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プログレッシヴロックに付いて、あれこれ…。
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チェレステのチェレステを聴いてみる

CELESTE / CELESTE (1976) イタリアのプログレバンド、チェレステが唯一残した作品、イタリアに於いてもほとんど無名だったらしい、キング・クリムゾンの影響が感じられるスタイルだがアコースティックギターを生かした非常にフォーキッシュなサウンドを演じている ほぼ生ギターとフルート、そしてメロトロンによる演奏に始終しキング・クリムゾンのもっとも繊細な部分のみを抽出したような牧歌的かつほんわかした演奏を繰り広げる、勿論ドラムもベースも入るが控えめな演奏である、プログレバンドとしては異色の存在だがそ...

Rock Age ブログ | 2016.06.20 Mon 20:50

ラッテ・エ・ミエーレの受難劇を聴く

PASSIO SECUNDUM MATTHEUM / LATTE E MIELE (1972) 当時のローマ教皇の前で演奏したという有名なイタリアのプログレバンド、ラッテ・エ・ミエーレの「受難劇」と日本タイトルされた彼等の1stアルバム、3枚のアルバムを残して消えてしまった彼等、キーボードトリオの編成で一説によるとこの当時みな十代だったとかだそうです、早熟すぎる!内容はタイトルが示すとおりキリストを題材とした作品だ 冒頭の序曲はまるで映画音楽のような、ストリングスを多様しているからそう感じるのかも知れない、演奏は若干荒さを感じるけど聞...

Rock Age ブログ | 2016.06.18 Sat 20:37

レ・オルメの包帯の男を聴く

UOMO DI PEZZA / LE ORME (1972)    ちょっとイタリアものを聴きたくて見繕ったらイタリア以外のも選んでしまったのでとりあえずプログレを、イタリアンプログレバンド、レ・オルメの4枚目のアルバム、前作も持っていた気がしたけど手短に出て来たのでこの日本題「包帯の男」から取り上げてみる、大雑把に言ってしまうとELPタイプと言えるかな? 60年代から活動しているベテランキーボードトリオのレ・オルメ、日本じゃイタリアものを聴く人意外ほとんど一般的には無名、他のバンドもイタリアンプログレに興味ない人はPFMく...

Rock Age ブログ | 2016.06.16 Thu 19:54

Dr.Zのアルバムを聴いてみる

THREE PARTS TO MY SOUL / DR.Z (1971) ハンドルネームに使わせてもらっているDr.Zの1971年にリリースされた唯一のアルバム、元は4人編成でシングル1枚出して1人脱退、以後キーボードトリオとなる、見てのとおり真ん中から観音開きする変形ジャケット仕様、オリジナルはヴァーティゴ屈指のレア中のレア盤、5〜6年前オークションでオリジナル盤が出品されたけどあれよあれよと金額が上がり最終落札価格がな、なんと16万円だったのには驚いた、それほどレア、今やこのリイシュー盤ですらも貴重になりつつありそうだ、自分は...

Rock Age ブログ | 2016.05.19 Thu 20:15

ベガーズ・オペラの2ndを聴いてみる

WATERS OF CHANGE / BEGGARS OPERA (1971) ロックにクラッシックの要素を取り入れていたイギリスのプログレバンド、ベガーズ・オペラの2枚目のアルバム、日本では次の「パスファインダー」が大人気で1st共々この作品も影が薄い印象だが、この作品もまんざら悪くない作品だと思う、思いたい クラシカルな雰囲気を漂わせるコンテンポラリーなロックは前作同様に引き継がれておりプログレと言ってもかなり遠い所に位置する感じだ、前作よりもまとまりが良くなった印象だが何せコンテンポラリーなサウンドだけにイマイチガツンと...

Rock Age ブログ | 2016.05.13 Fri 20:20

イースト・オブ・エデンのライブ盤を聴いてみる

Sound Of East-Eden Live! / EAST OF EDEN (1989) 今まで知らずに聴いていたけどこのアルバム、イタリアのブート盤みたいだ、いわゆる海賊盤ってやつです、知らなかったなぁ、ヨーロッパでかなりの人気バンドだったイースト・オブ・エデンのライブアルバム、ライセンスファンクラブと書いてあるのでてっきりファンクラブ限定盤だと思ってたわ ヨーロッパで人気だったためパープルのマネジャーに目を付けられツアーに抜擢されたとか、サウンドはサックスやヴァイオリン入りのジャズロック、それもこのジャケットが表すように...

Rock Age ブログ | 2016.05.11 Wed 19:55

イースト(Hu)の2ndアルバムを聴く

HUSEG (Faith) / EAST (1982) イーストと言ったら日本のバンドを思い浮かべる方も居るかと思うがこちらはハンガリーのプログレッシブバンド、ハンガリーと言ったら国民的ロックバンドのロコモーティブGTやオメガが居る、以前取り上げたと思ったらこのブログではまだだったようだ、そのハンガリーのこちらもけっこう人気のあったイーストの2ndアルバム ギターとシンセサイザーが主役をなす、特にシンセがメロディを奏でキャメル風でありキャメルフォロワーなバンドと言えなくもない、エレクトロニクスはタンジェンリン・ドリ...

Rock Age ブログ | 2016.05.09 Mon 19:45

エイジアの1stアルバムを聴いてみる

ASIA / S T (1982)    過去の記事を改めて見ていたらこの間の「ウマグマ」もこのアルバムも既出でした、書いてしまったのでもう一回掲載、キング・クリムゾン、イエス、ELPの元メンバーが結集して出来上がったバンドのエイジア、そのそうそうたるメンバーをして出て来たサウンドがこれかい!と最初は思ってました、なんでこんなポップな音なんかね?と思ったもんです、あの頃はポップが流行っていた頃だったのかなぁ? 時へのロマン/詠時感、とてもエイジアとは読めない日本バンド名、プログレが衰退し壊滅状態とはいえ80...

Rock Age ブログ | 2016.05.03 Tue 19:43

ルネッサンスの4thアルバムを聴いてみる

ASHES ARE BURNING / RENAISSANCE (1973)    プログレッシブと言うかシンフォニックロックバンド、ルネッサンスの4枚目のアルバム、元ヤードバーズのキース・レルフ等によって生まれたルネッサンスからメンバーをすべて変えて名前だけを受け継いだ新生ルネッサンスとなってからは2枚目のアルバムにして日本タイトル「燃ゆる灰」と題された彼等の代表作と言える作品だ、タイトル曲の2ndパートにてウィッシュボーン・アッシュのアンディ・パウエルが客演していて泣きのギターを聞かせている 元々うるさい音が好きで主に聴いて...

Rock Age ブログ | 2016.05.01 Sun 21:24

ジェントル・ジャイアントの3rdアルバムを聴く

THREE FRIENDS / GENTLE GIANT (1972)    イギリスのプログレバンド、ジェントル・ジャイアントの3枚目のアルバム、プログレバンドのアルバムの中では随分後になってから聴き始めたバンドなのでそれほど思い入れは薄いけれどだいぶ日本でも認知されるようになって来た、やっぱユーロロックブームの頃からでしょうかね日本で知られるようになったのは、自分はもっと後で知った、基本的にはジャズロックの部類に入るサウンドだ シャルマン3兄弟を中心に結成されたジェントル・ジャイアント、今作はタイトルが示すように3人の...

Rock Age ブログ | 2016.04.30 Sat 09:44

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