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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は点茶盤で濃、薄茶点前。手前の円椅は、客の取り次をする半東用。こんな様子。玄々斉が明治5年、京都で博覧会が開催された節、来訪の外国人観光客のために腰掛け式の棚をいくつか好まれました。その時の立礼の棚の一つがこの点茶盤。高さは約55cm、通常のダイニングテーブルより15cmほど低い設計。円椅の高さは、ダイニングチェアと同じ45cmなので、椅子とテーブルの高さの差が10cmしかありません。正座をした時の道具を扱う距離感と、(膝を天板の下に入れつつ)出来るだけ近付けたい...
お茶を楽しむ生活 | 2013.07.24 Wed 11:32
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は、四ヶ伝(しかでん)の一つ、台天目の稽古。詳しくは、15回で。行之行台子が個人総合なら、四ヶ伝が種目別。とはいえ、例えば、茶入れが和物⇔唐物、茶杓が象牙⇔元節、の違いで扱いが異なり、行之行台子は頭に入っているから大丈夫などと、侮どってはいけません。曲げの水差し、 真の茶杓(象牙)、和物茶入れ、台天目茶碗を飾って準備完了。お湯を注ぎ、茶筅を取り、茶碗に入れ、茶碗を両手(右〜左)で取り、火窓前に置いたところ。薄茶は涼しさを演出する 洗い茶巾で。 このように、馬盥な...
茶室を作ろう | 2013.07.10 Wed 11:02
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日の濃茶は釣瓶の水指で。昔、この釣瓶に紐や縄を付けたり、竹棹につけて、井戸の中に落とし、水を汲み上げました。利休は釣瓶を水指に見立てました。現在、井戸の水を汲み上げるとしても、ブリキのバケツでしょうから、ちょっと水指には(情緒的に)無理があります。〜釣瓶こそ手は竪(たて)におけ蓋とらば 釜に近づくほうと知るべし〜利休百首より取手を縦に置き、蓋は釜に近い方(左)を取りなさいという教えです。このように、左を取るようにできています。茶をあけ切り、水指の蓋を開けたとこ...
茶室を作ろう | 2013.07.03 Wed 11:31
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活6月18日に、銀座・京橋の画廊巡りをしていたら、興味深い展覧会に出会いました。アクリル絵具による抽象画と、抹茶茶碗を並べて(組み合わせて)展示しています。サブタイトルは、〜絵画と茶碗 空間と色彩〜こんな様子。茶碗はそれぞれ、釉薬や姿が異なり、それに合わせて、絵画の表現・サイズ・数・並べ方にも変化が付けられています。当然ですが、絵画と茶碗のワンセットが一つの作品として認識されます。出会いによる出来事を見せることで、一種のインスタレーションと思われます。以下、私の印象...
茶室を作ろう | 2013.06.27 Thu 10:36
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は真の手桶水指花筏蒔絵:茶平一斎作(輪島塗)で、濃茶、薄茶点前。詳しくは、64回で。水指の蓋を開けた様子。〜水指に手桶出さば手は横に前の蓋とりさきに重ねよ〜利休百首より 引き続き薄茶点前。黒い道具立ての中で、紫陽花茶碗が引き立ちます。お茶が点ったところ。さらに緑が加わりました。床花:紫陽花主菓子:紫陽花 とらや白・緑・紫が花の独特な美しさを表します。干菓子
茶室を作ろう | 2013.06.18 Tue 20:53
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は風炉で唐物の稽古。以前、炉でやりましたが、※詳細は56回にて風炉ではずいぶんと久しぶり。茶入を真の帛紗さばきで清め、水指正面に置いた後、茶碗を二手で膝前に置いたところ。唐物ならではの手順と道具配置。茶入は文琳型。林檎(りんご)の形に似ていることに由来していて、文琳とは林檎の雅称。茶杓を茶入の蓋に流し掛けます。※文琳は背が低いので掛けやすいですが、肩衝ではこうはいきません。柄杓と同じ45度で平行になり、道具配置を締めています。拝見から戻ったところ。終始、...
茶室を作ろう | 2013.06.12 Wed 11:09
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 以前ですが、銀座松屋で17人のデザイナーがモノクロで風呂敷をデザインする企画展、「クロシロフロシキ」展が開催されていました。お点前では風呂敷を使うことはありませんが、茶会やお稽古時、受付(寄付、玄関)で、茶席に持ち込まない荷物をひとつにまとめ、乱れ箱に入れておきますが、その時に重宝するのが風呂敷。展示された風呂敷を観賞するうちに、派手な色、柄による自己主張を避けながら、グラフィックデザインとして優れ、包む事によって(立体化することによって)、別の表情が立ち現れるな...
茶室を作ろう | 2013.06.07 Fri 09:58
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座の並木通り1丁目、ビルの地下に「ギャラリー厨子屋」というお店があります。興味がひかれ、おりてみます。お店というより、画廊のたたずまい。階段をおりきった踊り場。正面に象徴的な置物。静謐な雰囲気。右のガラス扉がお店の入り口。お店の様子。「ギャラリー厨子屋」はモダンデザイン仏具のお店だったのです。並んでいるのは各種の厨子。厨子戸は仏像や位牌、経典などを安置する入れ物の総称。仏壇も厨子の一種です。〜ギャラリー厨子屋HPより〜2001年グッドデザイン賞受賞作品現代の生活に...
茶室を作ろう | 2013.05.29 Wed 08:12
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は茶通箱点前の稽古。茶通箱は、珍しい茶や、客から茶を貰った時に、亭主が用意の茶と客から到来の茶との二種類の濃茶を点てる点前に用いられます。 茶通箱の中に、仕覆に入れた茶入を手前、大津袋に入れた中棗を奥に(背中合わせ)入れておきます。初入り時の荘り。棚には定型の黒い棗ではなく、二引き扱いの特殊なもの(今回は水滴茶入)が置かれています。これにより、濃茶は茶通箱点前と予想がつきます。つまり、濃茶器として黒棗を使うので、薄茶器は、姿が重ならないように四滴を使いますよ...
茶室を作ろう | 2013.05.15 Wed 11:30
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は五月の節句に因んで、鯉桶水指を使った濃茶点前。茶を茶碗にすくい入れ、茶杓で椀中の茶をさばき、茶杓を茶入にもどし、いよいよ水指の蓋を開ける場面。「水指に手桶出さば手は横に前の蓋とりさきに重ねよ」利休道歌より紐の扱いや蓋の取りかたには約束がありますが、流れるような自然さで、さらっといきたいものです。薄茶の最後はこちらも端午の節句の取り合わせの総荘で。主菓子干菓子床花
茶室を作ろう | 2013.05.08 Wed 10:50
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