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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、中野欽二郎展。 会場風景。 展覧会タイトルは、−飛火野ヨリ−。 ※飛火野(とぶひの):奈良市、春日山のふもとあたり。 茶碗が3つ並んでいます。 個展に展示される「作家もの」の茶碗は、 インパクトの強い、大ぶりな作品が多いのですが、 この三碗はひっそりと佇んでいる趣です。 手に取ると、 ちょうど両手で掬(すくい)い取るぐらいのサイズですが、 意外な重みにはっとします。 例が悪いのですが、筆者の近...
お茶を楽しむ生活 | 2017.04.10 Mon 05:13
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 中長小西(中央区銀座1丁目15-14)では、加守田章二展。 会場風景。 加守田章二 (かもだ しょうじ) (1933年〜1983年) 大阪府岸和田市に生まれ、 京都市立美術大学工芸科で富本憲吉氏に師事しました。 そこで、作陶における造形性の追及という方向性を得たようです。 1969年には岩手県遠野に釜を築いて隠棲し、 現代陶芸の新しい地平を切り拓き、 「曲線彫文壺」や「彩陶壺」など次々と斬新な作品を世に送り出しました。 83年2月に49...
お茶を楽しむ生活 | 2017.04.07 Fri 05:13
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 Gallery 一客(渋谷区神宮前4-7-3)では、 上田順康 陶展。 会場風景。 近畿大学文芸学部芸術学科の教授、日展会友でもある、 奈良の作陶家。 深みある肌合いの器に、プリミティブな文様。 文様に相性のよい 素朴で端正な優しいフォルム。 黒い化粧を施した面へ色の釉薬で絵を描き、 砥石を使い研ぎ出していく、 黒化粧研出文手法で描かれています。 日本には、高松塚古墳・キトラ古墳以外に、 装飾古墳と呼ばれる一連の壁画を持つ古墳が存在し...
お茶を楽しむ生活 | 2017.03.31 Fri 09:40
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、 岸田匡啓(きしだまさひろ)作陶展。 会場風景。 岸田匡啓(まさひろ):1983年静岡生まれ。 2007年川上清美に師事。 2012年唐津にて独立、築窯。 茶碗という道具を鑑賞する場合、 眺めるだけでなく、手に取って、 あるいは手を添えて(架空の)茶筅を振ってみて、 初めて理解ができるものだと、 特に、岸田匡啓の作品において、 強く実感されます。 ※それに比して、ガラスケース越しに眺め...
お茶を楽しむ生活 | 2017.03.28 Tue 05:23
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 しろいやきもの展。 会場風景。 白い陶(磁)器がスポットライトを照射され、 それが光源のように、白く浮かび上がっています。 唐突ですが、無印良品の白磁シリーズは 「きほんの器」というコンセプトでデザインされた、 ストイックなまでに機能に徹したシンプルな形で、 様々な料理、シチュエーションに無難に対応できます。 ※好みの問題ですが。 白磁丼で580円。 例えば、無印良品が思い浮かんでしまうほどに、...
お茶を楽しむ生活 | 2017.03.27 Mon 05:12
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑:織部 小山智徳展 会場風景。 小山智徳の織部を見ると、 普通の織部とは明らかに違う何かをいつも感じられて、 それはちょっと「含み笑い」をしながら 真面目な話を語っている感じで、 作品は、かちっと、抜群のセンスで出来上がっているのだが、 どこかに浮世離れしているというか、 仙人っぽい独特な世界観が潜んでいて、 これはこれで茶味だな、 と感心させられます。 すると、「しぶや 黒田陶苑」のHPに ...
お茶を楽しむ生活 | 2017.03.22 Wed 08:28
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 うつわ謙心(渋谷区渋谷2-3-4)では、片瀬和宏展。 同じ作家の手によるとは思えない、 全く異なる2種の作風。 逆に、一人の作家だからこそ、 このような「作り分け」が可能になるのかもしれません。 作家の中の構築的な部分と、 感覚的なフリーハンドに委ねる部分。 金属的、鉱物的嗜好と、荒目の土への嗜好。 沈み込む暗色とパステルカラー。 片方を先鋭化させると、 片方も力を得、 片方では視覚化されない感性が、 片方では形を持つ。 特に、...
お茶を楽しむ生活 | 2017.03.21 Tue 05:09
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、 鈴木大弓(HIROYUMI SUZUKI)作陶展。 会場風景。 谷川の源流に突き出た、苔むした岩然とした、 大きく、厳しい自然を、 内に孕んだような、信楽茶碗を、 なんとなく覚悟して、手に取れば、 すっと軽く持ち上がり、 それではと、白く端正な 堅手茶盌に手をのばせば、 これがずしりと、意外な重力が実感されます。 そのあたり、作家に伺えば、 信楽茶碗は、口造りを厚めにして、 見た目の重さ感...
お茶を楽しむ生活 | 2017.03.15 Wed 05:19
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 青瓷 窯変米色瓷 渡部秋彦展。 会場風景。 青瓷から米色瓷にいたる、微妙な色合い。 余りにも微妙なので、 作家の美的感性によって人為的に生み出したというより、 刻々と変わる空の色、 それを映し込む水面の色、 そんな、自然界にしかないような色です。 大半の青瓷作家がガスや電気、灯油による窯で焼成しますが、 ※渡部秋彦もかつては灯油を使っていました。 色の神秘を探りたくて、 薪窯...
お茶を楽しむ生活 | 2017.03.14 Tue 05:16
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 SILVER SHELL(中央区京橋2-10-10)では、鍾雯婷 展。 台湾の若手女性陶芸家、 鍾雯婷(ツォン・ウェンティン)による個展。 展覧会タイトルは、−恋果物語−。 作品には3つの特徴があります。 一つめは、有機的な柔らかいフォルム。 派手でインパクトある形ではありませんが、 丁寧に導...
お茶を楽しむ生活 | 2017.03.10 Fri 05:13
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