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と言ったのは、いま「龍馬伝」を演出するNHKディレクター、大友啓史さんです (17日の『朝日新聞』be)。 この記事では「NHKは民法とはまた違う自由で個性的なディレクターを生んで きた」と書かれていますが、その傾向は最近ますます顕著になっていると思い ます。視聴率が関係ないから、と言ってしまえばおしまいですが、挑戦的で 斬新な番組が目立ちます。しかしよく見れば、流行しているものは確かに、 これまで大衆が思ってもみなかったポイントを衝いたもので意外性が際立ちます。 お客さんに合わせてマーケティングでつ...
いいコトバ | 2010.07.21 Wed 22:06
家畜伝染病が襲った宮崎県下、養豚業を営む父親から「豚もいなくなったし 好きな道に進んでいいからな」と言われた北山岳君は即座にこう答えたのです (8日の『朝日新聞』夕刊)。 実はこの岳君、宮崎県立高鍋高校の野球部員です。この野球部に幼なじみでしかも 正一塁手争いをする一政豪平君がいます。「大人になったら、お前んとこの豚食い ながら美味い酒飲もうな。お前がまた復活させろ!! 命令じゃ」それは、豚が 殺処分になった直後に岳君が綴ったブログに対する豪平君の書き込みでした。 高鍋 9-0 高城。県立高鍋高校...
いいコトバ | 2010.07.20 Tue 00:16
東武東上線「鶴ヶ島」駅の男子トイレに貼られていた「清掃員一同」の方からの メッセージです。先日、取材に出かけて見つけました。この種の貼紙は駅の トイレに多いですが、この言葉は強かった。「素晴らしい職場、素敵な学校がある ように」と、利用客の環境と同じく、このトイレこそが私たちのステージと語る 主張は真っ当でした。駅のトイレ、恐らく昔より使い方は下品になっていますね。 私は個室に入って用を足すと必ず簡単な清掃をして出ます。ここにも現在の 日本人のマナー崩壊の現実があります。しかし「仕事場」とい...
いいコトバ | 2010.07.08 Thu 11:49
知り合いの30代のOLさんが、昨今の若手男性社員の酒の飲み方を批判したあと、 言い放った言葉です。いきなりイチゴサワーの類を注文する輩をたしなめたこの 言葉、迫力がありました。ハイボール人気も手伝ってか、ビールの消費量が 落ちているようですが、可愛いサワーに何の抵抗もない世代も多少の影響を 与えているようです。確かに“飲ミニケーション”の場に、このような飲み物は そぐわないかも。「ぬる燗で」なんて言いつつ味わう日本酒の粋、なんてのも 忘れないでほしい。でも、この言葉を「草食男子」の文脈で語ってはい...
いいコトバ | 2010.06.14 Mon 00:25
1894年に「糸繰機三十年木制動力織機」を発明し、1918年に豊田紡績を 設立、その後のトヨタグループの礎を築いた豊田佐吉の言葉です (東京都神社庁『生命の言葉』五月)。 同じような言い回しがありますね。この「人間」を「あなた」に変えても 至言は通用します。自分のいまの力の「百倍」が本当の力だなんて、 想像すらつきませんが、そう考えることは勝手なんですから、私も時折、 そんな想像をしてみることがあります。そしてやっぱり我に返る訳です。 目の前の目標を一つ、ひとつ、と。 JUGEMテーマ:ビジネスの名言
いいコトバ | 2010.06.02 Wed 02:36
経団連会長にして、あの81年の第二次臨時行政調査会を「土光臨調」と 呼ばせた土光敏夫さんが部下に命じていたという言葉です (8日の『朝日新聞』朝刊be/磯田道史の『この人、その言葉』)。 目刺しを好んだ質実剛健の気風は当時でも異彩を放っていました。よく「5分だけ」 なんて言葉で始まる打合せがありますが、そんな上手く済む打合せなんてあり ません。どんな会議も進行役がいますが、この方がまとめ切れないと会議は長く なります。ほぼ煮詰まりながら進行役に沈黙されては、終わる会議も終わらない。 整理し方向付け...
いいコトバ | 2010.05.31 Mon 00:41
竹中平蔵さんが、バラク・オバマ大統領の下で国家経済会議委員長を務める ローレンス・サマーズのこの言葉を紹介しています (9日の『サンデー・フロントライン』)。 確かに、言い得て妙ですね。この種の言い方、経済分野でも多いですが、 超高校級と呼ばれる球児に「100年に一人の逸材」なんて表現もよく使われます。 そもそも現実にならなくても言った本人は何の責任も取られない下での言い方 なんですから、サマーズのこの皮肉はかなり上質です。経済評論家に聞かせたい。 そう言えば「2番底」は来なかったですね。来てほ...
いいコトバ | 2010.05.21 Fri 07:08
大きい会社の商品なので企画会議もあったであろう。「プリマモエミ」前身がプリマドンナだったので、まあ「プリマ」が冠するのは決まっていたのかもしれない。その後に「モエミ」を持ってくるのを提案したのが、若手社員だったのか、ベテラン社員だったのかで随分印象が違ってくる。幾つか妄想してよう。・若手が安易に提案したものに、ベテランが「それ、いいじゃないか!」と予想外に大きく同意した。・発言力のある、あるいはネーミングに実績のあるベテランの提案に、なんとなく否定し辛かった。・最近失敗続きで、自信をなくし、...
日々平安ウエストウッド | 2010.05.08 Sat 23:09
これは好業績を取り戻した米国フォード・モータースの会長、ビル・フォード が、失敗を乗り越える意識の核にあった言葉として語っていたものです (4月29日の『ABC News Shower』)。 直訳すると「製図版に戻る」つまり、「一からやり直す」という意味です。 2010年の米カー・オブ・ザ・イヤーで乗用車・トラック両部門を制した 復活劇は本物でしょう。この「製図版」は「初心」と言い換えることができる かもしれません。人は得てして原点を見失ってしまうものですね。 戻れる「製図版」もちゃんと用意しておきたいものです...
いいコトバ | 2010.05.06 Thu 01:07
世界で初めて真珠の養殖に成功した御木本幸吉のこの言葉を、 出久根達郎さんが紹介しています (『ツインアーチ』5月号/東京ゆかりの『人生』経営人)。 御木本が、あの発明王エジソンを訪ねた時、エジソンは自分ができなかったこと として「ダイヤモンドと真珠を造ることだ」と述べた逸話が残るそうです。 「ためらい」はもちろん、誰にでもあります。でも、私にとってこの言葉は 次のような実にシンプルな教えをしっかりと刻んでくれます。 ためらう時は、ためらわなくていい。そう思わせてくれる力がある言葉ですね。 J...
いいコトバ | 2010.05.02 Sun 08:22
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