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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロンでは、炉の茶碗展。秋から冬にかけて茶室を彩るイメージで厳選された、現代作家による茶碗展。この茶碗で点てたら、この茶碗で喫んだら・・・。楽しく想像しながら鑑賞。掌に取らせていただき、重さ、扱い易さも体感させていただきました。それでは、勝手ながら、個人的セレクション。粉引椀:米林朗高台の微妙なこと。フリーハンドの線が踊ります。志野茶碗:辻村史朗べた底からすくっと立ち上がる胴。黒楽茶碗:辻村史朗掌に気持ち良く納まる、小柄で優しい風情。黒楽茶碗:中村康平...
お茶を楽しむ生活 | 2013.11.06 Wed 05:32
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロンでは、竹籠展。会場風景。茶席での竹の存在感の大きさは言うまでもありません。柄杓を蓋置に引く。茶杓を清める。茶筅通し。竹花入の前で一椀を喫する。煙草盆、炭斗。路地に出ると、・蹲の青竹の筧、・中門の竹の半蔀、・塵穴の青竹の箸、茶室の中は、柱、框、天井など竹三昧。それらは見事に、竹の素材の清楚な特徴を生かしています。※仮に竹の一次製品と呼びます。一方で、細割にして立体に編み上げた籠物にも、※こちらは竹の二次製品と呼びたい。独特の存在感があります。全体の姿...
お茶を楽しむ生活 | 2013.10.30 Wed 09:04
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座3丁目の阿曾美術では、三原研展?。会場風景。焼き締めによる、曲面を組み合わせた花器。動きのある形ですが、饒舌にはならず、ゆったり鎮まっています。形も魅せられますが、肌の表情の豊かさには一層驚かされます。釉薬を使用しないにもかかわらず、土そのものの特長を生かしつつ、焼成の操作で、複雑で味わい深い出来上がりとなっています。阿曾美術での個展ということで、新作の抹茶茶碗も展示されていました。それぞれ、大地の悠久の時間を醸し出す作品。作家にお願いして、掌(たなごころ)...
お茶を楽しむ生活 | 2013.10.23 Wed 05:21
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は風炉で真之行台子。いわゆる「奥儀」には、“真の行”、“行の行”、“大円の真”、“大円の草”があり、それぞれ、風炉と炉とあるので全部で8種類。月1回すら出来ませんので、結構、久し振りということになります。さすがに、順番を追いかけながら四苦八苦という段階は、そろそろ卒業すべきですが、所作の意味を理解、体現しつつ、美しい流れで点前を行うなど、まだまだ。しかし、冗長で、面倒臭いというネガティブなイメージから、良くできたお点前だなあ、と、感心しつつ、楽しめる程度の余裕...
お茶を楽しむ生活 | 2013.10.17 Thu 05:12
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロンでは木工、漆芸家の松崎融展。コの字家具の組み合わせ。黒の面と、朱塗りの線が心地よいリズムをつくります。リビングの一画や、玄関ホールに、この家具を設えれば、床の間的コーナーになります。繊細過ぎないので、洋室にも合いつつ、和が香るはずです。風炉先。シャープでモダンなのですが、温かみもあります。貝殻が貼られることで、骨太の強さに、風雅さが加わりました。ざっくりした肌合いから、一見、赤楽、黒楽に見えますが、もちろん漆器。手にとり、扱ってみましたが、見た目...
お茶を楽しむ生活 | 2013.10.14 Mon 05:28
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 渋谷ヒカリエ8階のART GALLERYでは吉村昌也「素白と玄黒」展。素白(しろ)とは、李朝の粉引を師としながら、「吉村粉引」と呼ばれる程の独自の世界を確立した作品群。玄黒(くろ)とは、白く焼き上がった粉引の生地に更に炭化焼成を加え、玄黒とも言うべき黒生地を作り出す技法の作品群。この個展はその第一回目の成果発表の場となります。会場風景。粉引の温かみと、凛とした涼やかさを併せ持つ肌合。力強く、独創性ある造形。では、お気に入りをいくつか紹介。詳細。青白く輝く青白釉。詳細。詳細...
お茶を楽しむ生活 | 2013.10.13 Sun 05:32
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日の濃茶は四ヶ伝の一つ、台天目で。濃茶を練り終えたところ。茶入を拝見に出した後の様子。茶碗と台は水指中央前に移されています。茶碗を勝手付に置かないのが、この点前らしさ。引き続き小板中置で薄茶点前。中置きについては、前回で説明。運び出しなので、客の迎え付け前はいたってシンプルな荘付。順次運び出し、置き合わせた様子。柄杓を引いた様子。膝前が窮屈になりますので、塩梅良く位置を決めます。まあ、このように展開します。シンメトリー。柄杓に向かって茶筅通しをすることになりま...
お茶を楽しむ生活 | 2013.10.09 Wed 09:42
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は、長板を使った、中置で濃茶、薄茶点前。秋が深まり火が恋しく思う頃、風炉(火)を客に近づけ、水指(水)を遠のけ、暖かさの演出として、中置点前を行います。風炉は長板(道具畳)の中央に置きます。水指は細水指を使い、蓋置きは竹を使います。 ※細水指は、水面の表面積が少ないことによる暖かさの演出。秋の七草細水指。この柄杓の引き方が長板の特徴。中心軸に通った、道具の置き合わせ。びしっと独特。茶入の袋は、建水向こうに置きます。亭主は風炉と正対して点前を行います。少々勝...
お茶を楽しむ生活 | 2013.10.02 Wed 11:08
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 展覧会ではこの内田繁作の「つくばい」も気になる一品でした。蹲踞(つくばい) とは、手水鉢と役石などを含めた意匠の総称ですが、このように手水鉢単体をつくばいと呼ぶこともあります。手水鉢は、1.自然石そのままスタイル、2.見立て(転用)スタイル、3.創作スタイルがあって、数々の名品が、それが据えられる名庭、名茶室とセットで知られています。※和風モダンと称する、お手軽デザインの既成品もたくさん散見されます。さて、内田繁の「つくばい」です。上が丸く盛り上がり、下がすぼまっ...
お茶を楽しむ生活 | 2013.09.25 Wed 10:31
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロンでは、一穂堂恒例の茶道具展「月夜の茶会」−美しい刺激−実力派、個性派揃いの作家たちによる茶道具展。エキセントリックにならず、創造性の暴走を制御し、茶事で「使える」現実性を備え、それでも「芸術」のクオリティを持ち合わせた、朱玉の作品群。わくわくしながら、ユーザー目線で鑑賞しました。その中でも、ギャラリー内の、内田繁設計の茶室に荘り付けられた展示に、目が釘付けになります。思わず靴を脱いで、道具の前に座ります。※茶碗と棗の置き合わせ方に違和感がありますが...
お茶を楽しむ生活 | 2013.09.24 Tue 09:28
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