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若衆宿

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勃興する都市のものがたり<?> サンクト・ペテルスブルグ篇

昔むかし、無軌道で冒険的かつ急速な資本主義の導入により、通貨危機に瀕して右往左往した挙句に、ついに通貨ルーブルの大幅な暴落を招いた直後のロシアを、訪れた際の話です。 当時、日本からの直行便がなかったので、膨大な時間を掛けてモスクワ経由の乗り継ぎをして、漸(ようや)くロマノフ王朝の古都であるサンクト・ペテルスブルグの街外れにある空港に降り立ったのです。溜め息をつきながら、冬の曇天(どんてん)の空を見上げて、日本の地方空港である伊丹空港とさほど変わらない大きさの空港から、市内に出るべく薄汚れた...

電脳若衆宿 | 2015.09.08 Tue 22:35

神戸モーダンズの系譜

神戸という街には、他の都市と同じように、独特の都市文明の精華(エイトス: ἔθος:ethos)というものがあって、それに準じて都市の住人にも独特の気風(アトモスフィア:atmosphere)が形成されるものだ。 もっとも、日本の大概の地方都市のように城下町から発展したというわけではなく、幕末に勝海舟が海軍伝習所を開設して以来の港湾都市としての気風であり、どちらかというとフランスのマルセイユやアメリカのサンフランシスコのような街に近いと言えるだろう。それだからこそ、戦前に於いても各国の国際定期船の停...

電脳若衆宿 | 2015.09.08 Tue 22:29

イギリスにおけるカレッジの伝統を考える

嘗て、戦前では、帝国大学教授でも正五位以上であり、帝国大学総長ともなれば正三位の官位が与えられたものだ。正三位という位階の意味するところは、これはもう大臣(おとど)と同等であり、すべての帝国大学教授は、内務省の同意を得て、宮中に参内(さんだい)して、自分の学問の重要な論点について、陛下に御進講(ごしんこう)をしなければならないことを意味していた。 昨今の国立大学教授を見るに、理系、文系にかかわらず、自分の学問を、宮内庁の内諾を得て、御進講する気概のある人物というのをほとんど見掛けない。この...

電脳若衆宿 | 2015.09.08 Tue 22:22

古武道というものの面倒臭さ

古流武道なんてやっていると、あまりにも狭い世界なので、下手なことを書くと、しばしば誤解もされるのだが、あまりにも面倒臭いので、ときどき本当のことを書いている。 その理由というのは、世間の人に、あまりにも誤解されているのに、閉口してのことなのだが、アカデミックな専門教育を受けたもので、つい本当のことを書いてしまうのだ。だが、それで反省するかというと、全くしません。 というのも、古武道流儀には、あまりにも嘘が多すぎて、まやかし者が多すぎるからだ。特に、酷いのはうちの流儀を勝手に盗んで、中極意...

電脳若衆宿 | 2015.09.08 Tue 22:12

一芸を窮めたる人は、もはや言語を超越してしまう理由

世の中には、一芸を窮めたる人というのがいるものだ。ただし、それが名人、達人の領域になると、もう世間の常識というものが通用しないので、「心得たる人」でもない限り、普通の人には、狂人か虚言癖がある人物のように見えてしまうものだ。 例えば、わたしの所属していた古武道流儀の先代の宗家がその典型なのだが、当時、わたしは、すでにある流儀で居合を7年半もやっていて、古流の捌きを学ぶために見学に行ったのだが、先代の宗家に稽古に参加するように言われて、受け身をとってみろといわれた。 柔道は高校時代にやってい...

電脳若衆宿 | 2015.09.08 Tue 22:10

「詭弁」の簡単な見破りかた

世の中には、もっともらしい嘘というのが沢山あるものですが、最悪なのは、本人は大真面目に書いているのに、自分の論理が「詭弁(Sophism)」であると判らないことです。 実は、論理というものを考えるときに重要なのは、帰納法(Induction)と演繹法(Deduction)という二つの方法論があるということです。帰納法というのが、即、「詭弁」というわけではないのですが、その方法論にはある限界があることを、ぜひ知って欲しいものです。つまり、帰納法というのは、ある事実(Fact)を実験なりで検証することで、生まれてくるものな...

電脳若衆宿 | 2015.09.08 Tue 21:31

学問の進歩を考える

世の中の進歩というのは、おそろしく早いもので、その進歩の速度は加速度級数的に加速しているのだ。 私事で恐縮だが、わたしの父親はかつて海軍依託学生として徴募され、終戦があと1か月伸びていたら中尉任官していたのだが、主に軍需工廟での航空機用の機関銃の生産管理に携わっていた。つまり、高等数学を使って機関銃の品質管理をして、ある特定のパラメータを設定することで、不良品を弾きだしていたわけだ。こういう計算を、当時は手回し式の計算機で偏微分まで使ってやっていたのだが、そういう管理ができるだけの数学的な知...

電脳若衆宿 | 2015.09.08 Tue 21:09

媽祖廟における習合のありかた

ある特定の信仰なり、宗教というのは、決してそれが独立してあるのではなく、多様な文化の伝播によって、相互作用として形成されるものなのだ。 それは、現代に於いてもそうなのだが、上古の時代に於いても、同様にさまざまな文化が交雑した結果としてあるものなのだ。つまり、古来から人間と言うのは、足があれば山脈を攀(よ)じり越え、手があれば櫂(かい)をこいで大海原を越え、常世(とこよ)の神の如く、渡り来るものなのだ。 そういう理解をすれば、そもそも単一民族などというのは、単なる幻想に過ぎないということ...

電脳若衆宿 | 2015.09.08 Tue 20:55

人間の認知は曖昧である

人間の認知をどのように理解するかということは、常に問題とされてきたことである。実は、このような認知論というのは、現代科学だけの問題ではなく、すでに中国の戦国時代の公孫竜の部分的な引用や、もっと言うとギリシャ哲学に於いても重要な論点とされてきた。それは、例えば、プラトンの哲学にも濃厚に反映されており、そういう理解なくして、ギリシャ哲学を語ることすらできないのだ。 実は、近代科学の論点に於いても、このような考えは、ルネ・デカルトをその嚆矢として、人間をある種の機械であると見做して、それを論じ...

男の流儀演繹編 若衆宿 | 2015.09.08 Tue 20:36

音韻に顕れたる日本の古俗

外国人に説明しようとしても、どうしても翻訳できない日本の「土俗」というものがあって、それを伝えるのが窮めて困難なことがある。 特に、日本語独特の擬態語、擬音語、擬声語というのは、常に他言語への翻訳者を悩ますものだ。例えば、海外で日本語の漫画を翻訳出版するときなどでは、それはとても顕著であり、漫画のコマに書かれた擬音語、擬態語、擬声語を適切な言葉に翻訳することができなかったりするのだ。それで、困った翻訳者は、日本語の発音そのままで、漫画のコマにローマ字で表記したりもする。 日本語に於ける...

男の流儀演繹編 若衆宿 | 2015.09.08 Tue 20:14

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