[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
< JUGEMテーマ:ベルカント発声法 > 先週、この時代最高のソプラノ、ミレッラ・フレーニが亡くなりました。 日本では大きく報道されたようで、私も日本の記事で知りました。 私が見逃しただけなのかもしれませんが、イタリアのTVニュースは、コロナウィルスとサンレモ音楽祭のことばかりで、フレーニのことは一切ありませんでした。 パヴァロッティの時は、1週間くらい、どのTV局もパヴァロッティの話しばかり・・・お葬式の中継やら追悼番組やら・・・ TVをつければパヴァロッテ...
アカデミア デル ベルカント | 2020.02.16 Sun 12:39
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 一体どういうわけで、ここメトロポリタンでは、若い人たちにドイツ式の発声を勉強させるのでしょう。 ギリシャでも嘲笑されていた、口を大きく開ける発声です。 中・低音域ですでに大きく開けているので、高音にいった時、それ以上に開けることが不可能です。ばかげています。 劇場の運営だけ考えているべきジョンソン氏が、イタリアから来たイタリア式発声を学んだ歌手にまでドイツ式を教えるため、ルチア・アルバネーゼ(有名なイタリア人のソプラノです)も壊されてしまいました...
アカデミア デル ベルカント | 2020.02.11 Tue 11:46
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 5月1日〜7日、イタリアのトップクラスの先生方をお招きして、第6回 ミラノ・マスターコースを開催します。 アントニオ・ユヴァッラ先生 (レッスン3回) スカラ座などの主要な劇場で歌ってきたバリトン歌手であり、ベルカント発声研究家の第一人者。イタリアの声楽関係で、この名前を知らない人はいないでしょう。 ユヴァッラ式・・・彼のメトードではなく、トージやマンチーニ(1700年代)などの歴史的な文献から資料を集め、何も付け加えず、歪めず・・・正真正...
アカデミア デル ベルカント | 2020.02.03 Mon 22:50
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ・ベルカント発声 <発祥の地> イタリア <時代> 1600年代から第二次世界大戦前あたり カストラート(去勢された男性歌手)が活躍した時代から 〜 カルーゾ、スキーパ、ジーリの頃・・・最後の最後がパヴァロッティか? <作った人> もちろん歌手たち、歌手の経験から生まれた <どんな発声> 息の上で話す・息の上で言葉を言う 自然で無理がない、息と言葉のバランス、筋肉を使った操作はしない、 ...
アカデミア デル ベルカント | 2020.02.02 Sun 11:35
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 歌の呼吸は、普段より もっと大きな深い呼吸ですが・・・特別凝ったことをするわけではなく、誰でもできる自然な深呼吸です。 試してみてください。まず、息を吐いて…吐いて…吐ききって・・・止めます。 苦しくなるまで我慢。限界まで止めたら、息を吸います。吸おうとしなくても、身体が勝手に開いて肺が膨らみますね。 この風船みたいな感じ・・・覚えて下さい。 これが歌う時のブレスです。 横隔膜が下がり、肋骨が開き、鎖骨が上がって…肺全体に空気が満たさ...
アカデミア デル ベルカント | 2019.12.08 Sun 11:52
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ピアノ・PP を見たら、音量を落とそうとするのではなく(聞こえない声になる)、声を柔らかく出します。息は多め(声よりも息を出す感じ)、ぎゅっと集まった声ではなく、霧吹きみたいな拡散した声、響きの位置は後ろ・・・ そこからクレシェンドする時は、音量を増そうとせず(押した汚い声になる)、その柔らかさにキラキラした光・輝きを足していく感じで、(横に寝かせていた板を縦に起こすように)後ろから前に響きの位置を移動させます。 ディミヌエンドは、その反対。柔...
アカデミア デル ベルカント | 2019.12.07 Sat 11:30
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 音量の大きさには二種類あります。 potenza パワー、力強さ、威力 corposità ボテッと重たい感じ、ワインを表す時のフルボディ、ボディなんですが…重量感というか (corpo は、胴体・ボディの意味) バスやメゾソプラノの低音域で要求される太い、どっしり音量のある声です。 この二つは別ものです。 potenzaパワーは OK。 corposità ボディは 問題アリ、です。重たくて上にいきません。 太い、とか言われてます。 歌っ...
アカデミア デル ベルカント | 2019.12.04 Wed 12:25
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ベルカントは、vocali puri ピュアな母音で歌います。 すなわち、A は A、I は I なんです。みなさんは、歌のレッスンで A は O に近く、とか I は E や U を混ぜて・・・と習っていませんか? You tube でも、多くの有名なイタリア人歌手がA と言ってはいけない、ほとんど O にするように・・・全ての母音に U を混ぜるように…とか言ってますね。 現代発声では、口を縦に開ける、軟口蓋を上げる、舌を下げる、ノドボトケを下げる、声をマスケラに集める、響きを上に高く、声を前...
アカデミア デル ベルカント | 2019.11.27 Wed 00:11
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 canta come cane 犬のように歌う、犬歌手 canta come oca ガチョウのように歌う、ガチョウ歌手 canta come bue 牛のように歌う、牛歌手 イタリアの言い回し; 犬声は、ワンッ・ワンッ・ワンッ、とレガートがなくて音楽が流れない ガチョウ声は、ペッチャンコの鼻にかかった声 牛声は、ボーボー吠える、芯のない飛ばない声 この間、ユヴァッラ先生と大笑いしたのですが・・・ いやいや・・・...
アカデミア デル ベルカント | 2019.11.25 Mon 10:07
全334件中 221 - 230 件表示 (23/34 ページ)