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今日は炉で行之行台子点前。詳しくは第4、24回で紹介しています。点前準備。荘り付けを終え、客入りを待つ状態。風炉が本来で、このように炉の場合、この竹台子の中に、「土」:水指、杓立「金」:(釜)、火箸、唐金建水「水」:(釜)、水指「火」:(風炉)「木」:(炭)、台子、塗蓋という五行の要素が融合し、大宇宙に座して茶を点てるという構想が未完に終わっています。とはいえ、炉に釜が掛かっているわけで、「点前座が大宇宙」というスケール感に陶酔しつつ、ゆったりと点前を進めます。「置、切、置、切 ..?..」...
茶室を作ろう | 2013.01.30 Wed 10:56
今日は炉で和巾点。詳細は第46回で紹介済み。中次から3杓くみ出し、かき出した後、茶をさばき、茶杓を和巾に置きますが、主役の和巾の上に、ふかずに置くというところに、なにやら、裏千家11代玄々斎(げんげんさい)の深淵を覗き込む不思議さがあります。※実は単なる失念だったりして。引き続きお運びで薄茶点前。水指と茶碗が下関の松風山窯でそろいました。春秋棗を取り合わせて、モノトーンの世界。替え蓋付きの春秋棗。母(教授:紋谷宗智)が毎年招待される、裏千家家元初釜のお土産。(干支の)蛇に由来する三つ鱗紋。...
茶室を作ろう | 2013.01.22 Tue 18:29
酸本草ほうじ くこ葉 ルチン&アミノ酸 コウライニンジンとともに、古くから中国で漢方薬の上薬として珍重されてきた歴史がある【くこ】が健康的な毎日を応援。 玄米、茶葉などを加え、お味を整えた茶料となっています。 ルチン&アミノ酸本草ほうじ くこ葉【税込3000円以上お買い上げで送料無料】AFC(エーエフシー)...価格:378円(税込、送料別) 100gあたりの含有量が1000mgのビタミンC! 柿の葉のビタミンCは、Cになる一歩手前のプロビタミンCの形で含まれており、そのために熱に強く、柿の葉茶として飲...
★SCLトレンドニュース別館★ | 2013.01.21 Mon 13:46
今日は日月棚(にちげつだな)で濃茶・薄茶の稽古。日月棚は井口海仙(いぐちかいせん)好み。溜塗の三本柱の二重棚。天板が円形、中板が三日月、地板が方形。文字通り天板が太陽、中板が月を表し、少々理屈っぽいデザインアプローチですが、結果、きれいで使いやすいデザインに収束されいます。よく見ると、相当にモダンで大胆。中板が三日月形なので、水指を定位置のままでスムーズ扱えます。意外な効用。濃茶点前の準備で、大海茶入を荘り付けます。一通り置き合わせたところ。薄茶点前を終えて、総荘り。三つ人形の蓋置は、...
茶室を作ろう | 2013.01.16 Wed 15:38
お寺見学(研究)の際、付属施設としてのお茶室を時々見かけ、「見たいなあ」と塀越しにながめていますが、なかなかかなわず、幸い、このお寺では近くで拝見できましたので、さっそくレポート。右手に腰掛待合、左手、茶室棟。お寺の境内から上がった所、見晴らしの良い明るい高台に建てられています。二面にぐるりと土庇。腰付障子の貴人口、その上と横に下地窓。桁側に回り込むと、躙口、その上に幅の2/3重なり、下地窓。右に高さの1/2重なり、連子窓。ゆったりした土庇下の空間。躙口からのぞきます。蹴込床の右に、丸...
茶室を作ろう | 2013.01.09 Wed 17:45
今日は新年らしく、朱銀箍の手桶水指で、濃茶、薄茶点前。水指は大振りの道具ですので、存在感も大きく、ぱっと茶席が華やぎます。・水指に手桶ださば手は横に 前の蓋とりさきに重ねよ(利休百首より)蓋は割蓋になっていますから、前の方をとり、向こうの蓋に重ねて置きます。蓋の合わせ目は、上にかかっている方を手前にします。末客の喫み切りで居前にもどり、水指の蓋を取ったところ。引き続き薄茶点前。正月らしく、15代鵬雲斉好写 独楽棗。甲は平で、金蒔絵で唐草風の蒔絵が描かれ、エキゾチックな雰囲気。掛け軸:1...
茶室を作ろう | 2013.01.09 Wed 15:25
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活2012年12月29日十五代 楽吉左衛門展「フランスでの作陶」日本橋三越店にて鑑賞。会場正面の花器のアップ。今回の印象を一枚の写真で表現するならこの一枚。深さ、多様性、勝手に広がるイメージ。茶席に置けば、一輪の花、禅語と同じく、深い世界をその向こうに見せてくれるのでしょう。手に取れませんでしたが、大きさも手頃だし、これで飲めない事もないな、という印象。それならば、こんなに強い芸術的表現でも茶道具として成り立つはず。飲みにくさを補って余りある、存在価値の創造は...
茶室を作ろう | 2013.01.08 Tue 06:50
さあ、巳年。お茶の楽しみも、色々と蛇行しながら。 例年通り新年3日に初釜を行いました。例年通りの床飾り。詳しくは去年の「6.初釜:120103」にて。大いなるマンネリの有難いこと。去年と異なるのは、真台子で点前を行ったこと。やや仰々しいですが、初釜らしく、程よい緊張感が演出されました。初炭手前が始まるところ。引き続き、五段重などが出され、和やかに懐石を味わいます。最後に自家製の花びら餅をいただき、中立へ。後座では真台子で濃茶。薄茶は主客交えて、花月の趣向で。苺でさっぱりして、花月を二騎行...
茶室を作ろう | 2013.01.07 Mon 22:32
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は台子、炉で初炭の稽古。年明けの初釜の予習です。炭斗に炭を組入れ、釻を仕込みます。火箸、羽箒、香合は台子に荘っておきます。台子に荘り付けた様子。これで準備完了。初掃きをして、羽箒を置いたところ。このタイミングで客は炉辺に進み、炉を囲うようにして炉中を拝見します。これから下火を直します。さらにまき灰のあと、炭を順についでゆきますが、丸・割管炭を一緒につぐあたりが最大の見せ場。何気なく、さらっと手際よく。「炭置くはたとひ習ひに背くとも湯のよくたぎる炭は炭な...
茶室を作ろう | 2012.12.19 Wed 12:08
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活今日は長板総荘りで、濃茶、薄茶点前。長板とは台子の天板を外した形式。点前は台子の扱いと同じです。厳格さと清楚さを併せ持つ、見た目も所作もきれいな点前です。炉の場合、水指・柄杓立・建水・蓋置を飾ることを総荘りと呼びます。濃茶を練りあげた場面。釜の蓋が共蓋なので帛紗扱いで、仮置きしています。「家元と一問一答」で読みましたが、点前の折、杓立から(使わないのに)火箸を抜き、長板と勝手の間に置くのは、点前をするうえで柄杓の扱いに差し支えがないようにとの配慮からとのこと。なる...
茶室を作ろう | 2012.12.12 Wed 11:30
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