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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は日月棚を置いて、透木釜で初炭手前の稽古。棚がある場合、釜を引く位置が変わります。釜が大きいので、狭い中にすっきり納める工夫が必用。日月棚で続き薄茶の稽古。濃茶点前はいつも通り。濃茶の後、棚に棗が仕込まれていますので、建水と茶碗を同時に持ちこみます。※建水分の往復が省略できます。定座に座り、棗を手前、茶碗を向こうに置きます。道具の置き合わせ。次客の一口目で、正客の「先のお茶入、お仕覆の拝見を」を受け、茶入、棗の入れ替え。拝見から戻ったところ。最後は、棚...
お茶を楽しむ生活 | 2014.04.09 Wed 09:51
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は特殊点前のひとつ、流し点で薄茶の稽古。※釜は透き木釜。親しい客を一人、二人お呼びし、亭主が客の正面に向き合い、和気あいあいと語り合いながらお茶を点て、お互い楽しむ趣意。※一客一亭が原則。薄茶の平点前とはいえ、ブラインドタッチ的に所作を滞りなく進め、客との会話の方に力点を置くこの点前は、意外にハード。水指がこの位置で、棗と茶碗を流して、同時に置き合わせます。相当に独特。柄杓を体と平行に縦に引きます。茶碗を正面、棗を茶碗と膝の間に置きます。お茶が点った様子。炉縁...
お茶を楽しむ生活 | 2014.04.04 Fri 05:12
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 炉の最後の月となる四月には透木釜(すきぎがま)。いよいよ火を遠ざけたくなる気分がそのまま釜の形態に現れます。周囲に羽の付いた透木釜。釜と炉壇の間に透木を挟みます。濃茶・薄茶点前は特に変わりませんが、炭手前に、透木の扱いが出てきます。炭の組み入れ方もいつも通り。道具を置き合わせ、釜を上げ、畳の中心に引き寄せた様子。ここで透木が現れます。重ねた透木を持ったまま一膝左に向き、鐶の左側に並べて置きます。灰を手順とおり炉中にまいた様子。五徳がありませんので、少々勝手...
お茶を楽しむ生活 | 2014.04.03 Thu 05:13
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 LIXILギャラリー ガレリアセラミカ(中央区京橋3−6)では、金 貴妍 展−陶 wish。短い円柱を重ねて、塔のように積み上げた高さ60cmほどの立体陶芸作品。個々の円柱は、色合いや模様が茶碗の様で、ポップな表現、、意外性、遊び心が滲みます。作家の金貴妍は韓国の美術大学大学院で陶芸を専攻し、卒業後、日本のうつわや陶芸作品に惹かれて来日、現在、京都精華大学の博士課程にて陶芸を学んでいます。作品と部分詳細。作品と部分詳細。やわらかい形、やさしい色合い、でも、なんだか崩れ...
お茶を楽しむ生活 | 2014.03.30 Sun 05:13
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 CUBE1.2.3(渋谷ヒカリエ8F)では、漆と陶−素材を超えて。そのなかでも、茶道の刺激になりそうな作品を紹介。会場風景。東端唯作花器盆(直径38cm)。漆、砥の粉、顔料、銀箔、合板。花器盆といえば、厚みの薄い花器が想起されますが、この作品は斬新です。丸く薄い円盤の中心をずれた位置に、丸い穴が開けられ、植物が挿されます。円盤は少しだけ空に浮き上がり、植物とともに浮遊感が生じています。床間に飾れば、見下ろして鑑賞することとなり、円盤に描かれた模様が目に入ります。しかし、大地...
お茶を楽しむ生活 | 2014.03.20 Thu 05:11
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は、吊釜で唐物点。四ヶ伝の最初の点前。道具の約束が明確になると同時に、伝来を問わない唐物茶入の扱いを学びます。ここから、盆点、台天目へと進みますが、このように最初に戻って稽古をすると、微妙な「手の抜き加減」に意外と気を遣います。唐物ならではの点景。茶入の仕覆を脱がして清め、水指前に置き、茶碗を膝前に置き直して、一膝膝退して、建水を取りに水屋に下がるところ。唐物は別扱い(茶碗とは別格)という原則の顕在化。引き続き丸卓で薄茶の稽古。床飾り。野火焼不尽、春風吹いて...
お茶を楽しむ生活 | 2014.03.19 Wed 11:23
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は、茶通箱(さつうばこ)の稽古。2種の濃茶を点てます。四ヶ伝の一つですが、他の点前が、道具の特殊な扱いが主眼なのに対し、この点前では、普通の道具を使い、2種の濃茶を手際よく点てる事を目的とします。今回は、ひな祭りにちなみ、徒然棚(つれづれだな)を使います。※3月なので吊釜になっています。ちょっとうるさいですが、お客様からお土産に濃茶を頂いたので、このままで、茶通箱で点てましょう、といったシチュエーション。※いきなり茶通箱の正客をさせられるお客様もご迷惑でしょう...
お茶を楽しむ生活 | 2014.03.12 Wed 14:16
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロン(中央区銀座1-8)では、鞆岡隆史展。サブタイトルに、「花木写真展」とあり、おや?と不思議に感じます。一穂堂サロンは、筆者には、茶の湯をフィールドにする、現代作家による優れた美術工芸品を紹介するギャラリーという先入観があり、写真展というイメージに、違和感を覚えたからです。しかし、会場に入り、最初の作品が目に入った途端、完全に腑に落ちました。掛軸に仕立てられた桜の写真と、その部分詳細。これは「写真」ではなく、「写真」の手法を使った、あるいは、「...
お茶を楽しむ生活 | 2014.03.08 Sat 05:29
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 阿曾美術(中央区銀座3−3)では、志村ふくみ展。染織家、紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)であり、随筆家の志村ふくみによる雛形展。以下、展覧会案内の作者コメントの抜粋転記。前略雛形という一つの型は歴史や伝統や長い歳月をかけて洗練された最も日本的な表象であると思います。この度、裂というものを一つの型におさめて表現したいと思い至りました。後略会場風景。雛形に切り取られた裂(きれ)が展示されています。多様な柄、色が並びます。雛形の小宇宙。掛軸に仕立てられた作...
お茶を楽しむ生活 | 2014.03.05 Wed 05:36
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 渋谷ヒカリエの8/d47 design travel storeでは、森正洋の平形めし茶碗展。森 正洋(もり まさひろ)1927〜2005年は、日本を代表する陶磁器デザイナー。佐賀県波佐見にある白山陶器でデザイナーとして活躍しました。1960年、「G型しょうゆさし」で第1回グットデザイン賞で受賞して以来、110を超える作品で、Gマーク選定を受けています。 日本の食卓のデザインクオリティを上げ、デザインとは無縁の一般の人々に、美しい日常道具を、当たり前に使う喜びを広めました。使いやすく、...
お茶を楽しむ生活 | 2014.02.22 Sat 09:14
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