[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
JUGEMテーマ:遠い想い出 11月、昔北国の農村地帯では結婚式を行う最も適した時期だった。収穫作業も ほとんど終わり雪があってもまだ少なく年末の慌ただしさも無いからだ。 勿論、当時も恋愛結婚はあったが大半は“見合い”、正式なものではなく紹介 後に恋愛→結婚のコースも多かった。 さて、そこで気になるのが若者の初体験特に女性の場合だが。 実は昔から女性の初体験は新婚初夜と言われていた。そしてその決まり(?)が ある程度守られていたと推測する。 ところが最近...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.11.03 Wed 08:32
JUGEMテーマ:遠い想い出 世界で日本人が最も多く移民した国がブラジルだそうである。 最初は明治時代なので歴史も古く話題も絶えない。一握りの大成功者を知って夢を追い 遥か地球の裏側まで行った人々、その中には勿論成功した人もいるが悲劇的な苦労を 重ねた人も多い。 そんなブラジル移民だが、実は戦後も昭和20年代後半、募集があり大々的に宣伝して いた。入植先はアマゾン川流域。実はその時、近所の若い家族が応募して行ってしまった 記憶が。 その頃私はまだ中学生、確かに世の中まだ...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.11.01 Mon 08:36
JUGEMテーマ:遠い想い出 太平洋戦争中日本は米英からの外来語は敵国の言葉だからと使用を禁止した。 そのため各分野で即席の和訳語が誕生、珍訳や珍語が。例えば野球、ピッチャー とかバッターは、投手や打者の日本語があるので問題なし、ところが審判が使用 する「ストライク」とか「ボール」はどうするのか、意外に考え込む外来語が 多かった。 当然のことだが当時義務教育で英語等を教えることはなく子供たちはアルファ ベットすら知らなかった。 そして終戦、アメリカはまず日本人の軍事教...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.10.30 Sat 08:33
JUGEMテーマ:遠い想い出 最近よくテレビに出るタレントをみて「あれ、この人、何て言ったっけ?」と 名前を忘れてしまう事例を、老人のモノ忘れや“認知症”の前兆として取上げる ことが多い。まあ確かに私なども、つい先日まで誰々がどうのこうのと、盛んに 話していたタレントなのに、急に名前が出てこないことがある。 専門家に言わせると、それが即認知症等の初期症状ではないとの事だが脳力の 低下というか脳の老化には違いない。 ところでこう言う人の名前の記憶だが何歳の時、そ...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.10.28 Thu 08:40
JUGEMテーマ:遠い想い出 北海道出身であることを話すともしかしてアイヌ人について詳しいのでは、と 思われがちだが、まあ、確かに北海道内の地名、大部分はアイヌ語が語源である などから当然かも知れない。 しかし子どもの頃からそういう人たちが近くに住んでいる環境でも無いかぎり 他の地域と特に変わりはない。 大人たちが時々○○地域にはアイヌの人たちが多い。という話はしていたが、 彼等も普段は我々と特に変わらない生活をしていたので全く分からなかった。 まれに年配者に伝統であ...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.10.24 Sun 08:36
JUGEMテーマ:遠い想い出 今年は早かったようだが、例年も10月後半になると北国では平地にも初雪が降る。 短い秋も終わり永い冬の季節になるのだ。 しかし初雪の時は暖かい地方と変らず子どもたちは長靴を履いて外へ飛び出し 犬たちも走り廻る。早速雪合戦をしたり雪だるまを作ってはしゃぐのだった。 初雪は不思議なことに相当積もってもそのまま春まで融けないという事はなく 2.3日で融けてしまう。それを1,2度、あるいはそれ以上繰り返し、やがて来春 まで融けない“根雪”になるの...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.10.22 Fri 08:45
JUGEMテーマ:遠い想い出 中学生の頃だったと思う。わが家の隣に住む主人はまだ40台だった。 彼、体格は良いが普段は温和な話し方で優しそうなおじさんと言う感じ。 しかし、そのおじさん太平洋戦争中は徴兵され、満州で生死を彷徨う激しい戦いを 経験し奇跡的に無事帰ってきた勇士だった。 その彼もう思い出すのも嫌だったのか戦争の話は滅多にしなかった。ところが 秋も深まって仕事も一段落したある夜、わが家にやって来て例により雑談を始め 最初は他愛のない世間話だったが…。 や...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.10.20 Wed 08:29
JUGEMテーマ:遠い想い出 最近、コロナ禍もあって電車が満員にならないせいか痴漢のニュースをあまり 聞かなくなった。一時は男が女性に触る単なる痴漢だけでなく車の“当たり屋”のように 女性の方から仕掛ける冤罪目的の“触らせ屋”まで現れてマジメな男性にとっては油断の ならない時期があった。 その頃聞いた話だが、満員電車などで無意識のうちに女性のヒップなどに触れた時、 手のひらの方向が問題で、内側が女性に向いていれば×だそうだ。 要するに意識的に相...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.10.18 Mon 08:53
JUGEMテーマ:遠い想い出 北海道では“トウモロコシ”のことを“トウキビ”という。なぜそう言うのか は不明だが、とにかく夏の終わりから秋にかけて良く食べていた。最近は品種の 改良でどこでも美味しくなったが若い頃とうきびと言えば北海道産の採りたて、 それも焼きとうきびが最高だった。 そんなとうきび、実は採取する時期が大切で、実が入り過ぎると固くなり味も 落ちて食べられない。しかしこれもまた乾燥させて来年の種子にすると共に残りは “ドン”にして...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.10.16 Sat 08:48
JUGEMテーマ:遠い想い出 昭和20年代後半、中学生の頃日本はまだ学校を卒業しても仕事がない就職難 の時代だった。当然学生ができるアルバイト等も無く仕事と言えばせいぜい家業を 手伝う程度で現金を得る方法はほとんど無かった。 そんな中で秋になると一つだけ中学生には最適な仕事があった。それは北海道 など北国には多い落葉松(カラマツ)の実、すなわち松かさを採る仕事だった。 戦争中日本は山の木は切っても植える事をせず多くの山が荒廃していたのだ。 そんな山に木を植えるには苗木をつ...
ふるさと北国の記憶をたどって | 2021.10.14 Thu 08:31
全198件中 31 - 40 件表示 (4/20 ページ)