[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] ベルカント発声法のブログ記事をまとめ読み! 全329件の23ページ目 | JUGEMブログ

ベルカント発声法
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ベルカント発声法

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ベルカント発声法
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ベルカントは、数十年前に消えてしまった、自然で無理のない イタリアの伝統的な発声法です。
意図せずに、いつの間にか失ってしまった、音楽の歴史上 最も価値があるとされるこの発声法について考えてみたいと思います。
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深呼吸

JUGEMテーマ:ベルカント発声法 歌の呼吸は、普段より もっと大きな深い呼吸ですが・・・特別凝ったことをするわけではなく、誰でもできる自然な深呼吸です。 試してみてください。まず、息を吐いて…吐いて…吐ききって・・・止めます。 苦しくなるまで我慢。限界まで止めたら、息を吸います。吸おうとしなくても、身体が勝手に開いて肺が膨らみますね。 この風船みたいな感じ・・・覚えて下さい。 これが歌う時のブレスです。 横隔膜が下がり、肋骨が開き、鎖骨が上がって…肺全体に空気が満たさ...

アカデミア デル ベルカント | 2019.12.08 Sun 11:52

ピアニッシモ と クレシェンド

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   ピアノ・PP を見たら、音量を落とそうとするのではなく(聞こえない声になる)、声を柔らかく出します。息は多め(声よりも息を出す感じ)、ぎゅっと集まった声ではなく、霧吹きみたいな拡散した声、響きの位置は後ろ・・・ そこからクレシェンドする時は、音量を増そうとせず(押した汚い声になる)、その柔らかさにキラキラした光・輝きを足していく感じで、(横に寝かせていた板を縦に起こすように)後ろから前に響きの位置を移動させます。 ディミヌエンドは、その反対。柔...

アカデミア デル ベルカント | 2019.12.07 Sat 11:30

大きな声(ボディとパワー)

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   音量の大きさには二種類あります。 potenza パワー、力強さ、威力 corposità  ボテッと重たい感じ、ワインを表す時のフルボディ、ボディなんですが…重量感というか (corpo は、胴体・ボディの意味) バスやメゾソプラノの低音域で要求される太い、どっしり音量のある声です。   この二つは別ものです。 potenzaパワーは OK。 corposità ボディは 問題アリ、です。重たくて上にいきません。 太い、とか言われてます。 歌っ...

アカデミア デル ベルカント | 2019.12.04 Wed 12:25

ピュアな母音

JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ベルカントは、vocali puri ピュアな母音で歌います。 すなわち、A は A、I は I なんです。みなさんは、歌のレッスンで A は O に近く、とか I は E や U を混ぜて・・・と習っていませんか? You tube でも、多くの有名なイタリア人歌手がA と言ってはいけない、ほとんど O にするように・・・全ての母音に U を混ぜるように…とか言ってますね。 現代発声では、口を縦に開ける、軟口蓋を上げる、舌を下げる、ノドボトケを下げる、声をマスケラに集める、響きを上に高く、声を前...

アカデミア デル ベルカント | 2019.11.27 Wed 00:11

歌手の種類

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   canta come cane   犬のように歌う、犬歌手 canta come oca    ガチョウのように歌う、ガチョウ歌手 canta come bue    牛のように歌う、牛歌手   イタリアの言い回し; 犬声は、ワンッ・ワンッ・ワンッ、とレガートがなくて音楽が流れない ガチョウ声は、ペッチャンコの鼻にかかった声 牛声は、ボーボー吠える、芯のない飛ばない声   この間、ユヴァッラ先生と大笑いしたのですが・・・ いやいや・・・...

アカデミア デル ベルカント | 2019.11.25 Mon 10:07

ベルカントと<微笑>

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   1700年代の 発声について書かれた資料は、すべて <微笑>について触れているそうです。 微笑について書いていないものがない・・・ 全ての歌手が<微笑>を使って歌っていたということですね。   ベルカントの<微笑>とは、<息を吸う時に><口の中で>僅かに笑うような意識を持つことです。 息を吸う時だけで、歌い出したら やりません。 顔の表面の笑顔、頬を上げる、とかでなく、<口の中>です。   こうすると、縦長のノドの空間と、横...

アカデミア デル ベルカント | 2019.11.24 Sun 23:57

ノドと声

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   声種は、主に 声帯の 長さ・幅・厚さ と ノド(響きの空間)の大きさで決まるようです。   声帯の幅が広くて厚いと音量が出やすい。 ノドの空間が大きいと 声は低くてドラマテック。   小さければ、声は高くて軽め。 ・・・と言われています。   高い声に憧れる人って、小さなノドにあこがれてるってことかな?(笑) 高い音が出るのは、発声がいいから・・・と必ずしも言えないし、 発声が良くても高音の出にくい人もいる(テバルディ...

アカデミア デル ベルカント | 2019.11.06 Wed 09:38

アンナ・ネトレプコが素晴らしかったころ

JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ベルカント発声の ” 息の上で、言葉を言う”  ノドの大きな共鳴の空間と小さな言葉の言い方が完璧なバランスでした。 最近は・・・重たいレパートリーを歌うようになって、 絶妙なバランスが壊れてしまいました。 残念。

アカデミア デル ベルカント | 2019.10.26 Sat 07:17

「声を集める」 とは

  JUGEMテーマ:ベルカント発声法 歌のレッスンの時、先生から 「もっと声を集めて!」 とか 「もっと細く!」 って、よく言われませんか?   「声を集める」 「かぶせる」 「回す」 ・・・ 不思議な業界用語(?)がありますね。 (何を何に かぶせるのか・・・)笑   声って集めなきゃいけないもの? どうやって声って集めるのかな?   ベルカント発声では、「集める raccogliere」 という言葉は使われません。 では 「集める」 を ベルカント発声の考え方から説明...

アカデミア デル ベルカント | 2019.10.20 Sun 10:13

「大きな声」 の落とし穴

JUGEMテーマ:ベルカント発声法 「大きな声が出るようになりたい」・・・声楽を勉強している人の目的としてよく耳にしますね。 イタリアの伝統的なベルカント発声の 「大きな声」 は、 dolce e flessibile  甘く優しく、柔軟で、よく響く、力強い、威力のある声、です。 残念ながら、地球上から完全に消えてなくなった発声法です。   それに対して現代の発声法は、お腹に力を入れて横隔膜を止めて歌う ・ 軟口蓋を上げて、口を縦に大きく開ける ・ ノド仏を下げる ・ 舌を固定する ・  声を...

アカデミア デル ベルカント | 2019.10.14 Mon 09:10

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