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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、安永頼山作陶展。 会場風景。 1月、2月、3月と続いて時は流れ、 日々の変化は気付かない程に僅かですが、 1月、2月、3月と聞いた時のイメージは、 驚くほどに違います。 それが日本の明確な季節の移り変わり。 それぞれの美しい自然、光景、風習が 日本人にはインプットされています。 季節の移り変わりを感じ、発見することの喜び。 それを増幅させる力が、茶の湯にあります。 今回、唐津の作家、安永頼山は、 新...
お茶を楽しむ生活 | 2017.09.11 Mon 05:04
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は中置で、濃茶、薄茶の稽古。 中置とは、夏が終わり肌寒くなってきた時の点前。 炭の火をお客様に近付けるよう畳の真ん中に置き、 逆に水の存在感を少なくするため、 水面の狭い細水指を、風炉の反対側に置き、 お客様からに遠ざけます。 もちろん、物理的な体感温度の変化などありませんが、 配置と道具の工夫だけで、 測ることのできない 「期待の暖」「予感の暖」「錯覚の暖」 を演出するのです。 普通は炉が間近な10月の点前...
お茶を楽しむ生活 | 2017.09.07 Thu 05:15
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 Gallery 一客(渋谷区神宮前4-7-3)では、高橋芳宣展。 2017.9.2(土)〜9(土) 会場風景。 と書きましても、筆者は1日早く勘違いをしまして、 準備中のギャラリーに、 「初日なのにお客さんがいないなぁ」などと思いながら、 のこのこと入っていったのでした。 お店の御厚意で鑑賞と撮影をさせていただきました。 高橋芳宣は、九谷・須田菁華(三代目)窯に入門した後、 石川県加賀市にて独立開窯(月乃桂窯)、 平成4年から群馬県甘楽町へ陶房を移...
お茶を楽しむ生活 | 2017.09.02 Sat 08:50
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロンでは、浅井竜介 茶碗を奏でる展。 浅井竜介の茶碗には、音ではなく音楽を感じさせる、 軽やかな力の流れがありました。 それ以外の道具については、 茶碗に比べ、制約が少なくなった分、 フリーセッション的に、 一層自由な音楽を纏っているように思われました。 1回目は茶碗の紹介でしたので、 2回目はそれ以外の道具の紹介。 fermata 軸 Ragtime 香合 Accordion 香合 Mississipi Blu...
お茶を楽しむ生活 | 2017.08.31 Thu 05:10
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロン(中央区銀座1-8-17 )では、 浅井竜介 茶碗を奏でる展。 会場風景。 茶室は、想像力を羽ばたかせる場。 ヒントがたくさん仕込まれています。 ヒントから客は、それぞれのイメージを描いてゆけば、 それらが繋がって、 一つの大きな物語になるように 亭主は室礼、道具をコーディネートします。 それを作り上げるのも、 それを読み解くのも、 茶の湯ならではの知的で刺激的な楽しみです。 茶の湯のたぎる音(松濤)から、松の...
お茶を楽しむ生活 | 2017.08.30 Wed 06:58
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 ゆう工房の食卓展。 会場風景。 独立したアーティストと、 企業のインハウスデザイナー。 それぞれ異なる造る立ち位置。 筆者は、アーティストとデザイナーの違いは、 アーティストは、自己の感性の表現で完結しますが、 デザイナーは自己の感性の表現とともに、 ユーザーの目的を満たすことも求められる、 と考えます。 「ゆう工房」は、 金重有邦門下の三人で開設された作陶家集団です。 三人の誰が作ったか...
お茶を楽しむ生活 | 2017.07.25 Tue 05:41
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 平水指、洗い茶巾ときたので、今週は葉蓋。 水指の蓋の替わりに木の葉を蓋とするもので、 十一世家元玄々斎の創案です。 ある年の七夕の趣向の茶会で、 末廣籠の花入の受け筒に、梶の葉を蓋にして 水指に見立てたのが始まりです。 柏餅や桜餅など、お菓子の付属としての葉はあるものの、 茶道具として、生の葉をそのまま使うことはかつてなかったので、 最初はインパクトがあったのでしょう。 葉蓋として使用する葉は梶、桐、蓮や蕗など、 超撥水性を持つ葉、 大きくて...
お茶を楽しむ生活 | 2017.07.22 Sat 05:10
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、須賀保中作陶展。 7月14日(金)〜19日(水) 会場風景。 須賀 保中(すが やすなか) 1957年愛知生まれ。 1978年穴窯を築き、独学で作陶を始める。 志野・織部・黄瀬戸など、幅広い作風で作陶を展開。 志野茶碗について。 一通り手に取って、吟味しましたが、 見た目の予想より、軽い感覚と重い感覚の違いがあって、 そのあたりを作家に伺えば、 今回は手取りを軽めに作っているとのこと。 筆者が軽...
お茶を楽しむ生活 | 2017.07.17 Mon 08:48
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 LIXILギャラリーでは、岡本作礼展。 会場風景。 展覧会タイトルは、 −祈りの系譜− 。 陶歴40年の現在唐津を代表する作家の、 作品の多様性に驚かされます。 十五客の入れ子鉢は、 おそらくミリ単位の正確な技術が必要と思われますが、 ズラリと並ぶ様子は、 なにやら前衛アートのようなシュールな妖しさが漂います。 型起こし技法の「朝鮮唐津四方手付鉢」にも、 オブジェのような、フィルムの美しい強さがあります。 叩き技法による「唐津叩き...
お茶を楽しむ生活 | 2017.07.15 Sat 04:57
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は洗い茶巾の点前。 茶室に涼をよぶための演出として、 前回の平水指は、大きな水面で、 視覚に訴えましたが、 今回は水の滴る音という、聴覚に訴える工夫です。 水を張った平茶碗に二つ折りのままの茶巾を入れて運び出します。 棚物を用いても、運び点前でもよいのですが薄茶に限ります。 水を張った茶碗ですから、両手で慎重に扱い、 運び点前でも棗、茶碗を同時に運び出すことはしませんので、 棚の方が手数が省けて、スマートです。 置き合わせた...
お茶を楽しむ生活 | 2017.07.14 Fri 05:10
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