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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は五行棚で、濃〜薄茶の点前。五行棚は十一代玄々斎好みで、焼杉の上下の板を三本の竹柱で支えます。天板の木目の根元は客付に向け、地板は勝手付に根元を向けます。三本の竹柱は、二節を客付、三節を勝手付、一節を中央とします。随分と細かい決め事で、その必然性について、正してみたい気分ですが、「信じる者は救われる」ということで、玄々斎の美的感性に相乗りします。五行の名前は、天板、地板の間に、「木火土金水」が納まっている故だそうで、名実一致のため、風炉は土風炉が適します。※...
茶室を作ろう | 2012.10.03 Wed 14:38
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は風炉で大円草。唐物茶入、和物茶入に二種の茶を入れ、天目茶碗を使って点てます。炉とは何かと異るので、戸惑いながら、長丁場のお点前。一椀目は美味しいのですが、濃茶の二椀目となるとさすがに食傷気味。どうしても、少量で薄く点ててしまいます。ちょっと、勿体無い感じ。点前準備。奥伝なので、四畳半見立てで。曲り茶道口。床花:むくげ、水引草主菓子:紅白すあまetc干菓子:甘納豆
茶室を作ろう | 2012.09.26 Wed 12:14
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は風炉で旅箪笥の稽古。利休好みで、小田原の陣に従った時、持ち運び用に造られたもの。生死を賭けた戦の場に悠長なことだな、と思われますが、茶道社会の人間関係を利用した、影の外交官的側面が活用されました。そう、想像を巡らしつつ、妙な緊張感で濃茶点前がスタート。点前が終わり、道具を旅箪笥中に荘り、水次を持ち出したところ。水を次ぎ、水指を棚の中央に戻し、前戸を、金具をかけて仕舞つけした様子。薄茶点前。茶碗、棗を置き合わせ、柄杓を蓋置きに引いて、建水を進めた様子。薄茶の...
茶室を作ろう | 2012.09.19 Wed 11:42
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活久しぶりの実例紹介。今回は、RC造のマンションをリフォームして茶室をつくりる試み。一戸建と、マンション。どちらが茶室向きかといえば、一般的には、庭との全体計画ということで、圧倒的に一戸建のポテンシャルが高いと考えられていますが、さて、待てよと・・・。一戸建のリフォーム茶室の「強み」1.庭を含めた全体計画が可能。2.床下、天井懐が大きい。↓炉壇の納まり、天井設計の自由さ。3.外部サッシ、水周りも含めた大掛かりなリフォームが可能。「弱み」1.外したり、移動の出来ない、...
茶室を作ろう | 2012.09.14 Fri 10:15
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は四ケ伝の一つ「和巾点(わきんだて)」の稽古。裏千家のHPでは「名物裂(めいぶつぎれ)をもって作った古帛紗(こぶくさ)の上に、袋に入れた中次(なかつぎ)をのせて扱う点前です。」と紹介されています。裏千家11代玄々斎(げんげんさい)考案の点前です。幕末から明治の変動期に活躍した11代玄々斎は、茶道史に残る多くの重要な業績を残しました。三河国松平家藩主(大名)の子という出自もすごいですが、裏千家10代認得斎宗室の婿養子となりました。1865(慶応元)年に宮中での献茶を行い、翌18...
茶室を作ろう | 2012.09.12 Wed 11:43
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は、茶箱点前の中の、秋の点前「月」。野点を前提にしていますので、限られたスペース、コンパクトに納めた道具で、手順は複雑ながら、さらっと、、優雅にすすめたいものです。これだけの道具を、点前の手順に合わせた配置で茶箱に入れてゆきます。納めた様子。器据(きずえ)を据え、道具を所定の位置に、所定の手順で出したところ。茶を点てた時の様子。古帛紗を客付に広げて置き、茶碗を出します。茶箱は野点のために創案された点前なので、リビングのセンターテーブルでも応用可能です。...
茶室を作ろう | 2012.09.05 Wed 18:35
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は桑小卓(くわこじゅく)で濃茶の点前。桑小卓の説明は、第8回0121(炉)にて。スマートなプロポーションなので、風炉と置き合わせても、すっきり納まります。夏らしく水指は「山水染付十二角水指:瑞豊」。平建水に「かに」の蓋置きを仕込みます。七種蓋置きのなかでも、この季節は「かに」が合います。最後に荘り付けた様子。柄杓のバランスは結構アクロバチック。床花:むくげ主菓子:手作りの水羊羹糸切りだんご ういろう風味です。
茶室を作ろう | 2012.09.05 Wed 17:22
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は葭棚(よしだな)で濃茶、薄茶の稽古。葭棚は利休好、用材は杉、客付の柱は皮付の赤松。煤竹で葭簾を押さえ、客付き向こう角に釣棚がついています。風炉の時期、清流庵では簾戸を立て込みますので、素材的な統一感が生まれています。風炉の場合、踏込畳に据え、台目構えとします。広間の一画に、この葭棚を置くだけで、小間の侘びた雰囲気が満ちます。客用の入り口=にじり口亭主用の入り口=茶道口給仕用の入り口=給仕口今回のように点前座(踏込点前畳)が台目畳の場合、茶道口とは別の出入り...
茶室を作ろう | 2012.08.29 Wed 11:39
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は2か月振りに「真行台子」。最後に奉書に乗せた中次を荘りつけて終了。細かい修正点は沢山ありますが、利休の美意識を追いかけつつ、全体の流れを把握しつつ、なんとか格好が付くまで一歩づつ。道具を入れ替えて、引き続き薄茶のお稽古。掛け軸:「阿留辺畿夜宇和(あるべきようは)」「あるがままに」というのでもなく、また「あるべきように」でもない。時により事により、その時その場において「あるべきようは何か」と問いかけ続けます。床花:むくげ敷板:糸巻形主菓子:相国最中(大納言)...
茶室を作ろう | 2012.08.22 Wed 18:39
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は5人で平花月。「七事式」の基本です。火坂雅志著「茶の湯事件簿(淡交社)」の登場人物の一人、「川上不白」の章で、「七事式」制定の経緯が紹介されています。下記要約します。江戸時代半ばになると、稽古事としての茶の湯が広まり、効率のよい稽古方法の必要性が高まりました。つまり、少数相手だと、人数に限界がある。大人数だと、緊張感に欠ける上、微妙なニュアンスが伝わらない。という現状の打開策が急務となっていました。そこで、遊びの要素を取り入れつつ、楽しんで学ぶうち、茶の湯...
茶室を作ろう | 2012.08.15 Wed 20:21
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