少し離れているが親戚とか昔からの知り合いなどであった。  そんな中の一人に、ひと月に1度は必ず訪れ...

ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.09.18 Sat 08:28

カステーラの思い出

JUGEMテーマ:遠い想い出  カステーラと言えば“長崎”と思いがち、だが北海道へ行くとお土産物の棚に こんなカステーラが並んでいる。  実はこのカステーラ昔からあって私が若いころ映画を観に行くと売店でこれを 買ってよく食べていたことを思い出す。  その頃確か1本30円。意外に美味しく空腹の時などはそれなりに満たされる事 もあった。  それから更に時代を遡って学生のころ街を歩いていると偶然級友に会う。 彼は何やらモグモグ食べて歩いていたのだが、私を見ると、残り少なく...

ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.09.17 Fri 10:11

一夜を共にするも・・・

JUGEMテーマ:遠い想い出  (「チャンスは突然やってきた」の続き)  とにかく、4人で飲み、食い雑談していたのだが私は、途中で寝てしまったらしい、 微かに記憶があるのは彼女が道南の出身で北海道では珍しい方言がある事、 近くにいる叔母さんを頼って来たこと等直接話した2,3点のみ。  かなり熟睡していたらしく、ふと目がさめたのはもう真夜中のことだった。 ぼんやりと見える天井をじっと目を凝らして見るのだが、どうも様子がおかしい 一体ここはどこだろう?  どうやら自分の部屋でない...

ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.09.16 Thu 08:41

チャンスは突然やってきた

JUGEMテーマ:遠い想い出  (「アパート鍵貸します」の続き)  そんなわけで私の部屋には友人たちのほか同僚や後輩たちも訪れることがあり 有効に活用されていた。  話は戻って、向かい側の部屋にいるという後輩が薦める女性、確かに見たことが あった。少し小柄だが、和服が似合いそうな優しい顔立ちは美人系、ただ噂に よると妻子あるお客と不倫中という話もあり、その後も積極的に接触するなどの ことはかった。  そんなある日、思わぬ事態が・・・。 それは確か職場で何かの宴会があった夜...

ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.09.12 Sun 08:25

『アパートの鍵貸します』

JUGEMテーマ:遠い想い出 (「偶然同じアパートで」の続き)  数日後、彼は話すのである。 まえの彼女とは別れあの女性とすっかり深い仲になったこと。彼女と同じ酒場に いる女性が、もう1人あのアパートに、しかも私の部屋と廊下を挟んだ向かい側 にいることなどを。  更に彼は追加したのだ。 その向かい側の女性、少し年上だが美人、先輩(私のこと)にぴったりだと言って 盛んに薦めるのである。それはさておき私の部屋は寸借り申込みが絶えなかった。 『アパートの鍵貸します』むかしそんな...

ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.09.10 Fri 08:37

偶然同じアパートで

JUGEMテーマ:遠い想い出  永年職場の宿直室を自分の住処にして他に住居を持たなかった。 それには3食無料と言う特典が魅力のためもあった。  しかし年齢とともに衣類や家財道具も増え、更には四六時中職場にいるような 精神的な疲労から逃れるためにもついにアパートの1室を借りることにした。  部屋は6畳、風呂はなくトイレ台所は共同だったが、当時家賃は1か月2千円 単身者には不満の無い住まいだった。  建物はまだ新しく2階建てで部屋数も2,30室はあったように記憶する。 当初気が付かなか...

ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.09.08 Wed 08:30

爪を切る音を聞くと…

JUGEMテーマ:遠い想い出  昔、いつも行っていた床屋のマスターに、彼の手を見て、 「随分ツメを短く切ってますねェ…」 するとマスター 「あゝ、お客さんの頭を洗うんでキズをつけないように…」 見習の頃から親方に厳しく言われたとか。 なるほど・・・でも、それってそれ以外の効用もあるんじゃないかな?  いつだったか聞いた女性の声。 「私、男の人が爪を切っている、その音を聞くと何となくカラダがうずくの」  男たるもの、女性に優しくするためにはまず指の手入れが大切な...

ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.09.06 Mon 08:48

ちょっと一服

JUGEMテーマ:遠い想い出  ひと昔前、温泉の湯ぶねで宴会をする話が週刊誌などに取り上げられ、話題に なったが、似たような話。若い頃ちょい悪先輩が自慢げに語っていたこと。  それは、あれの最中にちょっと休憩してタバコに火をつけるというもの。 最近は火災の原因になるとよく注意されるあの“寝たばこ”スタイルである。  そうそう枕元に灰皿を置いてうつ伏せになり、枕をかかえてタバコを吸うあの 格好だ。  ちょっと違うのは抱きかかえるのが枕ではなく生身の人間になる。 上に...

ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.09.04 Sat 09:42

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