[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 チェーザレ・シェーピ Cesare Siepi, 1923-2010 https://www.youtube.com/watch?v=8l9CQb1cv3w これは、イタリア式発声の歴史的な証拠としても 特別な価値を持つ 素晴らしいビデオです。 チェーザレ・シェーピは、バッソ・ブッフォ(喜劇役のバス)でも バス・バリトンでもなく、 ヴェルディのオペラに相応しい、高貴な声質を持つ正真正銘のバスであるにもかかわらず、 驚異的な音域の広さで、遊び心のように、レパートリー外、モーツァルト...
アカデミア デル ベルカント | 2018.05.07 Mon 08:40
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 キャスリーン・バトル Kathleen Battle, 1948年〜 アメリカ ”息の上に載せて・・・“ 軽やかに大気に溶け込むような声の送り方は、イタリア式の発声です。 中音域では、花びらのような唇から、柔らかく滑らかに言葉が生まれています。 しかし音が高くなると、特に<O>と <E>の母音が、軟口蓋を上げ、口を縦にして 暗い響きを作るガルシーアのメトードになっています。 高音域に向かうところで、口の空間を...
アカデミア デル ベルカント | 2018.05.06 Sun 09:26
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ヨナス・カウフマン Jonas Kaufmann ( ドイツのテノール 1969年 ~ ) カウフマンも、不自然に声を暗く人工的に作っています。 声の丸さのために、ノドが開いている状態を保たなければいけないと、 いつも心配しながら歌っているような印象を受けます。 響き(倍音)は乏しく、呼吸は部分的で浅く、イタリアのテノールの 太陽のように輝く若々しい声に比べると、 聞いたとたんに、彼の声を覆う煤のようなものを拭い...
アカデミア デル ベルカント | 2018.05.05 Sat 10:27
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 レッスンのお知らせ ・7月 7日(土)13時〜 空音舎(そらおとしゃ) 京浜急行線雑色(ぞうしき)駅 ・7月10日(火)13時〜 ミューザ川崎・練習室2 参加ご希望のかたはメッセージお送りください。
アカデミア デル ベルカント | 2018.05.04 Fri 09:32
ディミトリー・フヴォロストフスキー https://www.youtube.com/watch?v=Mt8c-113BcM 持って生まれた自然なバリトンの声で歌う カップッチッリ とは対照的に、 フヴォロストフスキーは、バリトンの声を人工的に作っています。 (彼はもちろんバリトンですが・・・) ここでは、彼の持って生まれた素晴らしい美声には注目しないことにします。 イタリア式ベルカント発声との違いは、歌う時の顔(特に口元)からも分かります。 これはロシア発声だ...
アカデミア デル ベルカント | 2018.05.04 Fri 09:12
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 マリア・カラス Maria Callas 決して美しいとは言えないカラスの声は、澄んだ甘いテバルディの美声などとよく比較され、批判されてきました。 しかし、欠点もいえるアブノーマルで、時にメタリックなその音色は、彼女の卓越した発声テクニックと相まって、 誰かが “涙を持つ声” と表現した奇跡的な昇華につながりました。 そして、このミステリアスな涙を持つと言われた独特な声は、 オペラの中で、情念・哀愁・悲劇の...
アカデミア デル ベルカント | 2018.05.02 Wed 23:51
私の発声の先生( Antonio Juvarra 先生 )の著書 La tecnica vocali italiana (イタリア式発声法)の後ろの方、付録に 有名な歌手の You tube の動画を挙げながら、 その発声について彼の意見を書いているページがあります。 ( イタリア式発声法とは、イタリアの伝統的なベルカント発声法のことです ) なかなか参考になって面白いな、と思ったので、いくつか抜粋しながら紹介していこうと思います。 まず、その前置きで; これは、歌手としての優劣を批評...
アカデミア デル ベルカント | 2018.04.30 Mon 06:33
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 歌います!!! 告知です。 初めてのことだらけで、ワクワク・・・してます。 まず、名曲喫茶で歌うって初めて・・・ 初期のオペラやバロックの時代、音楽は貴族のもので、 サロンの小さな空間で、伴奏は古楽器の小さなオーケストラだったり、チェンバロだったり、限られた人の独占的な世界でした。 ( あとの時代の大衆向け、大歌劇場の大掛かりなオペラではなく) ロッシーニも自宅に友人・知人を招いて、サロン...
アカデミア デル ベルカント | 2018.02.21 Wed 13:16
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 先日、十数年ぶりに スカラ座に行きました。 最近は、あまり面白そうな出し物がなく、足が遠のいていたのですが、ブルガリアのソプラノ、ソニア・ヨンチェーヴァの歌曲のリサイタルを聴いてみたいと思いました。 劇場は、満席。ピアノと譜面台、照明も全て準備OK。 開演時間の8時になると、スカラ座総監督のペライアさんがマイクを手に舞台に登場。 本当にびっくりしました。 スカラ座のリサイタルが解説付き・ト...
アカデミア デル ベルカント | 2018.02.14 Wed 14:04
イタリアの巨星、テノールのジュゼッペ・ディ・ステファノが亡くなって10年になります。 ケニアの自宅で強盗に襲われ、昏睡状態でミラノの病院に運ばれましたが、3年数カ月 意識が戻らないまま息をひきとりました。 86歳 その少し前に亡くなったパヴァロッティの時の国を挙げての大きな報道に比べて、不当な小さな扱いでした。 歌手としての価値は、ディ・ステファノの方がはるかに上だと思われますが・・・ ( ステファーノじゃなくて、アクセントは テ の上 ) 太陽のような輝かしい声と、生ま...
アカデミア デル ベルカント | 2018.02.05 Mon 15:11
全329件中 271 - 280 件表示 (28/33 ページ)