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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、 鈴木大弓(HIROYUMI SUZUKI)作陶展。 会場風景。 谷川の源流に突き出た、苔むした岩然とした、 大きく、厳しい自然を、 内に孕んだような、信楽茶碗を、 なんとなく覚悟して、手に取れば、 すっと軽く持ち上がり、 それではと、白く端正な 堅手茶盌に手をのばせば、 これがずしりと、意外な重力が実感されます。 そのあたり、作家に伺えば、 信楽茶碗は、口造りを厚めにして、 見た目の重さ感...
お茶を楽しむ生活 | 2017.03.15 Wed 05:19
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 青瓷 窯変米色瓷 渡部秋彦展。 会場風景。 青瓷から米色瓷にいたる、微妙な色合い。 余りにも微妙なので、 作家の美的感性によって人為的に生み出したというより、 刻々と変わる空の色、 それを映し込む水面の色、 そんな、自然界にしかないような色です。 大半の青瓷作家がガスや電気、灯油による窯で焼成しますが、 ※渡部秋彦もかつては灯油を使っていました。 色の神秘を探りたくて、 薪窯...
お茶を楽しむ生活 | 2017.03.14 Tue 05:16
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 SILVER SHELL(中央区京橋2-10-10)では、鍾雯婷 展。 台湾の若手女性陶芸家、 鍾雯婷(ツォン・ウェンティン)による個展。 展覧会タイトルは、−恋果物語−。 作品には3つの特徴があります。 一つめは、有機的な柔らかいフォルム。 派手でインパクトある形ではありませんが、 丁寧に導...
お茶を楽しむ生活 | 2017.03.10 Fri 05:13
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日から三月(弥生)。 桃の節句に合わせて徒然棚(淡々斎好)で濃・薄茶稽古。 横に長い棚なので、炉のみに用いられます。 全体が菱形なので、菱餅との関連性から、 ※根拠としては弱いですが、 桃の節句に取り合わせられます。 濃茶の場合、仕覆を天板にのせる以外は、 特別な扱いはありません。 薄茶も共通ですが、 水指に水を注ぐときは、 水指を半出しにし、蓋は手前に立てかけます。 薄茶の場合、袋棚に荘...
お茶を楽しむ生活 | 2017.03.02 Thu 05:13
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、大森礼二作陶展。 会場風景。 無釉焼き締め(むゆうやきしめ)による備前焼の作陶展。 釉薬や絵付けで、表面的なインパクトを狙わず、 かといって、 大仰でアーティスティックなフォルムを纏うわけでもなく、 備前の焼き締めは、 ほんと、ストイックだなあと思います。 作陶家は、古備前の素朴で飾らない美しさを体得したうえで、 求める土肌を目指すため、土を掘って探し、 茶碗の姿を追及しています。 ...
お茶を楽しむ生活 | 2017.03.01 Wed 05:07
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 作品傳百世 石黒宗麿展。 2017年2月24日(金)〜3月7日(火) 会場風景。 石黒宗麿(いしぐろ むねまろ) 1893年4月14日−1968年6月3日 特定の師を持たず、古陶磁に学びながら、 陶芸と書画の両方の世界を極めた美術家です。 昭和30(1955)年に重要無形文化財保持者(人間国宝)の制度が誕生すると、 初めての認定を受けました。 今回は、没後50年にあたり、 ...
お茶を楽しむ生活 | 2017.02.28 Tue 05:16
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、三輪和彦展。 会場風景。 2回に分けて紹介しています。 1回目は、展覧会タイトルになっている、 「エル・キャピタン」シリーズを取り上げましたが、 2回目はそれ以外の作品を紹介してゆきます。 作風には共通する美意識が貫かれていますが、 「エル・キャピタン」が茶碗としては異例なことに、 実在の異観が発想の起点になっていることに対して、 それ以外の作品群は、 そのような前提がない分、 (相...
お茶を楽しむ生活 | 2017.02.22 Wed 05:15
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、三輪和彦展。 会場風景。 ダイナミックな白釉の世界。 展覧会タイトルは、−エル・キャピタン−。 萩の名窯・三輪窯「不走庵」の主、三輪和彦の個展としては、 意表を突かれるタイトルです。 エル・キャピタンとは、 アメリカ合衆国カリフォルニア州にあるヨセミテ国立公園の 花崗岩の巨大な一枚岩の名称です。 これがエル・キャピタン。 陶芸家は若いころに訪れた、この...
お茶を楽しむ生活 | 2017.02.21 Tue 05:17
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 新里明士(Akio Niisato)展。 会場風景。 透かし彫りをした作品に、 透明釉をかけて焼き上げる技法の蛍手(ほたるで)の作品。 新里の作品「光器」は、 透光性の高い白磁に穴を開け、 穴に透明の釉薬を埋めて焼成したものです。 大きな特徴は二つ。 一つ目は端正なフォルム。 光の点描を生かす、無機質なベースというより、 点描パターンとのコラボレ...
お茶を楽しむ生活 | 2017.02.17 Fri 05:12
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-17)では、瀬沼健太郎硝子展。 会場風景。 鶴首花入(つるくびはないれ)スタイルのガラスの花器。 ブロポーションやバランス、サイズ、ゆがみによるリデザイン、 光や風景の透過率の調整で、 古典的な形が、今の命を生き始めています。 ガラスという素材の花器。 生けられた花は、花の先、茎の部分まで現れます。 花が生きる透明な水が現れます。 花器の奥の様子が現れ、光が現れます。 ガラスの花器は、 空...
お茶を楽しむ生活 | 2017.02.14 Tue 06:11
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