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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 Gallery 一客(渋谷区神宮前4-7-3)では、山田瑞子 金工展。 銀・銅・真鍮を素材とする器たち。 鍛金とは、一枚の地金を金槌で叩いて、 イメージするフォルムを創る技法。 出来上がったフォルムは、 金槌の一叩き、一叩きの無限とも思える回数の集積の結果です。 型をつくり、金属をとかして型に流し込む鋳金のように、 一気にはできず、 絶え間ない労力と長い時間が必要です。 その、近道のない地道な作業の結果、 作品には、手の働きの積み重ねだけがなしえる...
お茶を楽しむ生活 | 2017.06.28 Wed 05:06
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 唐津 矢野直人展。 会場風景。 唐津焼の多様性を生かした、 様々なテイストの茶器、食器、酒器が並びます。 茶碗を手に取ると、 想定外の重みが掌に伝わり、 土からできているという素朴な事実が 実感できます。 そのあたり、作家に伺えば、 近作では、茶碗によって、 腰回りに重さを持たせているそうです。 そんな微妙な肌感覚が、 茶碗という、手に取り、直接喫む道具の 面白味と思われ、 そんな面白味は、 ...
お茶を楽しむ生活 | 2017.06.26 Mon 05:11
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 古袱紗(こぶくさ)は華やかで、それぞれ個性があり、 小振りで買い求め易く、お土産や記念品に適していて、 拙宅(清流庵)にもたくさん溜まっています。 そこらへんをかき回したらこんな感じで出てきます。 道具の位置付け的には、 前回の香合と近い特長があります。 前回は、 荘り物(かざりもの)の一種として、 香合にフォーカスを当てた、盆香合の手前を行いましたが、 今回は和巾点。 古袱紗が表舞台に登場します。 筆者の記憶では、古袱紗を点前中に用いるのは...
お茶を楽しむ生活 | 2017.06.22 Thu 06:20
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 うつわ謙心(渋谷区渋谷2-3-4)では、えむに展。 「glass atelier えむに展」を鑑賞すれば、 硝子工芸の3つの魅力と、 その3つの関係、響き合いによる、 アンサンブルとしてのアートの面白み、深さが実感できます。 一つ目は、フォルム、形態。 二つ目は、硝子という素材の多様性。 透明、不透明、色付き、気泡入り、厚み、薄さなど。 三つ目は、表情、景色。 絵付け、硝子による装飾など。 水上竜太とマエダミユキの夫婦の、 共同作業による制作というスタイルが、 ...
お茶を楽しむ生活 | 2017.06.21 Wed 05:51
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、川上清美作陶展。 会場風景。 唐津焼の種類の多さは周知の通りで、 その多様性そのものが唐津焼の特徴になっています。 唐津の作陶家、川上清美が把握している唐津の圡は、 200種類あまり。 常時使うのは20種類で、 それらを、目指す仕上がりを狙って、 組み合わせるという、 圡の管理と確保、土造りが重要なポイントになります。 さらに釉薬、釜の中の位置取り、 引き出すタイミング。 それら、変数の組...
お茶を楽しむ生活 | 2017.06.18 Sun 05:16
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は盆香合で初炭手前。 香合は、小振りで華やかさ(個性)があって、 お土産とか記念として買い求め易く、 拙宅(清流庵)にもたくさんの個性派が集まっています。 そんな由緒があるとか、 茶事のテーマにちなんだ香合を使うときに、 香合を別格扱いする手前です。 荘り点前(かざりてまえ)の香合版です。 炭の組み方は普通の初炭と同じで、 香合台も組みますが、香合は乗せません。 香合は小振りな盆にのせて別に用意しておきます。 炭手前は...
お茶を楽しむ生活 | 2017.06.15 Thu 04:58
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロン(東京都中央区銀座1-8-17 )では、 内田繁を偲ぶ展。 会場風景。 展覧会タイトルは、−工芸家仲間との共演−。 昨年11月21日に死去した氏を偲ぶ展覧会です。 最後の3回目は、茶碗以外の道具の紹介。 茶碗より、創作の自由度の幅が広い分、 作家の、内田繁へのオマージュの表現が共有しやすく、 興味深い展示となりました。 格子?打出銀小箱 金子透 収能風炉 宮 伸穂 根来塗縞茶器...
お茶を楽しむ生活 | 2017.06.12 Mon 05:10
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロン(東京都中央区銀座1-8-17 )では、 内田繁を偲ぶ展。 会場風景。 展覧会タイトルは、−工芸家仲間との共演−。 昨年11月21日に死去した氏を偲ぶ展覧会です。 2回目は、茶碗の紹介。 内田繁と親交のあった工芸家達ということで、 釉薬や焼成の「自然の振る舞いに任せる」というより、 作家のエモーショナルな美的発想を、 フォルム、景色を構想し、実現するという、 デザインに通じる、 制御された「シャープな技」を感じました。 ...
お茶を楽しむ生活 | 2017.06.11 Sun 05:08
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロン(東京都中央区銀座1-8-17 )では、 内田繁を偲ぶ展。 会場風景。 展覧会タイトルは、−工芸家仲間との共演−。 昨年11月21日に死去した氏を偲ぶ展覧会です。 内田繁の仕事は、 下記2つにカテゴラズされます。 1.インテリア(内装)デザイン。 2.プロダクト(工業)デザイン。 創作活動をアートとデザインで分けるなら、 内田繁はデザインの領域で優れた業績を残しました。 デザインは自己主張(内面世界の発露)ではなく、 ユ...
お茶を楽しむ生活 | 2017.06.10 Sat 04:59
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、青瓷 伊藤秀人展。 会場風景。 青瓷、米色瓷茶碗30点以上展示されていて、 会場は凛とした空気感。 重要文化財として、上野の東京国立博物館に所蔵されている、 南宋時代(13世紀)の、銘が「馬蝗絆」(ばこうはん)という、 日本に伝えられた青磁茶碗のなかでも、 姿、釉色が特に美しいばかりではなく、 その伝来にまつわる逸話が面白いので、 広く知られている作品があります。 ひび割れを鉄の鎹(かすがい)...
お茶を楽しむ生活 | 2017.05.30 Tue 05:07
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