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活字中毒〜読書記録〜
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活字中毒〜読書記録〜

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活字中毒〜読書記録〜
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読書感想文ではなく読書記録。
とにかく既読本を記録しておきたい!
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バラードは捜査で眠れない

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「ダーク・アワーズ(上・下)」 マイクル・コナリー著 古沢嘉通 訳 講談社文庫 2月19日に読み始め、2月25日に読了。   夜勤刑事レネイ・バラードの登場もこの作品で4作目。 ここ最近の作品と同様今回もハリー・ボッシュとタッグを組んで捜査を進める。 警察官であるレネイ・バラードが主演、引退して私立探偵となったハリー・ボッシュが助演といったところか。 改めてカバーを観て気付いたが、「THE NEW BALLARD & BOSCH THRILLER」と書かれている。 &...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.03.01 Wed 21:38

名人位を十七世名人が語る

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「藤井聡太はどこまで強くなるのか 名人への道」 谷川浩司 著 講談社+α新書 2月17日に読み始め、2月21日に読了。   将棋界が盛り上がっている。 現在は王将戦七番勝負の真っ最中であり、おそらく将棋棋士で一番知名度の高い棋士と二番目に高い棋士がタイトルを争っている。 どちらが一番目でどちらが二番目かはわからないが、藤井聡太王将に羽生善治九段が挑む戦いだ。 特に羽生九段は、通算タイトル獲得数99期、ここで王将位を奪えば前人未到の獲得タイ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.02.28 Tue 22:01

不気味な天使が空舞う下で

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「楽園とは探偵の不在なり」 斜線堂有紀 著 ハヤカワ文庫JA 2月12日に読み始め、2月18日に読了。   2020年の各種ミステリーランキングの上位に入っていた小説。 昨年秋に文庫化されたので、いいタイミングだと思い読んでみた。   著者の作品は初めて読む。 変わったペンネームだと思い検索にかけてみたところ、そこで初めて著者が女性であることがわかった。 変わったペンネームの場合、男性が多いという私の勝手な思い込みがあったが、見事に外れて...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.02.21 Tue 21:56

辞書の編集は刑罰だった?

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「辞書編集、三十七年」 神永曉 著 草思社文庫 2月6日に読み始め、2月16日に読了。   会社の2月頭の朝礼で、社長から辞書に関わる話があった。 興味を覚え、話の中に出てきた本を探したが見つからず、代わりに読もうと思ったのがこのエッセイ本だ。   著者は小学館(と関連会社)で長く辞書の編集に携わっている。 特に国内最大の国語辞典「日本国語大辞典 第二版(50万項目、100万用例収録!)」制作時には編集長の立場だった。 編集者になってか...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.02.20 Mon 21:51

濃厚で重厚な読ませる小説

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「われら闇より天を見る」 クリス・ウィタカー著 鈴木恵 訳 早川書房 2月1日に読み始め、2月11日に読了。   昨年の翻訳ミステリ界随一の話題作。 このところ「カササギ殺人事件」から始まるアンソニー・ホロヴィッツ王朝が続いていたが、この本は各種ランキングで軒並み1位を獲得、ホロヴィッツの連続1位記録をついに止めたのでした。   約500ページの大作で、要約するのも簡単ではない。 まず押さえて置かなければならないのは主人公の二人だろう。...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.02.17 Fri 21:57

西の明石、東はこの自治体

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「流山がすごい」 大西康之 著 新潮新書 1月31日に読み始め、2月5日に読了。   人口が減りゆく日本、個別に見ても多くの自治体で人口減少が止まらない。 だがしっかりした政策を打ち出すことで、逆に人口増につなげている自治体も確実に存在する。 代表的なのが西の明石市、そして東は今回読んだ本で取り上げられている流山市である。   明石市の場合は、市長が悪い面も含めて目立つこともあり、人口が増加していることはすでに知っていた。 対して...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.02.14 Tue 21:58

謎解きはスイーツのあとで

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「巴里マカロンの謎」 米澤穂信 著 創元推理文庫 1月28日に読み始め、1月31日に読了。   船戸高校に通う高校生、小鳩常悟朗くんと小佐内ゆきさんが主人公の『小市民』シリーズの、今のところの最新作。 「春期限定〜」「夏期限定〜」「秋期限定〜」と来て、「冬期限定〜」で終わるのかと思いきや、その前に連作短編集が刊行された。 シリーズの掉尾を飾る作品を生み出すのに苦労しているのか、あるいは出版元がこのシリーズを終わらせるの...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.02.12 Sun 22:14

刊行時は無冠、現在は五冠

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「弟子・藤井聡太が教えてくれた99のこと」 杉本昌隆 著 PHP文庫 1月25日に読み始め、1月29日に読了。   何を今さらと言われそうだが、今将棋が面白い。 その中心にいるのが藤井聡太五冠なのはいうまでもない。 現在も二つのタイトル戦を戦っていて、防衛し奪取すれば六冠になる。 今までタイトル戦負けなしなだけに、六冠になる可能性はかなり高いといっていいだろう。   その藤井五冠の師匠が、今回紹介する本の著者である杉本昌隆八段。 テレビ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.02.07 Tue 21:58

出会いはポーランドの書店

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『「グレート・ギャッツビー」を追え』 ジョン・グリシャム著 村上春樹 訳 中公文庫 1月24日に読み始め、1月27日に読了。   出会いはポーランドの書店だった。 村上春樹がポーランドを旅していたとき、読む本がなくなって、たまたま入った書店で手に取ったのがこの本の原著。 内容要約を読んですぐ購入に至る。 そりゃあフィッツジェラルドは一番影響を受けた作家でもあるし、自身で「グレート・ギャッツビー」を翻訳しているし、この小説も翻訳したいと思うの...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.02.03 Fri 21:58

坊っちゃんと乗り物の時代

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「旅する漱石と近代交通 鉄道・船・人力車」 小島英俊 著 平凡社新書 1月18日に読み始め、1月24日に読了。   昨年6月に読んだ「世界鉄道文化史」の著者の最新刊。 といっても同じ著者だということを、本を買ってから気付いたのだが。 150年目の鉄道記念日の前ではなく、後に刊行されたことに好感をもった。 売らんがために話題性のあるタイミングで出すのではなく、じっくりと内容を充実させていったがために鉄道記念日より後の11月刊行になってしまったのでは...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.01.31 Tue 22:00

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