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活字中毒〜読書記録〜
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活字中毒〜読書記録〜

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活字中毒〜読書記録〜
このテーマについて
読書感想文ではなく読書記録。
とにかく既読本を記録しておきたい!
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社会の裏側に巣食うモノ達

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「日本の闇と怪物たち 黒幕、政商、フィクサー」 佐高信 森功 著 平凡社新書 7月20日に読み始め、7月26日に読了。   評論家佐高信とノンフィクション作家森功の対談をまとめた本。 テーマは、社会の裏側に巣食うやつら。   佐高信の書いた本は今まで何冊も読んできている。 だが森功のものはまだ読んだことがない。 昨年末に出た「国商 最後のフィクサー葛西敬之」の著者であり、この本は読んでみてもいいかもと思っていた。 いきなり単行本を...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.09.15 Fri 22:28

嘘つきは社会人の始まりか

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「六人の嘘つきな大学生」 浅倉秋成 著 角川文庫 7月18日に読み始め、7月22日に読了。   今回も、ふた月近く前に読み終えた本を取り上げることになる。 栃木SC戦の後、伊勢崎へ向かう両毛線の電車の中で読み終えたのを覚えている。   著者の作品を読むのは初めて。 ちょっと気になることがあり、著者のWikipediaを検索してみたら、欲しい情報は載っていなかった。 だが千葉県出身で『千葉ロッテマリーンズのファンであるという』とあった。 最近は...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.09.13 Wed 22:04

中公文庫から二冊目が出た

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「時刻表昭和史 完全版」 宮脇俊三 著 中公文庫 7月12日に読み始め、7月19日に読了。   読書記録の更新の遅れがひどいことになっている。 7月19日に読み終えた本を、2ヶ月近くたってから紹介することになってしまった。 ひと月以内の遅れで持ちこたえていたつもりだったが、いつの間にかこんなに遅れてしまっていた。 少しでも挽回に努めなくては。   今回は宮脇さんの復刊本である。 角川選書で最初に刊行され、続いて文庫化、角川文庫に収まる...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.09.11 Mon 22:07

前二作と違うのが嫌な予感

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「三時間の導線(上・下)」 アンデシュ・ルースルンド著 清水由貴子 喜多代恵理子 訳 ハヤカワ文庫 7月10日に読み始め、7月17日に読了。   〈グレーンス警部〉シリーズの最新作。 潜入捜査員ピート・ホフマンが活躍するシリーズ内シリーズでもある。 シリーズ内シリーズは「三秒間の死角」「三分間の空隙」と来て、今度は三時間だ。   実はこの作品を読む前に、二つの要因から、今回は今までの作品よりやや落ちるかも知れないと心配していた。 一つ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.08.15 Tue 21:04

何号車まで連結されるかな

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「歴史のダイヤグラム〈2号車〉 鉄路に刻まれた、この国のドラマ」 原武史 著 朝日新書 7月9日に読み始め、7月11日に読了。   1年半ほど前に「歴史のダイヤグラム 鉄道に見る日本近現代史」を読み、このブログでも記事にした。 その本の続編になるのが今回読んだこの本だ。 単に「2」ではなく、〈2号車〉とするところが、いかにも鉄学者が書いた本の題名っぽい。 前著同様、朝日新聞土曜別刷り「be」連載をまとめたものである。   今回も目次か...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.08.12 Sat 13:31

共鳴の先にある確かな未来

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「52ヘルツのクジラたち」 町田そのこ著 中公文庫 7月5日に読み始め、7月9日に読了。   2021年本屋大賞の大賞作品。 今まで著者の小説は読んだことがなかった。 ミステリ畑の作品を読むことが多いので、非ミステリの、それも女性作家の作品はあまり読んできていないのだ。 私の頭の中の、いつもと違う部分に響くような本であればいいなと思って読み始めた。   まず題名だが、これだけだと意味がよくわからない。 カバーにある内容紹介に以下のよ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.08.11 Fri 15:16

「妄想、まとめません?」

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『国道16号線 「日本」を創った道』 柳瀬博一 著 新潮文庫 7月3日に読み始め、7月8日に読了。   単行本刊行時に話題になった本。 文庫化されたのを機に読んでみた。   国道16号線は、東京都心部を中心軸にして、横浜市を起点にぐるっと一周し、途中で海を渡ってまた横浜市に戻るというちょっと変わった経路を取る国道だ。 この国道が通る主な市名をあげる。 町田・相模原・八王子・川越・さいたま・春日部・野田・柏・八千代・千葉・市原・木更津、...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.08.09 Wed 21:56

天使の街を謳歌そして悲劇

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「陽炎の市(まち)」 ドン・ウィンズロウ著 田口俊樹 訳 ハーパーBOOKS 6月28日に読み始め、7月4日に読了。   〈ダニー・ライアン三部作〉の二作目。 アイルランド系マフィアのダニー・ライアンは、故郷のロードアイランド州でのイタリア系マフィアとの抗争の後、大きく人数を減らした部下とともに西へと逃亡した。 落ち着いた先は陽光まぶしいカリフォルニア州、そこは陽炎のまち。   ウィンズロウとカリフォルニアといえば、波乗りの小説があったこ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.08.06 Sun 13:49

博報堂の管理職だったとは

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『幸福な退職 「その日」に向けた気持ちいい仕事術』 スージー鈴木 著 新潮新書 6月26日に読み始め、7月1日に読了。   音楽評論家スージー鈴木の本職は、博報堂勤務それも局長のサラリーマンだった。 そして55歳で退職していた。   書店の平台にこの本が並んでいるのを見たとき、「スージー鈴木」と「仕事術」のミスマッチぶりに興味を惹かれすぐに購入してしまった。 今までスージー鈴木の音楽本は何冊か読んでいて、このブログでも「EPICソニーとその...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.08.03 Thu 22:22

優位に立ったかと思えば…

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「シーソーモンスター」 伊坂幸太郎 著 中公文庫 6月20日に読み始め、6月27日に読了。   ついに読み終わってからひと月以上あいてしまっての記事となってしまった。 どこまで覚えているのかまったく自信がないが、『あとがきにかえて』などを参考にできるだけ記憶を辿って書いていきたい。   〈螺旋プロジェクト〉全8冊のうちの1冊。 〈螺旋プロジェクト〉ってなに?という質問が当然起こると思うが、伊坂幸太郎が言い出しっぺのプロジェクトで、『あ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.08.01 Tue 21:56

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